『哀愁の町に何が降るというのだ。』

椎名誠

  2025年3月12日発売   定価1,980円(税込)

人生はサバ缶とかデカメロンのようなもの。

あの哀愁の町が帰ってきた! 1981 年から82 年にかけ情報センター出版局から全3巻で刊行された『哀愁の町に霧が降るのだ』は東京の下町、江戸川区西小岩の陽の差さない6畳1間のアパートで共同生活をする...

『そして奇妙な読書だけが残った』

大槻ケンヂ

  2025年2月14日発売

本を読んだらどうかな? そんな時は。

僕だけが憶えている本、コロナ禍でのライブと猪木の言葉、栗城和城とプロレスの共通点、発熱時の『闇の左手』現象、目羅博士的跳躍に書店怪談...。驚いたり、思い出したり、しみじみしたり。本とオカルトを愛する...

『酒場とコロナ』

あのとき酒場に何が起きたのか

大竹聡

  2025年2月28日発売

「僕らにとって一番辛いのは、忘れられてしまうことです」

酒場取材30年の「酒とつまみ」創刊編集長が聴き歩いた生の声。コロナに翻弄された酒場の記録。当面の間、休業いたします。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、休業、時短営業、ソーシャルディスタンス、酒類提...

  電子書籍あり  

『酒を主食とする人々』

エチオピアの科学的秘境を旅する

高野秀行

  2025年1月22日発売   定価1,980円(税込)

本当にそんなことがありえるのか?

世界の辺境を旅する高野秀行も驚く" 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす" 仰天ワールド!話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに! 幻の酒飲み民族は実在した!すごい。すご...

『おすすめ文庫王国2025』

本の雑誌編集部

  2024年12月6日発売   定価880円(税込)

文庫大好き!

年末恒例のブックガイドといえば「おすすめ文庫王国2025」! 高くなったとはいえ文庫はまだまだ庶民の味方(のはず)。文庫になるのをじっと待って読書を楽しでいるみなさま(私も)に向けた最強のブックガイド...

『羊皮紙をめぐる冒険』

八木健治

  2024年11月29日発売

中世ヨーロッパの製法に従い 日本の風呂場で羊皮紙を作る

「ローマの学者プリニウスによると、古代ペルガモンの人が「動物の皮を紙にしよう」と思い立ったという。この皮を見ながら、どこをどうしたら紙にしようという発想が生まれるのか不思議でしょうがない。」(本文より...

『文芸記者がいた!』

川口則弘

  2024年9月20日発売   定価1,980円(税込)

芥川・直木賞がすごいわけじゃない! 文学賞にニュース価値あり、とまつり上げてきた文芸記者こそが異様なのだ!

日本に新聞が誕生して150年、文学と密接に関わり、長きにわたって併走してきた文芸記者の仕事と生き様を追い、文学をめぐる環境がどう変わってきたかを探る、まったく新しい文学史。 「文芸記者は主役になること...

  電子書籍あり  

『漫画 本を売る技術』

池田邦彦【漫画】、矢部潤子【原作】

  2024年7月26日発売   定価1,760円(税込)

本を売るのはすっごく楽しい!

書店員の仕事を克明に語り、大変話題となった『本を売る技術』のコミカライズ。書店員の仕事の奥深さを教えてくれるお仕事漫画が登場!■A5判並製 ■160ページISBN978-4-86011-492-3[目...

『日記から 50人、50の「その時」』

坪内祐三

  2024年6月21日発売   定価1,980円(税込)

これぞ、坪内祐三だ!

日記からひもとく時代と人物「毎日新聞」伝説の連載から20年の時を経て待望の書籍化  この連載を始めるに当たって、私は、いくつかのしばり、すなわちルールを作った。 一回一回の分量は短いから、そういうしば...

『九条の何を残すのか』

憲法学界のオーソリティーを疑う

木村晋介

  2024年5月22日発売   定価1,320円(税込)

偏った憲法論に新しい時代のフェアネスを!

本書は半世紀以上にわたり弁護士として法律と向き合ってきた木村晋介が高名な憲法学者の学説への批判を通じて憲法九条と日本の安全保障の関わりを改めて考えてみようと提言する本です。始まりは憲法学界のオーソリ...