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福岡空港、第2滑走路が3月20日供用開始

国土交通省は、福岡空港の第2滑走路について、3月20日から供用開始する。福岡空港は、滑走路1本の空港としては国内で最も旅客数と発着回数が多い空港。西日本地域の拠点空港であり、九州やアジアの玄関口として、社会経済活動の中心的役割を担っている。

第2滑走路は、2015年から建設を開始。既存の滑走路と並行して、国際ターミナル側に設置される。長さは、第1滑走路の2,800mに対して、第2滑走路は2,500m。誘導路も新たに設置されるほか、既存の誘導路も二重化する。

第2滑走路が増設されることで、滑走路処理能力は現状の17.6万回/年(38回/時)から、18.8万回/年(40回/時)に向上。将来的には進入方式の高度化などにより、21.1万回/年(45回/時)を目指す。総事業費は1,643億円。