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2024年12月6日 放送 第1143回
揺れる新橋!再開発物語~サラリーマンの聖地が変わる!?~
「サラリーマンの聖地」として全国にその名を知られる、東京・新橋。手頃な飲食店や居酒屋、バーや金券ショップなどが立ち並ぶ、働く人たちにとって憩いの街だ。しかし、そんな新橋も周辺地域での大規模な再開発やコロナ禍を経て、人の流れに変化もあり、その活気が失われつつあるという。駅西口のランドマーク「ニュー新橋ビル」も、築50年を超え老朽化が進んでいることに加え、他のエリアから取り残されないため、高層ビルを建設する再開発の計画が進む。しかし、建設コストの高騰など経済環境の変化もあり、なかなか具体的なビジョンが見えてこない。一方、駅西口のSL広場に面した8階建てのビルが、新たなレジャー施設として改装され11月にオープンした。かつて家電量販店が撤退してから2年あまり空き家となっていた場所だ。新橋駅西口を巡る動きから、都市再開発の最前線を描く。
放送内容詳細
再開発が遅れる「ニュー新橋ビル」…入居者それぞれの思い
駅西口のニュー新橋ビルを含む「SL広場」一帯は、高層ビル2棟の建設を中心とした再開発の対象となっている。小学校跡地である桜田公園を含む、広大なエリアだ。ニュー新橋ビル自治会の会長である長尾哲治さん(55)。生まれも育ちも新橋の長尾さんは、急逝した父の意志を継いで現在の役職についた。再開発計画が遅々として進まないことに頭を悩ませている。入居者の意見を集約しなければならないからだ。現状の打開を図りたい長尾さんは、奇抜な発想で駅前ビルを開発中の浜倉的商店製作所の浜倉好宣さん(57)と接触。協力して再開発、街の活性化を進められないか模索する。街の再開発と活性化を図る2人のキーマンから、再開発の現状と課題を取材する。
新橋駅西口に誕生!異端児が手がける新商業施設とは
新橋駅西口駅前に建つ1棟のビル。SL広場の目の前という好立地にも関わらず、ヤマダ電機が撤退した後、空き家となっている。実は、このビルを丸ごとレジャー施設として改装・開発するプロジェクトが進んでいた。手がけるのは、東急歌舞伎町タワー内の「歌舞伎横丁」など“ネオ横丁”を手がけた「浜倉的商店製作所」の浜倉好宣さん。“横丁”風の飲食店で街に賑わいを生み出してきた業界の異端児だ。今回挑むのは“縦丁”。ビルの地下1階から地上8階までをタテに使い、様々な趣向を凝らした商業施設「グランハマー」をつくるという。コロナ禍の影響でかつての賑わいが失われた新橋。お隣の銀座はインバウンドの観光客があふれているが、彼らが新橋に足を伸ばすことは少ない。「インバウンドを呼び込み、新橋を活性化させる」のが、浜倉さんの狙いだった。地下1階に開店を準備するのが炉端焼きの店、その目玉にするため巨大水槽を設置する。果たして何が行われるのか?浜倉さんの前人未踏の仕掛けで人を呼ぶことができるか・・・。
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