吉本興業を退社したキングコングの西野亮廣(40)が1人の女性リスナーと〝粘着バトル〟を繰り広げていた。西野は自らが製作総指揮、原作、脚本を務めた映画「えんとつ町のプぺル」の上映以来、全国の映画館を飛び回って〝ファンと一緒に鑑賞会〟を続けており、SNSで「次回はどこの映画館の何時の回に行きます」と予定を発信している。

 西野来場となればさらに多くの入場者が集まる。そんな状況を懸念した女性ファンの1人が1月14日の西野のユーチューブチャンネル「エンタメ研究所ラジオ」のライブ配信に参加し、チャットで「コロナが増えているのに西野さん自身がなぜ行くのか」と素朴な疑問を投げかけた。

 これに西野は「自粛警察気味になっている。20時までの営業を守っている飲食店に営業するな、集客するなと言うのはどうなのか。言う相手を間違っている。法定速度を守っている車に走るな、と言っているようなもの。納得いかないなら政治家になって自分がルールを作った方がいい」などと猛反撃。約30分間にわたってやりあったが、チャットで話すしかない女性がほぼ一方的に〝説教〟される格好となった。

 さらに翌日、女性は西野のブログに自分のことが書かれているのを発見。ライブ配信と同様の主張や「ルールを守っている人を攻撃してしまう人が一番の癌なので、そこは真っ先に潰さなきゃいけない」などと長文が書かれていた。素朴な疑問がまさかの千倍返しにあい、女性はたまらず今月9日、SNSの〝駆け込み寺〟コレコレの「コレコレチャンネル」に連絡し「30分ごちゃごちゃ怒られた。そんな著名人いるのかって思った。自分のファンをあおる形でやるのは不公平です!」とまくしたてていた。

 現在も「エンタメ――」アーカイブに問題のやりとりは残っているが、その女性のチャットのセリフのみが削除されている。