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低侵襲心臓手術
ミックス
一般的な心臓血管手術は、胸に20〜30cm程度の切開(胸骨正中切開)が必要で、術後に痛みや運動制限がありました。
MICSでは、3~7㎝程度の小切開で手術を行うため、身体への負担が小さい、傷が目立たない、早期の退院や社会復帰が可能といったメリットがあります。術後早期から手術前に近いQOL(生活の質)を維持できます。
経カテーテル的大動脈弁置換術
タ ビ
動画提供:エドワーズライフサイエンス社
当院は、2021年2月、経カテーテル的心臓弁治療関連学会協議会よりTAVI実施施設に認定されました。
TAVIは、重症大動脈弁狭窄症の根本治療の1つで、胸を切開せず、心臓を動かしたまま、太ももの付け根などの血管からカテーテルを挿入し、そのカテーテルを使って人工弁を患者さんの心臓まで運び、留置する治療法です。従来の外科手術に比べて格段に体への負担が少ないため、これまで手術を諦めていたハイリスクの方も適応となる可能性があります。
何よりも大切なのは「より安全に、高い効果が得られる治療を、確実に行うこと」だと考えています。
一人ひとりの患者さんに対して、経験豊富な心臓血管外科医と循環器内科医がチームを組んでオーダーメイドの治療をご提案いたします。
患者さんにやさしい
低侵襲な心臓血管手術
できるだけ小さな切開で行う、MICS(ミックス)やTAVI(タビ)などの「低侵襲治療」を積極的に行っており、良好な手術成績が得られています。
3D胸腔鏡(内視鏡) を用いたMICS
MICSの中でも、胸を広げる際に開胸器を使わず、胸腔鏡を挿入して胸腔鏡が写したモニターを見ながら手術を行う「3D胸腔鏡下MICS」を施行しています。
経カテーテル大動脈弁留置術
(TAVI)
TAVIは、重症大動脈弁狭窄症の根本治療の1つで、太ももの付け根などの血管から挿入されたカテーテルを通して、大動脈弁に人工弁を留置する治療法です。
循環器内科と心臓血管外科 の緊密な連携
手術前の適応決定から治療方針、術後の治療方針に至るまで、ベストな選択をチームで考え抜き、最良の治療を追求します。
国内有数の スペシャリストとの連携
当院は心臓血管外科手術を牽引する国内有数のスペシャリストをお呼びして手術を行うことがあります。
心臓・血管に精通した 質の高い検査
循環器専門病院に相応しい高い専門性をもったスタッフと最新の検査設備を保有し、質の高い検査を提供しています。
ご相談いただくことが多い
成人心臓血管外科の全領域に対応しています。 カンファレンスにて適応と判断された症例に対しては、積極的にMICSを施行しています。
●冠動脈バイパス術
安全にできる方法を第一に考え、人工心肺を使うオンポンプバイパス術、人工心肺を使わないオフポンプバイパス術を患者さんの状態に応じて、柔軟に使い分けています。 症例によっては、カテーテル治療と組み合わせるハイブリット手術として、低侵襲で胸骨を温存できるMICS CABGも実施しています。
●僧帽弁形成術
自己弁を温存する僧帽弁形成術を積極的に施行しています。可能であれば、低侵襲で手術(3D TE MICS MVP)します。また三尖弁形成術やMaze手術(不整脈手術)との複合手術も完全3D胸腔鏡下で施行しております。
●TAVI
重症の大動脈弁狭窄症で、手術のリスクが高い方などには、開胸せず心臓を動かしたまま人工弁を装着するTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)も検討します。
●大動脈疾患に対する治療
人工血管留置術、または開胸せずにカテーテルを挿入して人工血管を留置するステントグラフト治療があり、患者さんの状態に応じて両方を組み合わせたハイブリット手術も施行しております。