ちょうど子どもがハイハイをはじめるタイミングで、広くて子育てしやすい住まいが完成！

結婚して2年。「いずれは一戸建てに住みたい」と、頭金を貯めながら大阪府内の賃貸マンションに暮らしていたHさんご夫妻。第一子出産を控え、より環境の良い場所で子育てがしたいと、いよいよ念願のマイホーム計画をスタート。何もわからないところから満足のいく住まいを手に入れるまでを伺いました

目次

スーモカウンターで話を聞き、いろんなタイプの会社があることを知った

家賃はお金を捨てているみたいに感じてしまって、もったいないなと思っていました。夫婦二人とも実家が一戸建てだったこともあり、家を建てることは結婚当初から二人の夢でした。暮らしていた賃貸マンションはカビの被害がすごくて、ここで子育てするのは嫌だとも思っていました。妊娠がわかり、いざ家づくりをスタートさせようにも、土地の買い方も建てる会社の決め方も何にもわからなくて。そんなときにスーモカウンターの「家づくり講座」の広告を見つけ、参加してみることにしたんです。

市内で駅近、土地の広さは30坪程度で、土地購入も含めた予算は3000万円〜3500万円など、とりあえず私たちの希望をすべてお伝えしました。すると、担当の方からは「なかなか難しいですね」と言われてしまいました。相場や土地の情報など、本当に何も知らなかったので、私たちの考えている予算ですべての希望をかなえることは厳しいという現実を知ることができました。

場所や広さの希望はあったのですが、どんな家を建てたいかという具体的なイメージがなかった私たちに、「いろんな会社の話を聞いてみるのがいいですよ」とアドバイスをいただき、中古リノベーションを得意とする会社、ある程度まとまった区画で宅地開発を行っている会社、大手ハウスメーカー、フル装備注文住宅を建てる会社と、それぞれに特徴の異なる４社を紹介してもらいました。

白を基調としたキッチンは、アイスブルーのアクセントクロスを使ってLDKとの統一感を出した

大きな鏡と広々としたカウンターがお気に入りの洗面台はショールームで見て一目惚れ

特徴の違う会社を紹介してもらったことで、自分たちの希望を整理することができた

それぞれの会社の担当者にスーモカウンターまで来てもらって話を聞くこともできるとのことでしたが、「もし時間があれば、実際に足を運んだほうがイメージも膨らみ、会社の雰囲気もわかりやすい」というアドバイスを受け、1日に２社ずつモデルハウスへ行ってみることにしました。

最初に中古リノベーションの会社に行ってみたのですが、思っていたよりもずっと高くてびっくり。耐震性能なども一から構造計算し直してリノベーションしているということもあり、新築と大差ない価格であることに驚きました。

本当に何も知識がなかったので、いろいろ特徴の違う４社を紹介していただいたことで比較検討ができ、自分たちの希望を整理できてよかったです。結局、最後に訪れたフル装備注文住宅を建てている会社に依頼することにしたのですが、依頼の決め手は押し付けがましくない営業スタイルでした。「家づくりのことで気になることがあれば、うちに頼まなくてもいいので何でも聞いてください」と言ってくださって、信頼できると思ったんです。自分で調べたり、実際に家づくりをした方のブログを読んだりしてみても、なかなかわからないことが多く、いろんな会社の方から話を聞くことで、少しずつ家づくりの知識が増えていきました。

壁に取り付けたワイヤータイプの室内物干しは、依頼先の担当者から「ネットで購入して自分で簡単に設置できますし、コストを少し抑えられます」とアドバイスがあったそう

外観も南欧風インテリアに合わせて可愛らしいピンクのタイルを使用。外構デザインにもこだわった

インテリアは妻が主導。ショールームで実物を見てお気に入りをじっくり選んだ

間取りに関しては特に大きな要望もなく、プロにほぼお任せでした。内装は明るくかわいい雰囲気にしたいというイメージがあったので、モデルハウスやショールームで実物を見てじっくりと選んでいきました。まず初めに建具のショールームで見たブルーのドアが気に入って、これをLDKの入口に取り付けようと決めてから、どんどんインテリアの方向性が決まっていった感じです。床材はむくも検討したけれど、傷やメンテナンスのことを考えて、むくのような趣のある新建材にしました。実際にショールームへ行くと、気になることを気軽に質問できるのがいいですね。

屋根にのせる太陽光パネルは、標準装備のものと遜色ない性能でシェア率の高い会社がちょうどキャンペーンをしているので、コストダウンできると案内していただきました。できるだけ予算内に収まるようにと、細やかに考えて提案していただけたので、とても助かりました。

２階に配した２つの子ども部屋と寝室の扉は、同じ形だが紺、緑、黒とそれぞれ色を変えてある

明るい色の床材を選び、爽やかな雰囲気に仕上げた子ども部屋。収納スペースもたっぷり

のびのびと子育てができる住まいの完成にとても満足

一戸建てはやっぱりいいですね。賃貸マンションに暮らしていたときは夜泣きの声で迷惑をかけていないか気になったし、買い物帰りに荷物を持ってベビーカーを押し、エレベーターに乗って部屋まで行くのが大変でした。今は音の問題を気にすることなく、朝早くから洗濯機を回せますし、時間に縛られずマイペースに家事ができます。（妻）

賃貸とは違い、自分で一から選んで建てた家は気分が違います。「早く家に帰りたい」と思いますね。広くなったので、友人にも遊びに来てもらいやすくなりました。家具がまだそろっていないので、これからダイニングテーブルやソファをじっくり選びたいと思っています。（夫）

進捗状況を確認してくれるカウンタースタッフの気遣いがうれしかった

スーモカウンターを訪れてから約1年で家が完成。最初にスーモカウンターへ行ってなければ、こんなにスムーズに家づくりを進めることができなかったかもしれません。妊娠中だったこともあり長い打ち合わせは辛かったのですが、ひざ掛けや柔らかいクッションを用意するなど、よく気遣っていただきました。大変でしたが、ちょうど子どもがハイハイをはじめるタイミングに新しい家でスタートできて良かったです。

カウンタースタッフの方は家づくりに関する知識も豊富でしたし、リクルートが提供するさまざまなサービスに利用できる『リクルートポイント』があることもきちんと伝えてくれ、サービスが行き届いていると感じました。何から始めればいいのか、何を聞いたらいいのかさえわからなかった私たちに寄り添い、依頼先が決まってからも気にかけてフォローをしてくれたスーモカウンターの対応は本当に素晴らしかったです。

ただ、私たちのほうがあまりうまく頼れていなかったかも。家づくりの最中は、調べることや決めることなど、いろいろやることが多すぎていっぱいいっぱいだったのですが、冷静になって家づくりを振り返ってみると、電話で進捗状況を確認してもらったときに、もっと頼って第三者的な意見を聞かせてもらえればよかったなと、今になって思います。電話でのやり取りが多く、直接お会いしたのは２回だけでしたが、今でもアリオ鳳店へ買い物に行ったときには、いらっしゃるかな？と気になって覗きに行ってしまうくらい感謝しています。

広々とした寝室内には夫婦二人の衣類がすっきりと収まるウォークインクロゼットと書斎スペースを設けた

寝室のウォークインクロゼット兼書斎の入口。アールのデザインがお気に入りだそう

取材・文／馬場敦子　写真／河原大輔

DATA

土地面積	約 133m2
延床面積	約 103m2
建築費	1500万～2000万円以内
間取り	3LDK
世帯構成	夫（32歳）妻（32歳）長男（0歳）

スーモカウンターで受けたサービス

カウンター店舗	スーモカウンター　アリオ鳳店
紹介された建築会社数	4社
受けたサービス	個別相談、家づくり講座