文学部ドイツ文学科の三輪玲子教授が、第17回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」を受賞しました。小田島雄志・翻訳戯曲賞は、2017年までは翻訳家の小田島雄志氏個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者を表彰してきました。2018年からは「小田島雄志・翻訳戯曲賞」実行委員会が名称と趣旨を引き継ぎ運営しており、翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象として選考が行われています。

三輪教授は、翻訳・ドラマトゥルクを担当した『ヤマモトさんはまだいる』が高く評価されこの度の受賞となりました。同作品は東京演劇アンサンブル創立70年を記念し、ドイツを代表する現代劇作家デーア・ローアー氏が書き下ろした作品で、2024年9月に東京とスイス・チューリヒで初演を迎えました。

賞名

第17回小田島雄志・翻訳戯曲賞

受賞者

文学部ドイツ文学科 三輪玲子 教授(翻訳・ドラマトゥルク)

受賞日

2024年12月17日

受賞対象作品

『ヤマモトさんはまだいる』
– 作:デーア・ローアー氏
– 演出:公家義徳氏

上演期間

2024年9月12日(木)~16日(月・休)

会場

あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)

上智大学 Sophia University