タイ・カンボジア・ベトナム3ヵ国を回って感じた現地学生の熱気

■名前:菅野由姫
■学部学科・学年(留学当時):総合人間科学部社会福祉学科2年
■留学時期:2023年8月30日~2023年9月11日
■留学先(国・大学):タイ・カンボジア・ベトナム
■留学形態:実践型プログラム「東南アジアに学ぶA」

上智大学では毎年多くの学生が日本を飛び出して世界各国に留学しています。言語、文化、生活習慣の違いを乗り越えた先に見えたものとは。留学した学生たちの声を集めました。

プログラムに参加しようと考えたきっかけは何ですか。

2年生の夏休みは何か様々なことにチャレンジしたいという思いが強くありました。また、入学当時から留学してみたいという思いもあったため、キャンパス内で実践型プログラム「東南アジアに学ぶA」のパンフレットを見つけ興味が湧きました。実践型プログラムの中には、アフリカとインドもありましたが、身近な国で3カ国回ることができるという点で東南アジアを選択しました。

留学前に不安に感じていたことはありますか。

友達ができるか、自身の英語力で現地の方とうまくコミュニケーションがとれるかという点が不安でした。また、出発前に英語は勉強し直しましたが、不安が残る部分も多くもっと前からしておけばよかったと現地で感じました。

大学や学生の雰囲気はどうでしたか。

先生と学生の距離も近く、とても活き活きした雰囲気でした。英語力も非常に高く圧倒されました。滞在時間が短かったため、現地の学生とは深く交流することはできませんでしたが、一緒に校内を回っている際は質問をしてコミュニケーションをとることを意識しました。

授業の様子、学習内容、試験などは日本と比較して違いがありましたか?

王立カンボジア大学にて日本の文化についてプレゼンテーションをしました

タイの大学では実習と座学を3か月ごとに繰り返し行い、実践力を高めるという教育を行っていました。日本では、全ての学生が実習を行う訳ではなく、大学の授業といえば座学が中心になるため、その点に違いを感じました。また、一番衝撃を受けたことはタイでの学生によるプレゼン能力の高さです。母国語ではない英語を自在に操り、それだけでなく適度にアイコンタクトなどをとっているところが非常に衝撃でした。プレゼンを楽しんでいるかのように見え、レベルの違いを感じた記憶があります。

留学先ならではの魅力や、新たに気付いた点は何ですか?

カンボジアの水上村に行くための船で撮った写真です

タイで性についての多様性に魅力を感じました。夜市場に行った際に、同性のカップルが幸せそうに見つめ合っているのを見て、日本ではあまり見ない光景なので驚きましたが、本来は日本もこうあるべきだと感じました。

留学の前後で比較して、成長できたと実感する点や意識が変わった点はどこですか?

PIMというタイの大学を訪問させていただいた際に、お邪魔した飛行機のパイロット席での写真です。

自分からいろいろなことに挑戦するようになりました。以前までは、挑戦する前に不安な気持ちが強く結局一歩踏み出せないことが多かったですが、今では後悔するなら挑戦した後にしようと思えるようになりました。旅行とは違う形で海外に行くことが出来たおかげで、知らなかった世界を知れ、知らないことを知る楽しさを味わえたので、今後も多くのことに挑戦して飛び込んでいきたいです。

留学に行こうか迷っている人に一言

やらなかった後悔よりやって後悔!素晴らしい経験になると思います、ぜひ挑戦してみてください!!

上智大学 Sophia University