年末年始(1月)PC
年末年始(1月)SP
連載
2024.10.11

SOMPOケアの挑戦「介護の未来を変えていく」Vol.4/ラヴィーレ羽村

SOMPOケアは、日本の介護における課題のひとつでもある「介護の担い手不足」に真摯に向き合い、将来介護の担い手が不足しても高齢者の生活を支えていけるように、データ・テクノロジーの導入・活用による介護現場の新しい常識、すなわち「未来の介護」の創造に取り組んでいます。

この「未来の介護」の取組みを通じ、ご利用者さまには根拠に基づくより良い介護を、職員には、人にしかできない介護に注力する働き方の実現によって今まで以上のやりがいと誇りを。さらに、この流れを介護業界全体へ波及させていくことで、私たちは「日本の介護を変える。そして、日本の未来を創る。」の実現に取り組んでいます!

※当社の取組む「未来の介護」の情報を紹介するウェブサイト『未来の介護MAGAZINE』は、コチラ!

ラヴィーレ羽村の基本情報

ご利用者さま:61名 / 平均要介護度:2.3

職員数:22名(子育て中の職員1名、パート職員1名)

2024年9月末時点)

「働きやすい環境づくり」への想い

今回は、ラヴィーレ羽村が「未来の介護」に取組む中で「今後、家庭環境などが変わったとしても、今いる職員に長く安心して働いてもらいたい」という想いを、形にした事例を紹介します。

これまで日勤帯(9-18時)では、どうしても他の時間帯より、業務が集中してしまっている時間帯ができてしまっていました。そのため、担当予定だった職員が、子どもの発熱といった家庭の事情により急に休まなければならなくなってしまった場合には、他の職員に負担が大きくかかってしまうという課題がありました。

急に休まなければならなくなった職員の、周囲の職員に対する申し訳ないという気持ちや、フォローする職員にかかる負担を考えると、皆に安心してラヴィーレ羽村で働き続けてもらうためには、この課題を解決することが必要だと考え、取組みを開始!

まずは徹底的に業務の見直しを行い、業務の組み換えを検討しました。そして、日勤帯の業務量を分散・削減することにチャレンジ。試行錯誤を繰り返し、職員間での話し合いも重ねた結果、日勤帯の業務量の分散・削減を実現し、職員の業務の偏りや負担も改善されました。

また、現在では、Qライン(※1)を主に子育て中の職員やパート職員が担うことで、急な休みを取らなければいけない時でも、他の職員がフォローしやすく、安心して働ける環境を創り上げました。さらに、Qタイム(※2)を利用して、ご入居者さまとの対話の時間が増えるなど、職員の働きがいややりがいを感じてもらえる環境にもなりました!※1:Qライン(クオリティライン):サービス品質向上の取組みを実施するためのライン

※2:Qタイム(クオリティタイム):サービス品質向上の取組みを実施し、ご利用者さまの豊かな生活を創造する時間

ホーム長の杉山さんや実際に働く職員へインタビュー

今回の「未来の介護」の取組みには、ホーム内で何度も話し合いを重ね、トライ&エラーを繰り返しながらも、ラヴィーレ羽村なりの答えを導き出した「職員たちの想い」が詰まっていました。そこで、取組みの背景や現在の環境について、ホーム長の杉山さんをはじめラヴィーレ羽村の職員の方々へインタビューを実施!ぜひ実際の職員の想いも併せて、ご覧ください!

下記より、ぜひ動画をご覧ください!

ラヴィーレ羽村で職員の時間創出を実現したテクノロジー

ラヴィーレ羽村では、ウルトラファインバブル発生装置を導入・活用しました。ウルトラファインバブル発生装置は、目に見えない小さな泡によって身体の汚れが落ちるため、擦り洗いや石けんが不要になり、お湯に浸かるだけで身体をきれいにすることができます。ご入居者さまからは「気持ちよく安心して入浴できる」といった声をいただきながら、業務負担軽減の両立も実現!

入浴介助の業務対応務時間が、導入前の約1260分/週に対し、導入後は約600分/週へ。週で約620分、月で約2400分(約40時間相当)の時間創出ができました!(対象ご入居者さま:11名)

ラヴィーレ羽村の日常「ホームだより」も、ぜひご覧ください!

https://www.sompocare.com/service/home/kaigo/H000104/message/

はーとまーくを、おしてね♪
いいね!
いいね 65
読み込み中...
この記事をシェアする

ABOUT USこの記事を書いた人

髙田 和寛
好きな表現は、「ポップ」。 好きな感性は、「ワクワク」。 記事へご出演いただいた方を輝かし、自分らしさが伝わるライティングを目指します!