『100歳リレー』～そんぽの家光が丘の“5長寿”をご紹介！～

「100歳リレー」では、全国のホームで100歳を迎えられたご入居者さまお一人おひとりにスポットをあて、日々のいきいきとされたご様子など「その方らしさ」をありのままにお伝えしていきます。

今回の100歳リレーの舞台は、そんぽの家光が丘。そんぽの家光が丘には、100歳を迎えたご入居者さまが5名もいらっしゃるんです！

そんぽの家光が丘の“5長寿”（５名のご入居者さま）をご紹介！

写真左から

馬渕澄子すみこさま
小島マサさま
佐々木君子さま
西村博ひろしさま
納谷なやミヨさま

※ライター注：真ん中にいるスタッフ、クマのジョンくんは、ホーム内の研修でよく練習相手になってくれるそうです。

それでは、5長寿をお一人ずつご紹介します！

馬渕澄子さま　100歳

短歌がお好きな馬渕さまは、お住まいだった地域の広報紙に掲載されていた短歌がきっかけで、70歳から15年ほど短歌教室に通われていました。当時の先生との出会いは、馬渕さまにとって、素晴らしい出会いだったとのことで、のちに自分で歌集の本を一冊出すほど熱中したそうです。歌集には、数年かけて作った110もの歌が掲載されています。

現在は、ホームでの手作り教室やご長男・ご次男とのお出かけなどが、楽しみになっているそうです。ご長男やご次男は、馬渕さまにとって「宝物」であり、こうして長生きできることも、お二人のおかげだそうです！

小島マサさま　101歳

ホームへ来訪した鷲見さんとの一枚！

三味線の免状を持っていたり、日本舞踊の名取だったりと多才な小島さま。取材時には、美空ひばりの曲「奴さん」を振り付きで歌われるなど、日本舞踊で培った踊りと歌唱力は今も健在です。身体を動かすことが長生きの秘訣とのことで、79歳の時には、フラメンコを始め、10年以上続けられたそうです！

また、いつまでもキレイでいたいという気持ちも長生きの秘訣だそうで、現在も毎月ホームで開催されるネイルケアを楽しまれています。　

100歳のお誕生日の際には、小島さまの写真が印刷されたＴシャツをご家族が作成。

Tシャツは3色展開！使われているお写真も違います！

小島さまもとても喜んでおられたそうです。

佐々木君子さま　100歳

佐々木さまのモットーは「無駄な時間を費やさないこと」。戦争を経験してきたからこそ、時間もお金も無駄使いしないことを大事にしてきたそうです。そのため、大好きな甘いものもバランスよく食べるよう、食事は栄養面などかなり気を付けて生活していたとのこと。これが「長生きの秘訣かな？」とおっしゃっていました。

100歳を超えても書道の腕前は今も健在です！

ちなみに佐々木さまは、若いころに銀座の占い師から「(佐々木さまが)35、6歳で死んじゃう」と言われたことがあるそうですが、「気づいたら、もう100歳。人生あっという間で、びっくり！」と振り返っておられました。

西村博さま　100歳

「長生きの秘訣？」「わからないけど、昔から丈夫で病気したことないんだよ！」とおっしゃる西村さま。若いころは、日本労働組合総同盟で調査部に所属し、大学で労働法の講師をしておられました。現在も社会思想史などの本を読まれ、スタッフ内で「いつも難しい本を読んでおられる」と話題です。

また、居室では植物を育てており、100歳の今も、毎朝ご自身で鉢植えをベランダに出し、夜には居室にしまうのが日課となっています。

納谷ミヨさま　101歳

ご主人と結婚してから、主婦として、家庭を支えていた納谷さま。二世帯で生活しているご息女が働いていることもあり、80歳を過ぎても家事をこなされていたそうです。

居室には、ご家族さまとの思い出がズラリ！

納谷さまの誕生日やご家族さまが集まれるときに、ホーム近隣のホテルにて外食をされることもあるそうです。また、居室にはお孫さんからのお手紙や手作りアルバムがたくさんあり、ご家族やお孫さんから、とても慕われている様子がうかがえます。これも、納谷さまが長らく家庭を支えてきた証ですね。

上席ホーム長の羽石さんよりコメントをいただきました

そんぽの家光が丘上席ホーム長羽石月恵さん

「人生100年時代」と言われるように、100歳を迎えるのが今では珍しくなく、そんぽの家光が丘でも、日本の高齢化率に比例した年齢分布になっていることを実感しています。また、ホームで「普通の生活」をしながら人生を全うしていただくことは、私たちスタッフにとってもとてもありがたいことです。

100歳を迎えた皆さまは、ただ年齢を重ねているだけではなく、私たちスタッフに、いつもパワーを与えてくれます。私たちスタッフも、ご入居者さまに趣味やおしゃれ、ご家族との自由な時間、自己選択が当たり前にできる生活を長く送っていただきたいと考え、「高齢だから」「もう100歳だから」と思わず、お一人おひとりのやりたいこと、頑張ればできることをこれからも諦めずサポートしていきたいですね。

～取材を終えて～

今回取材した際、皆さまが「ここ（ホーム）は長生きの人多いよ。スタッフのみなさん良くしてくれるからね。」とおっしゃっていました。

実は、そんぽの家光が丘には、、今年100歳を迎える方が新たに2名おられるそうで、100歳超えのご入居者さまが7名になる日も近いのだとか！！

今後も楽しみですね(*^-^*)