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LINE経由売上向上

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「ソーシャルPLUS」LINEログイン 導入事例インタビュー

LINE活用の目的は「この商品を買いたい」から「このお店で買いたい」の変化を生むため LINE経由の売上を約6倍に伸ばしたレンズダイレクト

レンズダイレクト|株式会社メガネトップ

「レンズダイレクト」は、株式会社メガネトップが展開するブランド(眼鏡市場・ALOOK(アルク)・レンズスタイル・レンズダイレクト)のひとつです。

「レンズダイレクト」は『もっと便利に』を合言葉に、2000年よりコンタクトレンズ通販の専門店としてスタート以来、多くのお客様に支えられてきました。毎日使うものだから、コンタクトレンズをどこよりも安心・簡単・便利に、そして格安でお買い求めいただけることを目指し、受注から出荷まで自社一貫で行い、スタッフ全員がひとつひとつの工程を大切にしています。

レンズダイレクト 公式通販サイト:https://www.contactlens.co.jp/ec/cmShopTopPage1.html

インタビュイー

株式会社メガネトップ EC事業部:峰本 明彦 様

株式会社メガネトップ EC事業部:池田 知弘 様

LINE活用の目的

ソーシャルPLUS導入の目的

効果

LINE活用の目的は「この商品を買いたい」から「このお店で買いたい」の変化を生むため

ー まずはレンズダイレクトでLINE活用を始めた理由を教えてください。

レンズダイレクトは、コンタクトレンズやメガネなどの商品を多数取り扱っているECサイトです。

コンタクトレンズという商品の特性上、お客様にとっては「どの商品を買うか」の方が「どこで買うか」より重要なはずです。レンズダイレクトとしては、「いつも使っている商品を、なるべく便利に、安く買いたい」というお客様のニーズを満たしながら、レンズダイレクトというお店で買い続けてくださるような価値をどう作るかという課題がありました。

LINE公式アカウントの運用を始めたのは、「この商品を買いたい」から「このお店で買いたい」の変化を生むためです。LINEを通じてお得なキャンペーン情報をお知らせするのはもちろん、「レンズダイレクトのLINEは便利」と思っていただけたら、リピート購入のモチベーションになるのではないかと考えました。

ー ソーシャルPLUSにLINEログインの導入をご相談いただいたのも、その一環でしたよね。

はい。LINEログインを使えば、個別のID・パスワードの入力なしで簡単に再ログインできますし、LINEで届いたメッセージやリッチメニューからのリピート購入も簡単になると思い、導入を決めました。購入の頻度は人それぞれですが、大半のお客様は年に数回購入されるので、そのたびに毎回パスワードやクレジットカード情報を入れるのは面倒ですよね。

また、LINEログインを使うとLINEのID連携(ECサイトの会員IDとLINEアカウントの紐付け)ができるということも導入の決め手の一つでした。※LINEのID連携は、ユーザーの許諾を得た上で実施されます。

「LINEのID連携をすると、LINEから簡単にログインできたり、購入した商品の発送通知やセール情報を受け取ったりできます」と案内できるので、まだレンズダイレクトのLINE公式アカウントの友だちになっていない方にとってもメリットが分かりやすいです。

レンズダイレクト LINEのID連携紹介ページ
レンズダイレクト LINEのID連携紹介ページ

発送完了のお知らせメッセージは、LINEのID連携を行っているお客様を対象に送っています。発送完了のメッセージ自体が売上に貢献するわけではないですが、お客様に「レンズダイレクトで買ったら便利だった」と思っていただくことが重要だと考え、LINEで発送完了通知を配信しています。

ー ソーシャルPLUSの導入後の成果はいかがですか?

LINEログインの導入後、購買につながる経路としてLINE公式アカウントが成長し続けており、現時点ではECサイトの売上の約18%がLINE公式アカウント経由のものになりました。LINE公式アカウントでのメッセージ配信料金はかかっていますが、メールなどの他チャネルと比較して多くの成約に繋がっています。

また、レンズダイレクトのアプリをリリースする際に必要になった「Appleでサインイン」の導入も、ソーシャルPLUSを使ってスピーディーにできました。アプリからもLINEログインやAppleでサインインを利用できるようになっており、現在はECサイト・LINE・アプリどこから購入いただく際にも、ソーシャルログインを利用できるようになっています。

※iOSのアプリを提供していて、かつソーシャルログインを導入している場合、必ず「Appleでサインイン」も導入しなければならないというガイドラインがあります。Appleでサインインに関する詳細はこちら

LINEログイン導入で、新規友だち数は3.5倍に!

ECサイト全体の売上に対するLINE経由の売上の割合も、約6倍に伸長。

ー LINEログインの導入後、どのような成果がありましたか?

LINEのID連携施策はLINEログイン導入まで何も行っていなかったので前後比較はできませんが、LINEのID連携率 は75%まで伸びています。友だち数やLINE経由のサイト遷移・売上も増加しました。※ターゲットリーチに対する、LINEのID連携ユーザー数の割合。

ー まずは友だち数について、どのくらいの期間でどれだけ伸びましたか?

LINEログインの導入前後で、月間の新規友だち追加数(平均値)が約3.5倍になりました。導入前の友だち追加数の月間平均は約1,000人だったのですが、導入後は約3,500人まで伸びました。

友だち追加経路で見ると、LINEログイン経由で友だち追加いただいている方が70%を占めています。

メガネトップ様友だち数成果

LINEログインできる導線は、ECサイトのLINEのID連携案内ページや、ログイン後のマイページ、LINE公式アカウントのリッチメニューに設置しています。

レンズダイレクト:LINEのID連携導線
レンズダイレクト:LINEのID連携導線

LINEログイン導入後の友だち数増加にともなって、LINE公式アカウントからのサイト遷移や売上も伸びてきています。「LINEから簡単にログインできる・発送完了通知が届く・セール情報をお知らせ」など、レンズダイレクトで買おうと思っているユーザー様に刺さるメリットを提供できているからだと思います。

ー LINEログイン導入後、LINE公式アカウントからのサイト遷移や売上はどのくらい増えましたか?

LINEログイン導入前と比較して、LINE公式アカウント経由のサイト訪問セッション数は約10倍に増加しました。ECサイトの売上全体に対するLINE経由の売上の割合も、LINEログイン導入後3年で約6倍(2.8%→17.7%)に伸びています。

メガネトップ様サイト遷移・売上成果

LINE公式アカウント経由の売上をさらに分析してみると、メッセージよりもリッチメニュー経由の購入が多いです。

ー リッチメニューをタブ型にする機能もソーシャルPLUSを使って導入いただいていますが、タブ型にして成果はいかがですか?

リッチメニューを2タブにしたことで、タイムリーなキャンペーン企画の訴求と、欲しいものに辿りつきやすいような導線を両立することができました。

レンズダイレクト LINE公式アカウント:タブ型リッチメニュー
レンズダイレクト LINE公式アカウント:タブ型リッチメニュー

具体的には、1タブ目はキャンペーンなどの「今」お得な情報と、オンラインストアTOP・マイページ・LINEのID連携を設置し、2タブ目では「ワンデー(クリア)」や「2ウィーク」「遠近両用」など、カテゴリ別の商品ページにすぐアクセスできるようなデザインにしています。

リッチメニューをタブ型にして今の運用にした結果、リッチメニュー経由の訪問ユーザーや注文数が約15%増加しました。(導入前比)

今後の展望

ー 今後LINE活用で注力していきたいポイントについて教えてください。

順調に友だち数もID連携ユーザー数(友だち追加した上で、さらにID連携も行っている方)も増えてきているので、お客様に「自分に合った情報だ」と思っていただけるよう、ID連携を活かしたメッセージ配信を増やしていきたいです。具体的には、過去に買った商品によってお届けするメッセージを変える施策などを検討しています。

ー お客様の興味関心に応じたメッセージ配信ができるので、LINE公式アカウントのエンゲージメントもさらに向上していきそうですね。

そうですね。LINE Tagとかけ合わせると、「このページを見た上で購入していない人」などのターゲット配信もできるので、そちらも試してみたいと考えています。

ID連携ユーザー数が増えてきたからこそ、こうしたLINE活用の次の一手も現実的に考えられていますし、今後も「レンズダイレクトで買おう」とお客様に思い続けてもらえるようなサービスを目指して工夫を続けていきます!

※LINE TagとはLINE公式アカウントから配信されたメッセージの成果(コンバージョン)を確認できる機能です。計測したいウェブサイトに指定のタグを設置することで、LINE公式アカウントの友だちがとった行動(「購入」や「会員登録」など)を計測することができ、メッセージ配信の最適化をはかることができます。引用:https://www.linebiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/line-tag/

ー お話しいただきありがとうございました!

※この記事の内容は、2023年7月に実施したオンラインインタビューに基づいて作成しました。

※記事の内容は掲載時点のものです。

※記事内に掲載した効果数字はレンズダイレクト調べです。

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