37~46位|最もバラエティに富んだ“多県籍軍団”は、あの名門校。しかし、それも絶対女王の前では……。
47都道府県のランキングをここまで4つに切って見てきたわけだが、37~46位の層はその代表校の顔ぶれを見ると、どこが上位に来てもおかしくない実力を持っているチームばかり。前回優勝の石川・星稜や同準優勝の群馬・前橋育英、プレミアリーグEAST2位の青森山田、U-18日本代表FWの岩崎悠人を擁し3年連続8強以上の京都橘etc.……。
もちろんこれらのチームには、越境入学した有力選手が多いのは事実だが、過去10年の優勝チームを見ると、必ずしもそうしたチームが日本一の栄冠に輝いているわけでもない。富山一や広島皆実、盛岡商、野洲など、ほぼ地元出身選手だけで構成されたチームが優勝するケースも少なくない。結局のところ、コンペティティブな側面において、地元出身の選手が多い・少ないとか、越境入学者が多い・少ないなどというのはあまり関係がないようだ。
第94回 全国高校サッカー選手権
出身都道府県別 出場選手数ランキング(37~46位)
※( )内は地元代表校の選手数
37位:栃木……19人(17人)
京都……19人(15人)
高知……19人(19人)
40位:石川……16人(13人)
41位:群馬……15人(11人)
42位:鳥取……14人(12人)
43位:青森……11人(10人)
福島……11人(6人)
45位:和歌山……6人(4人)
46位:宮城……4人(2人)
山梨……4人(4人)
注目ポイント6)最も多様な都道府県出身者がいるチームは?
ここまで47都道府県の出場選手数ランキングを見てきたが、果たして最もバラエティに富んだ都道府県出身者がいるチームはどこか。以下、トップ5を挙げたい。
1位 青森山田 12都道府県
2位 前橋育英 11
3位 聖和学園 10
矢板中央 10
東福岡 10
やはり強豪校、常連校と言われるチームには、全国各地からその門を叩く選手たちが集まっているのが分かる。選手の出身地が6都道府県前後という強豪校が多いなかで、上記の5校はやはり知名度やスカウト活動などの面で大きな力があると言えそうだ。
ちなみに女子では、全日本高校女子サッカー選手権を2連覇中の絶対女王・日ノ本学園(兵庫)の選手たちの出身は、なんと20都道府県を数える(岡山・作陽も20都道府県)。まさに、上には上がいるというものだ。
もちろんこれらのチームには、越境入学した有力選手が多いのは事実だが、過去10年の優勝チームを見ると、必ずしもそうしたチームが日本一の栄冠に輝いているわけでもない。富山一や広島皆実、盛岡商、野洲など、ほぼ地元出身選手だけで構成されたチームが優勝するケースも少なくない。結局のところ、コンペティティブな側面において、地元出身の選手が多い・少ないとか、越境入学者が多い・少ないなどというのはあまり関係がないようだ。
第94回 全国高校サッカー選手権
出身都道府県別 出場選手数ランキング(37~46位)
※( )内は地元代表校の選手数
37位:栃木……19人(17人)
京都……19人(15人)
高知……19人(19人)
40位:石川……16人(13人)
41位:群馬……15人(11人)
42位:鳥取……14人(12人)
43位:青森……11人(10人)
福島……11人(6人)
45位:和歌山……6人(4人)
46位:宮城……4人(2人)
山梨……4人(4人)
注目ポイント6)最も多様な都道府県出身者がいるチームは?
ここまで47都道府県の出場選手数ランキングを見てきたが、果たして最もバラエティに富んだ都道府県出身者がいるチームはどこか。以下、トップ5を挙げたい。
1位 青森山田 12都道府県
2位 前橋育英 11
3位 聖和学園 10
矢板中央 10
東福岡 10
やはり強豪校、常連校と言われるチームには、全国各地からその門を叩く選手たちが集まっているのが分かる。選手の出身地が6都道府県前後という強豪校が多いなかで、上記の5校はやはり知名度やスカウト活動などの面で大きな力があると言えそうだ。
ちなみに女子では、全日本高校女子サッカー選手権を2連覇中の絶対女王・日ノ本学園(兵庫)の選手たちの出身は、なんと20都道府県を数える(岡山・作陽も20都道府県)。まさに、上には上がいるというものだ。