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【これを知らないと買えない】スケッチャーズが誇る3種類のインソールを徹底解説

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こんにちは!ともふみです!

今回はスケッチャーズのインソールについて、再度紹介しておきましょう。これがスケッチャーズの「肝」なので何度でも言います!

 

スケッチャーズには3種類のインソールがある

スケッチャーズは何種類かインソールがあると聞いたけど、どう違うの?

 

このような疑問を持った方は、きっと少なくないでしょう。

私自身もショップスタッフ時代には同じ疑問をぶつけられました。「スケッチャーズは履き心地が良い」というイメージを持っている方が多いのは事実ですが、その反面「何故履き心地が良いのか」はあまり知られていません。

それ自体が問題ではないのですが、知っておいて損はありません。何よりこの「大通販時代」において自分で選ぶ審美眼や知識は何においても必要です。

 

しかし調べてもスケッチャーズの「インソール」の情報は、そう多くありません。何故ならスケッチャーズの公式サイトでも詳しく書かれていないからです。

本当にいいものなんですが、何故か説明には力を入れないスケッチャーズ。ということもありこのブログを立ち上げたのが3年前。細々と続けております。

 

本題に戻りましょう。

スケッチャーズはざっくり3種類のインソールが搭載されています。

 

・低反発インソール

・高反発インソール

・アーチサポート

 

こちらの3種類ですね。例外も一部ありますが、ほぼ全ての商品がいずれかのインソールを搭載しており、スケッチャーズ独自の履きやすさを体現してます。

 

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こちらの記事にも詳しく記載しておりましが、あらためて紹介していきましょう。

 

 

低反発インソール

まずは低反発インソールから。こちらは文字通り反発力の少ない、柔らかい印象のインソールです。

「Air Cooled MEMORY FORM(エアクールドメモリーフォーム)」と呼ばれています。

 

現行モデルの多くはこの低反発インソールが採用されています。具体的な割合は恐らく公表されていないと思いますが、体感では6:4〜7:3ぐらいで低反発インソールが多いです。私が当ブログで紹介しているのも、低反発インソールのモデルが多い。

 

その理由として挙げられるのが、デザイン性です。高反発インソールのシューズは、総じてウォーキングシューズやランニングシューズがほとんど。そうなると「軽さ」や「通気性」といった機能面が重視される傾向にあります。それに伴い、使用される素材も「メッシュ」や「ニット」など軽くて通気性の高いものが多くなります。

そうなるとどうしても「子供靴」のような印象が強くなってしまい、「オシャレ靴」としては難易度が高くなってしまうんですね。したがって普段履きで使用する分には、そこまで機能性は求めない、オシャレなものが良いという方が大半。

このような理由もあり「低反発インソール」を搭載し、なおかつデザイン性の高いものが多く販売されています。

 

高反発インソールをデザイン性の高いスニーカーに入れたらいいのでは?

 

当然そのような発想が生まれます。

しかし「靴の履き心地」というのは総合芸術。インソールの良し悪しもありますが、それだけで決まるものではありません。

 

靴を構成する要素は主に3種類。

・インソール

・アウトソール

・アッパー

 

この3種類の組み合わせにより、履き心地が決まると考えています。つまりそれぞれには相性があり、その相性が悪いと履き心地も悪くなってしまうのです。したがって闇雲に高反発インソールを低反発用のアウトソールに合わせても、組み合わせ如何では履きにくい靴になってしまうんですね。

 

さて前提を揃えるのに時間がかかってしまいました。ここからが本題です。

スケッチャーズの公式オンラインショップにある低反発インソール「Air Cooled MEMORY FORM」の説明文を見てみましょう。

 

ブランドを代表する快適さを追求したテクノロジーであるスケッチャーズ エアクールド メモリーフォームのクッション性と卓越したサポート力を体験してみませんか。

 

メモリーフォーム

 

このように公式サイトの説明が、ものすごくフワッとしていますよね。

実際に説明するのは難しいのですが、それでもある程度は知りたいもの。

 

低反発インソールである「Air Cooled MEMORY FORM」の特徴は「沈み込むような柔らかさ」です。

マットレスや枕などにもありますよね。グッと押し込むと型が残るようなタイプのやつです。逆にスプリングなどが効いているマットレスは「高反発」に類します。

 

低反発インソールは柔らかさが特徴的で、グッと沈み込むような感覚があります。グッと沈み込むと自分の足の形に合わして変形しますので、フィット感が増します。

しかしフィット感が増すことにより「蒸れやすくなる」というデメリットも。そこで登場したのが「Air Cooled MEMORY FORM」です。「Air Cooled」というのは「通気性」のこと。

Air Cooled MEMORY FORM

インソールをよく見ると空気穴が空いており、蒸れにくい加工が施されています。フィット感が増す=蒸れやすくなる、という弱点を克服した定番インソールとなりました。

 

低反発インソールは、主に普段履きや立ち仕事に向いているとされています。

沈み込むことによる安定感により、疲労を軽減してくれます。しかし柔らかすぎるインソールは安定感を損ない、左右にブレ、膝や腰に負担がかかります。それが初代MEMORY FORMでした。

MEMORY FORM

「Air Cooled」の文字がないメモリーフォーム

 

「Air Cooled MEMORY FORM」は適度な柔らかさと安定感を兼ね備えており、それに合わせてアウトソールが設計されているので、スケッチャーズ独自の快適な履き心地を実現しているのです。

 

高反発インソール

続いては高反発インソール「Air Cooled GOGA MAT」です。

高反発というだけあって弾力性があるインソールとなっています。「エアクールドゴガマット」と呼ばれていますね。

それではスケッチャーズの公式サイトを見てみましょう。

 

高反発インソールであるスケッチャーズ ゴガマットでクッション性を更に高めています。このテクノロジーを搭載したシューズをぜひお試しください。

 

エアクールドゴガマット

もはや清々しいほどにわからない説明文となっています。

とにかくクッション性を高めたインソールなんです。たぶん。

 

エアクールドゴガマット

 

高反発インソールは主にウォーキングシューズやジョギング、ランニングシューズに搭載されています。

履き心地は少々硬めな印象。試着時にはやや履きにくさを感じるかもしれませんが、長時間の使用には抜群に効果的です。特に長時間の歩行や移動がある際には、こちらの高反発インソールを搭載したスニーカーがオススメです。

 

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高反発インソールを採用しているスニーカーは、スケッチャーズ意外にもたくさんあります。

その最たるものがマラソン界を席巻した「厚底シューズ」です。

 

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こちらの記事にも記載していますが、厚底シューズは弾力性のあるインソールとアウトソールを組み合わせ、曲がった状態から元に戻る力を利用して前へ進む推進力に変化します。

しかしマラソンで使用されているようなレース用の厚底シューズには、カーボンプレートが埋め込まれていることも。より軽く、より反発力の強い素材であるカーボンプレートを仕込むことにより、反発力を強化。スピードアップを実現しています。

ですがそれは脚への負担も大きく、私のような素人が扱うと怪我の原因にもなる諸刃の剣なんですね。

 

「Air Cooled GOGA MAT」も同じ要領です。弾力性のあるインソールは、着時の衝撃を吸収し、反発力に変換することにより、足が自然と前へ出やすくなります。

これが長時間の歩行や長距離の移動に適している理由です。もちろん「Air Cooled MEMORY FORM」と同様に通気性に優れていますので、靴の中が蒸れにくく快適に履くことができます。

 

アーチサポート

最後に紹介するのはアーチサポートのインソール「Arch Fit(アーチフィット)」シリーズです。

「アーチフィット」と呼ぶことが多いですが、要は足の裏のアーチをサポートしてくれるインソールのことですね。

 

20年以上のデータを元に開発された、足専門医が認めたアーチサポートで、究極の快適さを体験してみませんか。アーチフィットコレクションの各モデルは、取り外し可能なクッションインソールシステムを搭載し、より快適なウォーキング体験を提供します。

 

アーチフィット

これまでの説明に比べると少しわかりやすくなりましたね。

アーチフィットは足の専門医監修のもと、開発されました。スケッチャーズが20年の年月をかけて蓄積した、12万人ものユーザーのデータの元、作成されたのがアーチフィット。スケッチャーズのノウハウと足の専門医の監修により、究極のインソールとなりました。

 

足の裏には3つのアーチがあります。

土踏まず部分は誰しもご存知かと思いますが、他にも2箇所あるんですね。土踏まずを内側の縦アーチとするならば、足の外側にアーチ。そしてそれらを結ぶように横にアーチがあります。

アーチの画像

図のように3つのアーチから足の裏は成り立っています。

これらのアーチが崩れてしまうと、土踏まずがなくなったり、膝や腰に悪影響を及ぼしたりするのです。そのアーチの崩れを防ぐ為に作られたのがスケッチャーズのアーチフィット。

アーチフィットのインソール

画像ではわかりにくいですが、少し凹凸があるのがわかりますか?

従来のメモリーフォームやゴガマットはフラットなインソールですが、アーチフィットは美しい流線型を備えた形に。これがアーチの崩れを防いでくれ、長時間の歩行を快適にしてくれます。

 

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アーチはイメージが湧くかと思いますが、着地時の衝撃を吸収してくれます。アーチ状になっている足の裏がベタっと潰れることにより、衝撃を吸収し分散してくれるのです。しかしこのアーチが崩れてしまった状態、例えば土踏まずのない扁平足になってしまうと、この衝撃の分散がうまく出来ません。したがって逃げ場のない衝撃は足から膝へ、そして腰などに達し、次第には肩こりや頭痛の原因になることも。

それぐらい足の裏のアーチは重要な役割を果たしているのです。

 

長時間の歩行や立ち仕事をしていると、どうしてもアーチが崩れてしまいます。その崩れを下から支えてくれるのがアーチフィットシリーズの特徴。

初めて履いた時はやや違和感があるかもしれませんが、長く履くことによりその効果を実感することができるでしょう。

 

3種類のインソール。それぞれの特徴を知り、あなたにあった1足を。

今回はスケッチャーズの代表的なインソールを3種類、紹介しました。

スケッチャーズは履き心地の良いスニーカーブランドとして有名ですが、その肝はインソールにあります。これら3種類のインソールの特徴を知ることで、自分が求めている機能を持った一足に出会えるでしょう。

 

何を隠そうが、今巷で話題沸騰中のスリップインズシリーズも、これら3種類のインソールのいずれかが採用されています。

 

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靴の履き心地は3つの要素から成り立ちます。「インソール」「アウトソール」「アッパー」の3つですね。これらを上手く組み合わせて極上の履き心地を再現しているのがスケッチャーズ。

まだ履いたことのない方は、ぜひ一度試着してみてください。