勉強が苦手な子ども に対して、どのように関われば良いのか悩む方は多いですね。
特に、自分なりに頑張っている子どもの場合、どれくらい親が関わって良いのか迷うものです。
塾 に通わせるべきなのか、それとも自分で勉強させるのか、親が勉強を教えるべきなのか…。
今回は、勉強が苦手な子どもに対する親の関わり方について見ていきましょう。
子どもの学力を把握する
塾に通わせるべきどうかと悩む前に、まずは 子どもの学力 を把握しましょう。
ここで言う学力とは、子どもがテストで何点取ったという「結果」ではなく、たとえ時間がかかっても1人でできるのかどうかです。
たとえテストで毎回低い点数を取ってきても、自分の力で問題を解けている場合と問題の解き方を分かっていない場合では、対応の仕方が異なります。
子どもの普段の勉強の様子を観察し、自分の力でできているかどうか見極めましょう。
もし、子どもが勉強するところを見られるのを極端に嫌がった場合は、無理に見ようとしてはいけません。担任の先生に授業の様子を聞くことで、確認しましょう。
自分の力で問題を解けているが時間がかかってしまう場合
自分の力で問題を解けるが時間がかかってしまうという場合は、問題の解き方がしっかりと分かっていない ことが多いです。
学校の問題集や市販の問題集を繰り返しやらせ、「問題の解き方」を徹底的に覚えさせてしまいましょう。
効果的な問題集の解き方 は、「テストで20~30点しか取れない子どもを70点取れるようにする親の指導法はこれだ!」を参考にしてください。
1ヶ月程度様子を見て、問題を解くペースが速くなっていれば大丈夫です。頑張った子どもを褒め、そのまま1人で勉強させましょう。
もし、問題を解くペースが変わっていないようでしたら、親が積極的に関わった方が良いです。問題集を一緒に見て、教えてあげましょう。
問題の解き方が分かっていない場合(問題を解く時間が変わらなかった場合)
問題の解き方が分かっていない場合や、問題集を繰り返しやっても問題を解くペースが変わらなかった場合は、勉強の「やり方」を教えてあげる必要があります。
「中学生にもなって親に勉強を教わるなんて…。」と思うかもしれませんが、学校の授業だけでは、よく分かっていないという子どもは多いです。
学校で教わっても「?」なのに、1人で勉強してもなかなか分かるようになりません。
学校では毎日新しいことを習います。「???」というように、「?」がどんどん増えてしまいますね。
「?」が増えてしまえば、授業を理解することができなくなってしまいます。
学校は勉強をしに行くところです。授業が「???」と、分からないことだらけになってしまったら、非常につまらないですし苦しいです。
授業が分かれば学校は楽しくなっていきます。あなたが積極的に子どもに関わり、勉強の「やり方」を教えてあげましょう。
勉強の「やり方」の教え方と子どもとの関わり方
勉強のやり方は、下の記事を参考にしてください。この勉強法は、定期テストで点数を取るためのノウハウとなっています。
ここに書いてある勉強法を普段から繰り返し行っておけば、確実に成績は伸びていきます。あなたが横につき、勉強のやり方を教えてあげてください。
ポイントは、問題集を繰り返し行うことと教科を絞ることですね。
勉強が苦手な子どもの場合、「なんでこんなこともできないのだろう。」とイライラしてしまいがちです。
しかし、そこは我慢です。ゆっくりとかもしれませんが、あなたがしっかりと関わっていけば確実に子どもの成績は上がっていきます。
長い目で見てあげてください。子どもはあなたの力を必要としています。
今回は、勉強が苦手な子どもに対する親の関わり方について見ていきました。
もちろん、あなたが勉強に自信がない場合は塾に通わせても構いません。塾で専門の先生に見てもらった方が、成績が伸びることもあるでしょう。
しかし、もし子どもに教えられるようでしたら、それはコミュニケーションを取るチャンスにもなります。子どもと関わりながら、少しずつ成績を伸ばしてあげたいですね。
まとめ
・時間がかかっても1人で勉強ができるのかどうか把握する。
・1人でできる場合は、問題集を繰り返し行い問題の解き方を理解させてあげる。
・1人だと難しい場合は、あなたが積極的に関わり勉強のやり方を教えてあげる。
・時間がかかっても1人で勉強ができるのかどうか把握する。
・1人でできる場合は、問題集を繰り返し行い問題の解き方を理解させてあげる。
・1人だと難しい場合は、あなたが積極的に関わり勉強のやり方を教えてあげる。
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