次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは5日、開業初年となる2023年度の決算概要を公表した。当期純利益は5700万円で開業前の収支計画の約3倍となった。

 営業収益のうち鉄道事業が7億3900万円、その他の事業は5500万円となった。鉄道収益は開業後の23年8月26日〜24年3月末の約7カ月間に得られた収入。収支計画では鉄道事業収益を5億600万円、当期純利益は1900万円と見込んでいた。