5種類のクラゲが展示されている企画展

 【宇都宮】海なし県の本県でクラゲとタツノオトシゴの生態が学べる企画展「クラゲの世界にZOO(ズー)ムイン」が13日まで、上金井町の宇都宮動物園で開かれている。

 世界最大級のクラゲ展示室がある加茂水族館(山形県鶴岡市)が協力。5種類のクラゲ約25匹と、辰(たつ)年が縁で一昨年に同水族館から譲り受けた雌雄一対のタツノオトシゴを展示した。

 クラゲは、水深500メートル以上の深海に生息し、触手がなく発光するシンカイウリクラゲ、九州天草地方で見られるアマクサクラゲなど、種類ごとに水槽を分けて紹介している。

 荒井賢治(あらいけんじ)園長(61)は「のんびりしたクラゲの動きを見て、癒やしを感じてほしい」と話す。入園料で企画展も楽しめる。(問)同園028・665・4255。