受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」の高校別合格ランキングによると、2024年の大学入試で東京大学理科Ⅲ類(理Ⅲ)の高校別合格者数は、1位は開成、桜蔭(いずれも東京)、灘(兵庫)の3校で各12人だった。開成は昨年(3人)から9人増え、桜蔭も1人増えた。昨年15人で単独1位だった灘は3人減となったが、前年に続きトップを維持した。
理Ⅲは東大の中でも国内最難関として知られ、学生は主に医学部に進学する。東大のHPによると、2024年の理Ⅲの一般選抜募集人員は97人で416人が志願。このうち286人が受験し、98人が合格した。トップの3校に次いで筑波大学付属駒場(東京)は昨年比1人増の8人が合格。これらの4校で44人と理Ⅲ合格者の半数近くを占めた。
以下、愛光(愛媛)3人、聖光学院(神奈川)3人、渋谷教育学園渋谷(東京)2人、洛南(京都)2人-と続いた。
ランキングは、インターエデュ・ドットコムの取材申し込みに応じた学校のみ、調査時点での結果を掲載している。確定数値ではない。