
島根県の人口は1980年は78万4795人、2000年は76万1503人、2020年は67万1126人だった。
2000年時点と比べて人口が減ったのは59市町村のうち54市町村に上る。

最も減り幅が大きいのは2004年11月に旧益田市、旧美都町と合併し、現在の益田市となった旧匹見町。減少率は48・0%で、1803人だった人口は937人に半減した。1980~2000年間の減少率は34・0%で、合併により減少が加速している。1980年調査時からの減少率は65・7%(1796人)減に上っている。
合併後に人口が減った54市町村を減少率でみると、40%台は旧匹見町のほか、旧布施村(隠岐の島町)と旧羽須美村(邑南町)。30%台は17町村、20%台は19市町村、10%台は13市町村だった。
現在の安来市、出雲市、浜田市、益田市、大田市などは合併後に本庁舎が置かれた中心部と比べ、周辺部となった旧町村の人口減少率(2000~2020年)が高くなっている。
例えば雲南...