佐賀新聞社のメンバーズクラブ「新しい扉Begin(びぎん)」の2025年度講師が決まった。歌手・俳優の武田鉄矢さん、漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリさん、料理研究家の土井善晴さんの3人で、佐賀市文化会館でトークショーや講演を行う。会員の継続申し込みは受け付け中で、新規申し込みは27日午前9時半から受け付ける。
第1回トークショー(4月20日)の武田さんは、1972年に「海援隊」でデビューし、73年にリリースした「母に捧げるバラード」で紅白歌合戦にも出場。テレビドラマの「3年B組金八先生」「101回目のプロポーズ」など数々の作品に出演し、多方面で活躍する。
第2回(9月21日)のヤマザキさんは、イタリア・フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年、「テルマエ・ロマエ」でマンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、17年にはイタリア共和国星勲章・コメンダトーレ章を受章した。
第3回(26年1~3月)の土井さんはスイスやフランス、国内で料理の修業を積み、92年に「おいしいもの研究所」を設立。家庭料理を楽しむきっかけづくりが評価され、22年度文化庁長官表彰を受けた。著者に「一汁一菜でよいという提案」「ええかげん論」などがある。
当日はいずれも午後1時半開演。年会費は一般会員は個人6千円、ペア1万千円。年間を通じて会場前方で楽しめるプレミアム会員は個人7500円、ペア1万4千円。高校生以上が対象で、定員一般1380人、プレミアム会員は最大420人(ともに先着)。
継続申し込みは佐賀新聞社(佐賀市)の窓口、ウェブ決済、銀行振り込み、現金書留で受け付けている。13日の第3回講座会場でも申し込みできる。17日までに継続入会すると抽選で豪華プレゼントが当たる。
申し込みや問い合わせはBegin事務局、電話0952(28)2142=平日午前9時半~午後5時半。(坂本有佐)