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拡張選択モードをWord VBAで解除する-ExtendModeプロパティ

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2211 ビルド15831.20190 Microsoft Store)

「WORD VBA 拡張選択モードを解除する」
「WORD VBA 拡張選択モードをオフにするには」
といった検索でアクセスがありました。

Wordでショートカットキー[F8]を押すと、拡張選択モードになります。

この拡張選択モードをWord VBAで解除するには、どのようなコードを書けばいいのか調べていらしたのでしょう。

拡張選択モードを解除するWord VBAのコード

以下のコードで、拡張選択モードを解除できます。

Selection.ExtendMode = False

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1): Document・Range・Selectionの基本編』の、「chapter 7. WordにはSelectionオブジェクトがある」で基本を解説しているSelectionオブジェクトに、ExtendModeプロパティが用意されています。

Selection.ExtendModeプロパティに論理値Falseを設定すれば、拡張選択モードを解除できます。

ExtendModeはSelectionにだけある

Word VBAのSelectionオブジェクトとRangeオブジェクトには、同じプロパティが結構用意されているのですが、ExtendModeプロパティはRangeオブジェクトにはありません。

オブジェクトブラウザーで「ExtendMode」を検索すると、

SelectionオブジェクトにだけExtendModeプロパティは用意されていることを確認できます。

拡張選択モードは、あくまでも選択に関係する機能ですから、RangeオブジェクトにはなくSelectionオブジェクトにのみ用意されているわけです。

最終更新日時:2022-12-26 19:27

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