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スライドサイズを4対3に変更するPowerPointマクロ

対象:PowerPoint2007, PowerPoint2010, PowerPoint2013, Windows版PowerPoint2016

「パワーポイント2013のスライドを4:3の比率に変更するvba」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気づきました。

PowerPoint 2013から、既定のスライドサイズが「16:9」のワイド画面になっていることに起因する検索です。

スライドサイズを4対3にするPowerPointマクロ

プレゼン時に使用するプロジェクター等にもよりますが、2016年1月の時点では、スライドのサイズは「16:9」よりも従来どおり「4:3」のほうが、まだまだ扱いやすいケースが多いように感じます。

「パワーポイント2013のスライドを4:3の比率に変更するvba」
という検索をなさった方は、これをVBA(Visual Basic for Applications)で解決しようと考えたのでしょう。

VBAを使わなくても、既定のテーマを「4:3」にすれば済む話ですが、一応、マクロをご紹介しておきます。

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スライドサイズを4対3にするサンプルマクロ

以下のようなマクロでアクティブなプレゼンテーションのスライドサイズを「4:3」にすることができます。

Sub スライドサイズを4対3にする()

 ActivePresentation.PageSetup.SlideSize = ppSlideSizeOnScreen

End Sub

PageSetupオブジェクトのSlideSizeプロパティを使うと、スライドサイズを変更することができます。

オブジェクトブラウザーを確認するとわかるとおり、PageSetup.SlideSizeプロパティにはPpSlideSizeType列挙に定義されている定数を指定することができ、

スライドサイズを4対3にするPowerPointマクロ

定数・ppSlideSizeOnScreenを指定すれば、

スライドサイズを4対3にするPowerPointマクロ

スライドサイズが「4:3」になります。

できあがっているプレゼンテーションのスライドサイズ変更は要注意

既にできあがっているプレゼンファイルのスライドサイズ変更は、VBAから処理するかどうかに関係なく、注意が必要です。

デザインによってはかなりひどい状態になってしまうこともありますので、スライドサイズの変更は、資料を作り始めた初期段階で行うことをおすすめします。

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