マカフィーは12日、トロイの木馬や偽セキュリティソフトなど、さまざまな最新ウイルスがPCに感染する瞬間を実体験し、セキュリティ対策の重要性を実感できる「マカフィー ウイルス被害・疑似体験サイト」を公開した。 「ウイルス被害疑似体験サイト」は、セキュリティに詳しくなくても、簡単にウイルスの感染手口が理解できるように、ビジュアルや動画を使用したサイトになっている。「自分はウィルスにかからないと思ってる?」という質問に答えてサイトを進むと、いきなりウイルスに感染(したように見える状態)となり、その後、さまざまな脅威を解説するという構成だ。現在、第1弾として「最新のトロイの木馬の脅威」と「いつの間にか感染するSEOに潜む罠」が公開されている。 「PCがウイルスに感染する模様を疑似体験することで、ユーザーにウイルスの怖さやセキュリティの重要性を理解してもらう」というのが目的だけに、感染した状態を再現した仕組みはかなりリアル。動作には、Internet Explorer、Flashプラグインなどが必要となる。なお、最初の質問に「YES」と答えた場合、「NO」と答えた場合、それぞれに異なる内容が表示されるので、どちらもぜひ見てほしい。 ちなみにマカフィーの研究機関であるMcAfee Labs(マカフィー ラボ)の最新観測データによると、1日平均60,000個の新たなマルウェアが生成されており、時間に換算すると、1.44秒ごとに新たなマルウェアが発生していることになるという。