意外に多い? すでに46%がHTML5対応ブラウザを利用中との調査

2010年5月31日

すでにChromeやFirefox、Safari、Operaの最新バージョンではHTML5およびその関連機能の多くが実装されていますが、こうしたHTML5対応のWebブラウザの利用者はどのくらいの割合で存在するのでしょうか?

米オンライン広告配信企業Chitikaが調査した結果によると、同社のアドネットワークでは約46%のユーザーがHTML5対応のWebブラウザを利用しているとのことです。結果を示した記事「How Many Web Surfers are Ready for HTML5?」からグラフを引用します。

fig

HTML5対応ブラウザの中でのシェアは、Firefox 3.5以上が46%でトップ。続いてChromeが26%、そしてSafari 3以上が24%。わずかですがChromeがSafariを上回っている点は興味深いです。

fig

現時点でざっくり半数のWebブラウザがHTML対応という結果は、予想以上に多いと思わせる数字です。年内にはInternet Explorer 9が登場するでしょうから、今年中にはHTML5対応ブラウザのシェアは60%から70%程度になるのではないでしょうか? そうなれば来年には一気にHTML5を使うことが普通になっていくかもしれません。

この調査は同社のアドネットワークの2010年5月時点での、4928万4424インプレッションに対して行われたとのことです。

あわせて読みたい

HTML/CSS Web技術 Web標準 Webブラウザ




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本


<!- script for simple analytics events -->