令和6年度埼玉県営公園指定管理者候補者の選定結果について
令和6年7月8日から募集を開始した2公園(大宮第二公園及び第三公園、埼玉スタジアム2002公園)の指定管理者については、埼玉県議会12月定例会の議決を経て指定しました。
つきましては、指定管理者候補者の選定に当たっての経緯等について公表いたします。
目次
- 県営公園の指定管理者について
- 指定の期間について
- 応募の状況について
- 指定管理者候補者の選定について
- 提案の概要
大宮第二公園及び第三公園
大宮第二公園及び第三公園マネジメントネットワーク
代表
公益財団法人埼玉県公園緑地協会
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4丁目130番地
代表理事 清水 匠
構成法人
一般社団法人埼玉県造園業協会(さいたま市)
RB大宮株式会社(さいたま市)
埼玉スタジアム2002公園
埼玉スタジアム2002公園マネジメントネットワーク
代表
公益財団法人埼玉県公園緑地協会
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4丁目130番地
代表理事 清水 匠
構成法人
一般社団法人埼玉県造園業協会(さいたま市)
埼玉ビルメンテナンス協同組合(さいたま市)
令和7年4月1日から令和12年3月31日まで(5年間)
(1)概要説明会への参加団体数
(2)現地説明会への参加団体数
- 大宮第二公園及び第三公園 令和6年8月1日(木曜日)5団体
- 埼玉スタジアム2002公園 令和6年8月2日(金曜日)6団体
(3)応募申請団体数
令和6年8月30日(金曜日)締め切り
大宮第二公園及び第三公園 2団体
- グループ申請(公益財団法人:公園管理、一般社団法人:造園、サービス)
- グループ申請(造園、ビルメンテナンス)
埼玉スタジアム2002公園 2団体
- グループ申請(公益財団法人:公園管理、一般社団法人:造園、協同組合:ビルメンテナンス)
- グループ申請(サービス、ビルメンテナンス)
(1) 審査基準
- 公園利用者の平等な利用を確保することができること
- 法令、条例及び規則等を遵守し、適正に公園の管理運営を行うことができること
- 公園の設置の目的を効果的に達成し、公園利用者の利便性を向上し、県営公園の利活用を図るため、広報活動や自主事業などを積極的に実施するなど効率的な運営を行うことができること
- 指定管理業務を安定して行う経営基盤を有していること
- 自然災害や感染症の流行など、利用規制が必要と思われる緊急事態に対し迅速かつ適切に対応できること
- 指定管理業務を通じて取得した個人に関する情報の適正な取扱いを確保することができること
- 公園施設や樹木の維持管理を適切に行うことができること
- 環境に配慮した運営ができること
- 公園の特性を十分に生かすことができること
(2)審査項目
一次審査
(書類審査)
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- 指定管理料の見積り
- 指定管理者管理運営状況
- 申請内容と現況調書の比較(供用日や利用料金等)
- 埼玉県内に本店のある団体への加算
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基本的な考え方 |
- 指定管理者制度への理解
- 利用者の平等利用の確保
- 関係法令等の理解
- 公園の特性、課題への理解
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効果的かつ確実な管理運営
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- 広報について
- サービス向上への取組
- 業務の発注及び物品の発注
- 個人情報保護への配慮
- 事故や事件の発生を未然に防止するための予防策
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効率的な運営
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- 計画実現性
- コスト縮減や更なる利活用への取組
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応募者の経営基盤
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- 経営基盤の安定性(財務)
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緊急事態への対応
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- 拠点となる事務所から公園管理事務所までの所要時間及び迅速かつ適切な対応を図るための体制
- 緊急事態発生後の速やかな状況報告、情報伝達のための体制
- 利用者等に対する安全確保対策及び施設の応急復旧対策
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SDGsに配慮した運営 |
- 環境負荷低減への配慮
- 連携・協働による公園管理
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公園の特性を生かした運営(各公園)
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【大宮第二公園及び第三公園】
- 梅林や日本庭園をはじめ、様々な樹木の特性を理解し、緑の保全や育成、水辺空間や河川、周辺地域との共生にも配慮した事業計画が提案され、確実に実施できる内容か。
- 市街地に隣接した都市公園としての特徴を活かした具体的な活性化策が盛り込まれているか。
- 大宮第二公園及び第三公園はもとより、隣接する大宮公園との連携・連動した事業計画が提案されているか。
- スポーツ施設の利活用を進めるとともに、園内の空間を最大限に活かす取組みなど、利用者サービス向上の事業計画が提案されているか。
- 周辺道路や公園駐車場へのアクセス道路における交通渋滞の解消に向け、課題や懸案を検討し、県との役割分担も整理した上で、実現可能性ある提案内容となっているか。
【埼玉スタジアム2002公園】
- 埼玉スタジアム2002公園管理運営指針を熟読の上、基本目標を実現するための具体的な提案がされているか。
- メインピッチの芝の管理について、施設の利活用を図りながら、国内最高レベルのクオリティの高い芝とし、最良の方法で維持管理するための実現性の高い計画が、係る経費等の積算も含め、具体的に示されているか。
- 大規模施設の管理実績があり、かつ特殊な機械・電気設備 (中央監視室等)を含む公園全体を適正に管理運営することで、多様なイベント開催に柔軟に対応できる計画が示されているか。
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(3)選定委員会の委員
氏名
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職業等
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入江 彰昭 |
東京農業大学
地域環境科学部地域創成科学科 教授 |
菊池 佐智子 |
公益財団法人都市緑化機構
企画調査部主任研究員 |
近藤 伸也 |
宇都宮大学
地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科 准教授 |
青山 裕之 |
公認会計士 |
木暮 美菜 |
埼玉大学学術院
大学院人文社会科学研究科・経済学部 講師 |
舟木 泰世 (※) |
尚美学園大学
スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科 専任講師 |
内田 浩明 |
埼玉県都市整備部副部長 |
※埼玉スタジアム2002公園のみ審査
(4)審査結果について
ア 大宮第二公園及び第三公園
(ア)1次審査(20点満点)
審査基準、審査項目{指定管理料の見積り、指定管理者管理運営状況、申請内容と現況調書の比較(供用日や利用料金等)、埼玉県内に本店のある団体への加算}に基づき、資格・書類審査を実施しました。
(イ)2次審査(105点満点)
プレゼンテーション及び選定委員によるヒアリング等による審査を実施しました。
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審査項目
|
配点
|
大宮第二公園及び第三公園
マネジメントネットワーク
|
A団体 |
ー |
一次審査 |
20 |
17.0 |
14.0 |
1 |
基本的な考え方 |
15 |
12.8 |
12.3 |
2 |
効果的かつ確実な管理運営 |
20 |
16.8 |
16.3 |
3 |
効率的な運営 |
10 |
7.5 |
7.5 |
4 |
応募者の経営基盤 |
10 |
10.0 |
10.0 |
5 |
緊急事態への対応 |
15 |
13.3 |
11.2 |
6 |
SDGs配慮した運営 |
10 |
7.7 |
7.8 |
7 |
公園の特性を生かした運営 |
25 |
20.0 |
18.5 |
|
合計点 |
125 |
105.2 |
97.7 |
※ 合計点は各選定委員の合計点を平均した点数のため、各審査項目の平均点数を合計した点数と異なる場合があります。
(ウ)大宮第二公園及び第三公園マネジメントネットワークの選定理由
- 公園の立地特性を踏まえた基本方針を立てて管理運営をするプランであることが評価できる。特に、子ども向けのイベント開催の充実に期待ができる。
- 大宮アルディージャの知名度、コンテンツの注目度、SNS等の情報発信力等を活かした広報の効果が見込まれること。また、スポーツ用具の貸し出しやスクールの開催を通じて、運動施設以外の施設の利用活性化が見込まれること。
- 公園の一部に見沼田圃があることを理解し、その資源を活用した計画、事業を提案していること。また、見沼田圃以外にも、緑地(植物)を本公園の魅力アップにつなげようとする提案をしていること。
(参考)選定委員の主な意見
団体名
|
意見
|
大宮第二公園及び第三公園
マネジメントネットワーク
|
- 老朽化した管理棟の空調設備等の改修を行い、スポーツ利用の拠点となるクラブハウスとして使用するなど、既存の施設を新たに活用する取組が評価できる。
- 運動施設にナイター設備を整備し、現在より利用時間を拡大することで現在の利用に負荷をかけずに利用者を拡大する取組が評価できる。
- 車中泊などのイベントを通じた啓発など、防災への取組に注力している点が評価できる。
- 県立公園の中でも、比較的都心部に近く、周辺の居住者も多いエリアであることを鑑み、現状(課題分析)に基づくより際立った特徴ある基本方針の提案が欲しい。
- 大宮アルディージャ試合開催時にはサッカーの観客だけでなく他の利用者も平等に公園利用ができるよう、駐車場や園内の誘導において工夫が必要。
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その他の団体に対する主な意見 |
- 公園利用のターゲット層を明確にした参加しやすいイベントやグループの資源を活かしたイベントの提案、近隣の商業施設との連携など、公園の活性化が期待できる提案は評価できる。
- 見沼田圃に立地していることを配慮したプランがほしい。特に自然環境のモニタリングを踏まえた管理運営について検討いただきたい。
- 防災は、震災、火災、地震だけではなく、ここ最近のゲリラ豪雨の対策があるが、低地(水辺に近い)、広場+少数の高木という空間特性を考えると、それらを踏まえた防災対策の提案を検討いただきたい。
- イベントを通じた活性化が期待できる一方で、水辺空間を活かした日常的な利用の促進や大宮第二・第三公園の施設の特徴を活かしたサービス向上の提案が望まれる。
- 利用者のトラブルや事故・事件等を防ぐ対策として、利用者のマナーをめぐる苦情などだけでなく、SNSを含むインターネット上のリスク管理・対応も想定した危機管理体制を検討する必要がある。
- 周辺道や公園駐車場へのアクセス道路における交通渋滞は長年の課題であり、県との役割分担・調整が必要な内容であるが、各種シミュレーションやヒアリング等など、現状分析と具体的な課題解決の提案がもう少しあったほうがよかった。
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イ 埼玉スタジアム2002公園
(ア)1次審査(20点満点)
審査基準、審査項目{指定管理料の見積り、指定管理者管理運営状況、申請内容と現況調書の比較(供用日や利用料金等)、埼玉県内に本店のある団体への加算}に基づき、資格・書類審査を実施しました。
(イ)2次審査(115点満点)
プレゼンテーション及び選定委員によるヒアリング等による審査を実施しました。
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審査項目
|
配点
|
埼玉スタジアム2002公園
マネジメントネットワーク
|
B団体 |
ー |
一次審査 |
20 |
16.0 |
20.0 |
1 |
基本的な考え方 |
15 |
12.7 |
9.4 |
2 |
効果的かつ確実な管理運営 |
20 |
15.9 |
15.0 |
3 |
効率的な運営 |
10 |
7.7 |
7.1 |
4 |
応募者の経営基盤 |
10 |
10.0 |
10.0 |
5 |
緊急事態への対応 |
15 |
13.9 |
12.3 |
6 |
SDGsに配慮した運営 |
10 |
7.6 |
7.3 |
7 |
公園の特性を生かした運営 |
35 |
30.1 |
29.3 |
|
合計点 |
135 |
113.9 |
110.4 |
※ 合計点は各選定委員の合計点を平均した点数のため、各審査項目の平均点数を合計した点数と異なる場合があります。
(ウ)埼玉スタジアム2002公園マネジメントネットワークの選定理由
- 長年にわたる埼玉スタジアム2002公園の管理運営実績があり、安定した管理運営が期待できる。
- スタジアム(大規模集客施設)に求められる機能や可能性が多様化している今、都市公園の中のサッカー専用スタジアムの特性を活かした様々な提案をしており、公園の新たな価値の創出につながる取組が期待できること。
- これまで日本代表戦などの国レベルの大規模試合を安全かつ公正に数多く開催してきた運営実績やノウハウを持っている。また、プロサッカーの最高峰の試合にふさわしい質の高い芝管理技術を有する職員や組織体制であること。
- 音楽ライブ(コンサート)でのスタジアム利用や埼玉スタジアム2002オリジナルグッズの販売など、新たな収益源の確保に向けた具体的な提案が行われていること。
(参考)選定委員の主な意見
団体名
|
意見
|
埼玉スタジアム2002公園
マネジメントネットワーク
|
- メインピッチの音楽ライブ利用など、芝への影響を考慮しつつ、サッカー以外の場として開かれたスタジアムのあり方を模索する姿勢、新たな収益源の確保に向けた具体的な取組が評価できる。
- 芝生を含めた大規模スタジアムの管理運営実績があること。また、その実績に基づいた維持管理計画が提案できていることが評価できる。
- 公園を中心とした地域住民を考慮したスケール感のある事業や、まちづくりへの貢献及び地元と連携した事業が提案されている。
- スタジアム機能の充実として提案しているスポーツ・文化事業について、もう少し積極的に他県、海外の事例を収集して、当公園にふさわしいものを実施いただきたい。当公園周辺の居住層を考えると、単なる場の提供だけではなく、一歩進んだ内容を提案いただきたい。
- 施設(ハード)整備から、プログラム(ソフト)整備へと、公園・スタジアムづくりの視点を変革していく時期に来ているのではないか。ハード整備ではなく、ソフト整備で、価値や魅力を向上させる取組が必要なのではないか。
- 収支計画について、収入は手堅く見積もり、支出は想定しうる最大という見積りとなっており、もう少々踏み込んだ自主事業と収支内容の計画とすることで指定管理料をより削減できるのではないか。
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その他の団体に対する主な意見 |
- 情報発信力や各社との連携リソースを活かして、試合日以外の利活用が促進されることが期待できる。
- 客観的資料(マーケティングDX等)を用いて課題を分析し、将来展望を検討している点は評価できる。
- 指定管理者が施設を管理運営するにあたり、使用者・利用者に対して公平な対応が確立されているのか、他者から見て利益相反となっていないことを明確に示した内容が確認できなかった。提案内容からは指定管理者と利用者が明確に区分できているとは言い難い。
- 都市公園の管理・運営の実績、ノウハウに不安な点がある。
- 委託の業者が多く、これまで同等、またはそれ以上の質を、前管理者から引き継いだ直後から保つことができるのかが気になる。
- リスク管理対応については、SNS等インターネット上での対応や体制も含めて検討が必要である。
- 本公園は主要交通機関から若干遠いため、新たに実施するイベント(事業)に対して、参加者の足をどのように確保するのかが不明。他の施設でも開催できるイベントを本公園で行う意味、特別感(有意性)とそれにつながる交通手段も合わせて検討いただきたい。
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大宮第二公園及び第三公園:大宮第二公園及び第三公園マネジメントネットワーク
(1)基本方針
- 人が活き活き! みんなでつくり育てる“ニューライフパーク”~人・自然・スポーツ・文化の融合~
誰もがそれぞれいろいろな楽しみ方ができる 繰り返し訪れたくなる居場所“サードプレイス” を目指します!
(2)管理執行体制
- 公益財団法人埼玉県公園緑地協会 常勤職員3名+非常勤職員等4名
- 一般社団法人埼玉県造園業協会 非常勤職員等5名
- RB大宮株式会社 非常勤職員等4名
(3)維持管理業務計画
- 直営による園地及び樹木管理
- 施設設備の定期的保守点検及び適正管理
(4)広報の取組
- SNS等を活用した公園情報及びスポーツ情報のリアルタイム提供
- 地域活動とタイアップした広報の実施
- メディアミックスなどの手法による効果的・効率的な広報の実施
(5)利用者サービス事業計画
- 公園来園者・施設利用者の利便やサービスの向上に関する事業(貸出備品・販売の充実、休憩スポット・飲食サービスの充実など)
- 公園のにぎわい創出等に関する事業(見沼田んぼ桜回廊の魅力アップ、テニススクール・サッカースクールなど)
- サードプレイスとして快適な空間づくり(子どもたちが利用しやすい環境づくり、ギャラリー棟にBOX型授乳室の導入など)
(6)SDGsに配慮した運営
- 温室効果ガスの排出抑制およびカーボンニュートラルへの取組(管理車両のEV化、公園発生材の園内再利用など)
- 公園の持つグリーンインフラとしての機能向上
- ボランティア活動団体との持続的な連携
(7)公園の特性を生かした運営
- 樹木の特性を理解した緑の保全・育成(梅林や日本庭園など特徴ある樹木の維持管理の徹底)
- 利用者の多様なニーズに応え公園を活性化(スポーツ、文化に関する教室・講座など切れ目のないイベント開催など)
- 隣接する大宮公園との連携・連動した取組(大宮公園小動物園との連携、アルディージャ応援デーの開催など)
- スポーツ施設の利活用の推進による利用者サービス向上(管理棟のクラブハウス化など)
- 交通渋滞の解消に向けた提案(駐車場有料化への課題整理など)
(8)利用者等のニーズの把握及び実現策
(9)利用者のトラブル未然防止と対処方法
- 長年の公園管理経験で蓄積したデータに基づく苦情処理マニュアルの作成・更新
- 委託業者も含めた接遇研修やロールプレイング研修の実施
(10)個人に関する情報の取扱いについての基本方針
- プライバシーマーク取得による適正な運用
- 職員研修やメールソフト導入による対応の徹底
(11)事故や事件の発生を未然に防止するための予防策
- 公園施設の安全点検の実施
- 埼玉県防犯指針に沿った公園防犯指針に基づく適切な対策
(12)災害時等緊急事態における危機管理に対する具体的対策
- 危機管理マニュアルに基づく安全の確保
- 協会本部や他公園などネットワークを生かした応援体制の確保
- 社会的に大きな影響がある事案等への対応
埼玉スタジアム2002公園:埼玉スタジアム2002公園マネジメントネットワーク
(1)基本方針
- 埼スタ・イクスパンション(拡張、拡大、展開) ~美園と共に、さらに輝く埼スタへ~
(2)管理執行体制
- 公益財団法人埼玉県公園緑地協会 常勤職員20名
- 埼玉ビルメンテナンス協同組合 常勤職員21名+非常勤職員等13名
- 一般社団法人埼玉県造園業協会 非常勤職員等5名
(3)維持管理業務計画
- 直営による園地及び樹木管理
- 施設設備の定期的保守点検及び適正管理
- サッカー専用スタジアムとしての適正管理
(4)広報の取組
- SNS等を活用した公園情報及びスポーツ情報のリアルタイム提供
- 地域活動とタイアップした広報の実施
- メディアミックスなどの手法による効果的・効率的な広報の実施
(5)利用者サービス事業計画
- 公園来園者・施設利用者の利便やサービスの向上に関する事業(備品レンタル・販売の充実、外国人来園者への対応(翻訳機器導入)、誰もが自由に利用できるやすらげる空間の提供など)
- 公園のにぎわい創出等に関する事業(埼スタサッカーミュージアムの開催、インクルーシブエリアの整備など)
- 世界に誇る劇場型スタジアムの充実(AR・VRの導入等スマートスタジアムの展開、来場者に感動を与える会場演出の強化など)
(6)SDGsに配慮した運営
- カーボンオフセットに向けた都市ガスの使用、サーキュラーエコノミー実証実験
- インクルーシブの視点を踏まえた公園管理などSDGsの実現
- 近隣学校との連携や民間企業とのパートナーシップの構築
(7)公園の特性を生かした運営
- 埼玉スタジアム2002公園管理運営指針(基本目標)を実現するための提案
- 暮らしの中の広場として住民の交流の核となる公園(子育て支援に貢献するプログラムの展開、地域住民が気軽に集うことができるイベントの開催、防災への関心を醸成するイベントの開催など)
- 年間通じて多様なアクティビティで賑わう公園(グループのイベント開催等のノウハウとコンテンツを発揮した賑わいづくり、メインピッチ、サブグラウンド等の活用、広大な広場や駐車場を活用したアーバンスポーツ(都市型スポーツ)の拠点化など)
- 誇りあるサッカーのまちを象徴する公園(関係機関や団体と連携したネットワークを活用した大規模試合誘致、主催者の視点に立った大会運営のサポート、会場演出による誘致力の強化など)
- メインピッチの芝管理及び施設の利活用(管理実績に基づくメインピッチ維持管理作業計画、メインピッチの芝に配慮した音楽ライブ(コンサート)の開催誘致)
- 特殊な機械・電気設備の管理実績に基づく管理運営計画(設備職員による中央監視設備(受変電、空調、給排水等)の常時監視、運用等)
(8)利用者等のニーズの把握及び実現策
(9)利用者のトラブル未然防止と対処方法
- 長年の公園管理経験で蓄積したデータに基づく苦情処理マニュアルの作成・更新
- 委託業者も含めた接遇研修やロールプレイング研修の実施
(10)個人に関する情報の取扱いについての基本方針
- プライバシーマーク取得による適正な運用
- 職員研修やメールソフト導入による対応の徹底
(11)事故や事件の発生を未然に防止するための予防策
- サッカー試合開催時の安全確保(埼玉スタジアム2002公園マネジメントネットワークで定める「埼玉スタジアム2○○2会場管理計画書」の活用、主催者との連携、警察等への通報及び協力要請、周辺地域への配慮等)
- 埼玉県防犯指針に沿った公園防犯指針に基づく適切な対策
(12)災害時等緊急事態における危機管理に対する具体的対策
- 危機管理マニュアルに基づく安全の確保
- 長年の公園管理経験に基づく災害時等の緊急事態の想定及び対策
- 社会的に大きな影響がある事案等への対応