女優・前田敦子主演、黒沢清監督・脚本の映画『Seventh Code(セブンスコード)』が、11月8日からイタリア・ローマで開催される『第8回ローマ国際映画祭』のコンペティション部門に選出され、同所で世界初上映されることが14日、明らかになった。
今年6月にロシア・ウラジオストクでオールロケ撮影された本作は、世界的にも評価が高い黒沢清監督の最新作とあり、撮影直後から各国の映画祭から上映オファーが殺到していた。2006年から毎年ローマで開催されている同映画祭で、作品賞ほかいずれか賞を受賞すれば初の快挙となる。
本作は、高山秋子(前田)が東京で知り合い、食事をした松永(鈴木亮平)という男が忘れられず、ロシア・ウラジオストクを訪れる。再会した松永は秋子のことを覚えていなかったが「外国では絶対に人を信じてはいけないと諭し、姿を消す。再び秋子は松永を探すが、マフィアに襲われ、郊外の荒れ地にボロボロにされて捨てられてしまう。
前田主演を前提にオリジナルストーリーを書き下ろした黒沢監督は「前田敦子は、周囲の何ものにも頼らず、たったひとりでその場所に堂々と存在することのできる、日本ではめずらしいタイプの俳優」と分析。
続けて「彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝くに違いない、そう予想して私は最新作の撮影にのぞみました。その通りになりました。映画が全力で彼女を支え、最終的には彼女の存在が逆に作品全体を力強く押し上げてくれました。映画なくして彼女は生まれず、彼女なくして日本映画もまた存在しえない、そんな時代がやってきたようです」とその存在感を絶賛した。
大の映画好きでも知られる前田は「大好きで憧れの黒沢監督とご一緒出来て、本当にうれしかったです」と大感激。ウラジオストクでのオールロケ撮影については「アクションシーンなどにも挑戦したり、真冬のような寒い中での撮影だったりと大変でしたが、すごく素敵な作品にしていただきました」と振り返り「ローマ映画祭で選出されたと聞いて、本当にうれしいです!」と喜びを露わにした。
日本での公開は未定で、決まり次第発表される。
今年6月にロシア・ウラジオストクでオールロケ撮影された本作は、世界的にも評価が高い黒沢清監督の最新作とあり、撮影直後から各国の映画祭から上映オファーが殺到していた。2006年から毎年ローマで開催されている同映画祭で、作品賞ほかいずれか賞を受賞すれば初の快挙となる。
本作は、高山秋子(前田)が東京で知り合い、食事をした松永(鈴木亮平)という男が忘れられず、ロシア・ウラジオストクを訪れる。再会した松永は秋子のことを覚えていなかったが「外国では絶対に人を信じてはいけないと諭し、姿を消す。再び秋子は松永を探すが、マフィアに襲われ、郊外の荒れ地にボロボロにされて捨てられてしまう。
前田主演を前提にオリジナルストーリーを書き下ろした黒沢監督は「前田敦子は、周囲の何ものにも頼らず、たったひとりでその場所に堂々と存在することのできる、日本ではめずらしいタイプの俳優」と分析。
続けて「彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝くに違いない、そう予想して私は最新作の撮影にのぞみました。その通りになりました。映画が全力で彼女を支え、最終的には彼女の存在が逆に作品全体を力強く押し上げてくれました。映画なくして彼女は生まれず、彼女なくして日本映画もまた存在しえない、そんな時代がやってきたようです」とその存在感を絶賛した。
大の映画好きでも知られる前田は「大好きで憧れの黒沢監督とご一緒出来て、本当にうれしかったです」と大感激。ウラジオストクでのオールロケ撮影については「アクションシーンなどにも挑戦したり、真冬のような寒い中での撮影だったりと大変でしたが、すごく素敵な作品にしていただきました」と振り返り「ローマ映画祭で選出されたと聞いて、本当にうれしいです!」と喜びを露わにした。
日本での公開は未定で、決まり次第発表される。
コメントする・見る
2013/10/14