「吹田市の高齢者を取り巻く状況と人材確保の取り組み」について考える(2024年度後期「公務員入門」)
お知らせ
吹田市との連携協定に基づき、2024年度後期開講の「公務員入門」(共通科目)に「福祉部高齢福祉室」の職員をゲストスピーカーとして招聘し、お話を伺いました[2024年12月10日(火)]。
高齢福祉室は吹田市役所福祉部に属し、計画グループでは、高齢者福祉に関する調査・研究、介護人材の確保・職場定着や補助金支援などを行っています。
講演では第9期「吹田健やか年輪プラン」をもとに、2050年ごろに吹田市が直面する、「65歳以上人口のピーク」「介護人材不足」という課題について説明があり、吹田市にどのような取り組みが今後必要か提案してほしいとの依頼がありました。
受講生はゲストスピーカーの話をもとに、取り組み案の提案にチャレンジし、「学校やイベントなどで介護職員の仕事を広め、イメージアップする機会を作る」「介護職の人材育成や、現在介護職員として働く方の負担が軽減できるようにIT、AIやロボットを積極的に導入する」「若い世代にアルバイトで介護現場を経験してもらう」といったアイデアが提出されました。また、ゲストスピーカーから学生が介護職員としてアルバイトをしている実例の紹介もありました。
この他、ゲストスピーカーからは、市役所内で携わった仕事内容や公務員としての働き方、吹田市職員をめざした理由についてもお話しいただき、「公務員受験の際には志望理由を明確にすることも重要なポイントです」とのアドバイスをいただきました。
本学では視野の広い次世代の人材育成をめざし、第一線で活躍する実務人から広く学ぶ機会を今後も提供します。
吹田市の職員と「吹田市の高齢者福祉」について考える