国連の「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」に貢献する経営を実践する先進企業を表彰する「第4回日経ＳＤＧｓ経営大賞」は三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループが大賞に決定しました。同社は幅広い分野での取り組みが総合的に評価されました。部門賞に当たるＳＤＧｓ戦略・経済価値賞にはキリンホールディングス、社会価値賞にはオムロン、環境価値賞にはリコーがそれぞれ選出されました。

　全上場企業と従業員100人以上の非上場企業を対象に実施し886社（上場824社、非上場62社）から回答があった今年の「日経ＳＤＧｓ経営調査」をもとに、審査委員会（委員長＝伊藤邦雄・一橋大学ＣＦＯ教育研究センター長）が社会・経済・環境の課題解決の取り組みや企業価値の向上などの視点から総合的に評価。企業価値向上とＳＤＧｓへの貢献を高いレベルで両立している最も優れた企業として選びました。