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- 住之江初参戦で活躍を期す安河内鈴之介(撮影・安井雅彦)
<住之江ボート>◇前検日◇9日
133期の安河内鈴之介(21=福岡)が、住之江に初参戦した。
23年11月デビューで、ここまで216走して10勝を挙げている。前節、3日の芦屋最終日には3、4コースから2、1着になり、いずれも3連単万舟券を演出した。
大分県の強豪、藤蔭高校野球部時代はセカンドで活躍。養成所時代には勝率6・09をマークした有望株だ。今年の目標は「A級に上がること」と早くも上を見据える。
今節引いたのは、年末のグランプリシリーズで前田将太が優勝した55号機。「特訓では下がることはなかったけど、出ていくこともなかった」と感触はいまひとつだったが、ペラ調整で上向かせて住之江初勝利を目指す。
九州で安河内といえば、安河内将・健の兄弟が有名。「弟かとよく言われるんですけど、違います」。印象的な鈴之介の名前を売り出していく。