【契約更改2024全文・ヤクルト北村拓己】地元石川へ「元気な姿を」/1700万円

ヤクルト北村拓己内野手(29)が12月11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1700万円(金額は推定)でサインしました。

昨年の現役ドラフトで巨人から移籍。今季は開幕1軍入りし、48試合、打率1割2分5厘、1本塁打、4打点でした。

会見では、今年1月に発生した能登半島地震から復興中の地元石川への思いを明かしながら、来季のレギュラー奪取を誓いました。

プロ野球

◆北村拓己(きたむら・たくみ)1995年(平7)8月29日生まれ、石川県出身。星稜(石川)では3年夏の甲子園に出場し1本塁打。亜大に進み1年秋からリーグ戦出場。3年春に三塁のレギュラーをつかみ、4年秋は遊撃がメイン。東都通算52安打。17年ドラフト4位で巨人入り。21年に自己最多103試合に出場した。通算224試合、61安打、打率2割4厘、7本塁打、4盗塁。181センチ、90キロ。右投げ右打ち。

「対自分の部分で悩んでたというか」

―サインは

しました。

―条件面は

現状維持です。

―巨人から移籍1年目の今季は、どんなシーズンだったか

1年目で、思い描いた感じとは違いましたけど、その辺はすごい悔しかったかなと思います。

―来季に向け、どういうところを強化していく

社長からも言われましたけど、打つ方でもっともっと目立ってやっていけたらなとは思います。

―シーズン中もいろんな練習を試しながら、試行錯誤したが、どういうところで今年は苦しんだか

代打とかでいくことが多くて、日にちが空いて打席に立ったりとかもあったんですけど、対ピッチャーというよりも、対自分の部分でちょっと悩んでたというか、考えてたっていう部分においては、勝負できてなかったっていうのは今思うとあったので、そこは自分の技術不足というか、力不足でこうなったのかなと思います。

―今年1月には地元の石川県で地震が発生した。このオフも訪問したが、地元への思いは

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。