
【契約更改2024全文・ヤクルト内山壮真】あの先輩と自主トレで学ぶ/2200万円
ヤクルト内山壮真捕手(22)は、正捕手争いを勝ち抜くために変わります。
4年目の今季は腰痛の影響もあり、24試合の出場にとどまりました。打率も2割を切りました。10月には腰の手術を受けましたが、経過は順調です。
契約更改は400万円ダウンの年俸2200万円でサイン(金額は推定)。5年目の来季へ向け、目標に「根性」としたため、オフの取り組みや仲のいい長岡秀樹内野手(23)への思いも語りました。
プロ野球
◆内山壮真(うちやま・そうま)2002年(平14)6月30日、富山県生まれ。小学3年から野球を始める。星稜(石川)では1年夏から3季連続で甲子園出場。2年夏は準V。同年秋に内野手から捕手へ転向した。高校通算34本塁打。20年ドラフト3位でヤクルト入り。21年4月8日広島戦でプロ初出場。同年フレッシュ球宴でMVP。23年は自己最多94試合に出て、55安打、打率2割2分9厘、6本塁打、27打点。今季は24試合、10安打、打率1割9分2厘、0本塁打、3打点。172センチ、76キロ。右投げ右打ち。
苦しいシーズンも「すごくいい経験」
―金額の増減は
2200万で契約させていただきました。
―コンディション不良もあって、苦しいシーズンだった
自分自身すごく初めての経験が多かったですけど、来年に向けて、今後の野球人生ですごくいい経験になった1年になったんじゃないかなと思います。
―この経験の中で一番糧になったものは
今シーズンはもう本当1年間、自分の体と向き合う時間が本当に今までで一番多い1年だったので、体のことについて、自分の体について、すごく多く知れた1年だったので、これを来シーズンからしっかり生かしていきたいなと思います。
―そのために、どんなところをどう強化していきたい
そうですね。けがした部分だったりとか、自分の体についてもっと強くしないといけないところがたくさんあるってことに気づけたので、細かい部分であったりとか、筋力を上げることだったり、体をしっかり1年間戦える体を、体作りをしっかりしていきたいなと思っています。
―球団からはどのような話があった
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岐阜県・羽島郡出身。2浪1留の親不孝者。青学大から13年入社。
野球部でアマチュア、巨人、ヤクルト、楽天、DeNA、巨人を歴任。一番の思い出は、19年の台湾出張。痔が悪化し、現地ホテルで試合観戦。異国の地で、購入したボラギノールは忘れられない。
20年からスポーツ部に異動し、サッカー担当に。23年秋から野球部に復帰。好きなものは、優しいウォシュレット。嫌いなものは、硬い椅子。