最新記事

META

「アカウント再開のため、運営社員と何度も寝た」人気クリエイター驚きの暴露

OnlyFans Star Says She Slept With Meta Employees to Get Instagram Unbanned

2022年5月21日(土)18時32分
ニック・モードワネク
ソーシャルメディア

stnazkul-iStock

<何度もアカウントを停止されてきた女性クリエイターが、運営社員と関係を持つことで特別扱いしてもらったと明かして物議を醸している>

クリエイターが作成したコンテンツを、「ファン」と呼ばれる視聴者と共有するプラットフォーム「OnlyFans」に、「キティ・リクソ」という人気の女性クリエイターがいる。そんな彼女がポッドキャストの番組「ザ・ジャンパー」に出演し、過去に自身のInstagramアカウントの停止を解除してもらうため、Meta社(かつてのFacebook社)の社員と性的な関係を持ったと語り、物議を醸している。

番組内で、司会者がリクソに「これまでにした最もふしだらなことは何?」と尋ねると、彼女は知り合いのFacebook社員と寝ることで、それまで何度も停止されていたアカウントを再開してもらったこと、と答えた。

Meta社の傘下には、FacebookのほかInstagramやWhatsAppなどのSNSサービスがある。こうした大手のSNSは、OnlyFansのクリエイターたちにとって、自身のコンテンツに人々を誘導するためにも使われる重要な「ツール」でもある。リクソは、Instagramに約20万人のフォロワーを持っている。

OnlyFansには、自身のコンテンツをファンが視聴することや、彼らと直接やり取りすることで金銭を受け取ることができる仕組みがある。2016年にサービスを開始したロンドンに拠点を置くOnlyFansだが、ポルノ系のコンテンツが人気を博して急成長してきた経緯がある。

そこで活躍するリクソは、Metaの友人男性について「Instagram(アカウント)を停止する際のレビューのプロセスや、それぞれの部門がどんな役割を果たしているかを教えてくれた」とも語っている。彼女が男性から聞いたところによれば、Metaの「インテグリティ(誠実さ)」部門は、どのアカウントが停止されているかを監視し、それらの再開を許可する権限を持っているという。

「2~3回、アカウントを再開してもらった」

そこで彼女はInstagramでインテグリティ部門の社員を探し始め、次にLinkedInで探し当てた社員にメッセージを送ったという。だが、この試みは失敗したと、彼女は言う。

「そこで私はInstagramの別アカウントを使って、彼らをストーカーし始めたの。それで、別の部署ではあったけれど、ロサンゼルスのInstagramで働く人たちを見付けた」

彼女はロサンゼルスで彼らと会い、彼らと性的な関係を持つことで「2~3回、アカウントを再開してもらうことができた」と明かした。アカウントを停止された人は、粘り強く運営会社の従業員と接触しようとすればよいと彼女はアドバイスしている。

Metaは、自社のプラットフォーム内で「性的な勧誘につながる可能性のある性的に露骨な言葉」などについて制限を掲げている。リクソの発言の真偽は不明ながら、「100%また同じことをやる」と宣言しているだけに、アカウント運営の公平性に疑問を持たれかねない発言は尾を引きそうだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日鉄、ホワイトハウスが「不当な影響力」と米当局に書

ワールド

米議会、3月半ばまでのつなぎ予算案を可決 政府閉鎖

ワールド

焦点:「金のDNA」を解読、ブラジル当局が新技術で

ワールド

重複記事を削除します
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、何が起きているのか?...伝えておきたい2つのこと
  • 4
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 5
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「汚い観光地」はどこ?
  • 7
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 8
    国民を本当に救えるのは「補助金」でも「減税」でも…
  • 9
    映画界に「究極のシナモンロール男」現る...お疲れモ…
  • 10
    クッキーモンスター、アウディで高速道路を疾走...ス…
  • 1
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いするかで「健康改善できる可能性」の研究
  • 4
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 5
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 6
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 7
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 8
    電池交換も充電も不要に? ダイヤモンドが拓く「数千…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 4
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 5
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 6
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中