とある団地の中に、
そびえ立つ高い塔のようなものがありました。
いったいこれは何でしょうか?
実はこれは、「給水塔」。
でも、なぜ、こんな形をしているのでしょうか?
給水塔は、一度に大量の水を使う大規模な施設に設置されるもので、
ポンプで塔のテッペンにあるタンクに一度水を貯め、そこから水を落とすことで重力による水圧を確保。
常に一定の水圧で、各部屋に水を送ることを可能にしている。
しかし、技術が進歩し、最近ではポンプで直接各部屋に水を送ることが可能に。
給水塔が残っている建物は少なくなり、消えゆく昭和遺産とも呼ばれている。