女の子のセルフカット、内巻きにするちょっとしたコツを元美容師がお伝えします。【切り方】【画像あり】【簡単】

 

 

娘4歳年少さん、生まれてこの方髪をちゃんと切ってませんでした。
（前髪はよく切ってましたが）
赤ちゃんの頃から髪は少なめで、細く柔らかいクセのある髪質です。
伸び方も自然ツーブロック状態で、襟足部分の伸びが非常に遅いのです。
トップの部分は、ある日を堺に人並みに伸び、肩甲骨下あたりまでになっていました。

 

親である私に似ている気もするので、そのうち細めだけど毛量は多いくせ毛タイプ。になるんだろうなと想像しています。
毛先が更に細くなって、絡みやすくなってきたので切る事にしました。

子供のカット、外ハネになりませんか？
ちょっとしたコツで内巻きになります。
髪が少なくても多くてもコツはかわりません。
コツを掴んで、外ハネしない髪型にカットしちゃいましょう~~♪

 

 

なんで外ハネしちゃうの？

そもそもなんで外ハネしちゃうの？って事なんですが
「肩に当たる」とハネますよね。
これは仕方ないです…。伸びるのを待つか切るしかありません…。

それ以外に、もともとの生え癖も原因としてあります。
根元の生え方が寝てたり、真っ直ぐではなかったりすると、下に垂れる髪は垂直とはいかずちょっと方向が変わります。

あとは、カットの方法で外ハネしやすくなる事もあるんです。
自分の美容師さんの切り口など見ているとわかるかも？！しれません(^^)

 

ある程度はカットで矯正できる

絶対とは言えませんが、カットの仕方を注意すれば外ハネしにくくする事ができます。

 

画像はフリー素材ですが、長さは違ってもこういう感じで毛先を切りそろえたカットをお子さんにする事は多いと思います。

 

突然ですが

髪って結構繊細で、力に弱いんです。

髪をとかすコームを入れる力加減を均等にしなければいけないし
髪を切る時に指で切る箇所を挟むと思うのですが、その力も均等にしなければいけません。

指で挟むときにギュっと力を入れて髪を引っ張っている、コームでとかす時にコームに髪が引っかかり過ぎていると髪に力が加わっている状態になります。

髪自体は、ゴムのような伸縮性があるので強く引っ張って切ればその分、縮みます。
水で濡れていると更に縮みます。


なので、切る時はなるべく

力を加えずに「フワっと」コームを通し、「フワッと」切るラインを指で挟む事（力を入れすぎずに挟む感じ）

が1つのポイントです。

 

 

 実際に切ってみます。ちょっとずつ長めに切ると内巻きになりやすい

 

 

まずは下準備。
耳後ろあたりで分けて3ブロック
髪が多い場合は後頭部を縦に分けて4ブロックにします。

 

 

4年間の自然ツーブロックはこんな感じの差です。
上の方でくくると、襟足がまだ落ちてきちゃいます(^_^;)

 

今回はこの、ツーブロックになっている内側（短い方）の髪の長さに合わせてカットしていきます。

 

 

 

まずは切りそろえてガイドラインを作ります。
短くても長さにバラツキがあるので綺麗に整えます。

ふわっと持って切ります。
強く引っ張ると仕上がりが短くなっちゃうので注意です。

またこの時、お子さんって下向いたり上向いたりしている事が多いです。
そのまま切り正面向かせると「あれ？」って長さにもなるので
しっかり正面見ているか確認してください。

 

 

 

次が「内巻き」にカットするポイントです。

ガイドラインより2～3ミリ長く切る

 

それだけです！！！（ちょっと画像の線の位置ミスってる）

 ※ガイドラインより、「ちょっと長く」がポイントです。

 

短い髪が内側にあると、外側が長くなるにつれ内に巻かれていく性質があるのでそれを利用します。


少しずつ上の髪をおろしながら切り勧めてください。そして少しずつ長めに切るのです。（少しずつ切ることをおすすめします。）

 

これ、あからさまに長く切ると不自然というか、内側の髪と別物に見えちゃうのであくまで、内に入れるために、若干長く切っている程度の感覚です。

 

 

サイドのカットはコームの入れ方と切り口を意識して内巻きに

 

 

最後に顔周り（サイド）を切っていきます。
後ろのラインの端に合わせて切ります。

 

外ハネになっちゃう原因になる切り方がこれです。

 

切る部分をグイッと自分側に返してしまう切り方。
外ハネさせたいならかなり有効ですが、内巻きにしたいならNGです。

 

サイドの髪は、後ろと違って背中がないのでダイレクトに毛先に影響します。

なのでコームの入れ方や、カットの切り口に注意しなくてはいけません。

 

 

コームをと頭皮に当てて、くるっと自分側に返し、下にとかしましょう。
これは根本を浮かせる為にしています。

根本が浮くと内に入りやすくなります。（このコームの入れ方はバックの切り方でも使えます。）

 

 

次に、内巻きになるように切る箇所を指で挟みます。
画像の様に内に入れてOK。

このままでも切れるんですが、利き手じゃない方は切りにくいです。

 

そういう場合は

 

 

挟んだ髪をそのままキープしつつ、自分側に向けてカットします。

 

この時、力加減が変わったり、引っ張ってしまったり、内巻きにして挟んでいる髪がずれたと感じたらやり直します。

 

 

内巻きカットの出来上がり

子供のカットを記事にしようと思っていましたが
うちの子、髪少ないのでなかなか機会がありませんｗ

髪少ないから参考になるか、わかりませんが・・・(^_^;)

 

 

 

横から見た図・・・

 

後ろから見た図・・・

 

コーム入れただけですが内に入ってます(^^)

髪が多いと、ちょっと段入れたり、すいたりするんですけど
何もしなくてもいい感じです(^_^;)

しかし、バックの少しずつ長く切る方法や、コームの入れ方、内巻きに挟むやり方はどんな髪型でも使えるテクニックですので、良かったらやってみて下さい(^^)

 

ではでは(^_^)/~

 

 

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