あなたは、目の下のくま(クマ)でお悩みではありませんか?
目の下にくまができると老けた印象や疲れた印象を与えるので、早く改善したいですね。
でも、その前に原因を突き止めることが大切。
目の下のくまと言っても、種類は4つあり原因が違うので改善や解消の対策が異なります。
この記事では、目の下のくまの原因、種類と改善や解消の対策を幅広くご紹介します。
岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*目の下のくまの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.目の下のくまが気になるあなたへ
気になるエイジングサインの1つが「目の下のくま(クマ)」。
目の下のくま(クマ)は、年齢とともに出やすくなり、実年齢より老けて見えたり、疲れた感じに見えてしまうので、エイジングケアで美肌を目指す女性にとって大敵ですよね。
もともと、目のまわりの皮膚は非常に薄く、乾燥や紫外線などのダメージを受けやすい部分です。
その中でも、特に目の下の皮膚は薄いので、真皮にある毛細血管が透けてみえることもあります。
そのため、目の下のくまをはじめ、目元のエイジングサインは目立ちやすいのです。
どんな事情であれ、目立つ目の下のくまは、いち早く解消したいですね。
実は、目の下のくまは、原因によって4つの種類に分けられ、対策もそれぞれ違います。
そのため、目の下にくまがあっても、いきなりスキンケアやエイジングケア化粧品でくま対策をするのではなく、まずはその原因と種類をしっかり理解することが大切です。
また、くまだけでなく、目元のスキンケアを考えるためには、目のまわりのお肌に関する知識を、身に付けることも大切です。
もう1つ気を付けたいのは、目の下のくまはお肌以外の病気のサインの場合もあります。
そんな場合は、スキンケアで対策するのではなく、医療機関に相談しましょう。
この記事では、目元のお肌に関する基礎知識とくまの予防や解消のためのエイジングケアの対策についてお話しいたします。また、目の下のくまを予防したりケアするためのエイジングケア化粧品をご紹介します。
「目の下のくまの原因を知りたい!」
「目の下のくまの種類は?また特徴は?」
「私の目の下のくまってどんな対策があるの?エイジングケア化粧品で改善できる?」
「美容医療に頼ってでも目の下のくまの悩みを早く解消したい!」
「目の下のくまと病気の関係は?」
などを知りたい方は、ぜひ、続きを読んでくださいね。
目の下のくまの対策について、動画で確認したい方はこちらをご覧ください。
<目の下のクマの改善にオススメ>
目の下のくまを予防しよう!
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目の下のくまを美容医療で改善するなら
- 目元はお肌の中でもデリケートな部分なので、お肌の特徴を理解してスキンケアを行いましょう。それが目の下のくまの予防になります。
- 目の下のくまは、青くま(青クマ)、茶くま(茶クマ)、黒くま(黒クマ)、赤くま(赤クマ)の4種があります。それぞれ原因と対策が異なります。
- 自分の目の下のくまの原因と種類を知り、その解消の対策をしましょう。また、誤った対策を行えば、かえって悪化するので注意しましょう。
- 自分のくまの種類にあったエイジングケア化粧品を選ぶことが、目の下のくま解消のポイントです。また、自分の年齢や肌質に合ったものを選ぶことも大切です。
- 目の下のくまは、エイジングケア化粧品だけではなく、予防の対策や全身のエイジングケアが大切です。アンチエイジングを意識した正しい生活習慣が大切です。
- 目の下のくまの美容医療は、いろんな治療法があります。信頼できる美容医療の専門医としっかり相談して検討しましょう。
- 目の下のくまには、病気が潜んでいる場合があるので注意しましょう。もし、気になる場合はすぐに病院を受診しましょう。
2.くまができやすい目の周辺のお肌の特徴とケアの基本
1)目の周りのお肌の特徴
目の下のくま(クマ)の原因や解消の対策の前に、目の周辺のお肌について理解しましょう。
まぶたの周りをはじめ、目元の皮膚は非常に薄く、皮脂腺も少ないことが特徴です。
そのため、刺激に弱く、強くこすったり、刺激をあたえると、メラニン色素が沈着することがあります。
また、皮脂腺が少ないため皮脂分泌は少なく、皮脂と汗でできる皮脂膜も少なくなります。
だから、目の周りは乾燥肌になりやすいのです。
さらに、たくさんの毛細血管が走っていて、そこに流れる血液によって、目や周りの皮膚に酸素と栄養を運んでいます。
そのため、目元や目の下は、疲れや老化などの影響で血液の流れが悪くなった場合、薄いお肌にその状態が反映されます。
◎目元のお肌の特徴のまとめ
つまり、目元はお肌の中でもデリケートな部分で、特にエイジングケアに気を使うことが大切です。
スキンケアのあり方をしっかり理解し、目の下のくまの解消をサポートするエイジングケア化粧品も慎重に選びましょう。
なお、目元や口元のお肌の特徴は「目元・口元の乾燥・肌悩みと特徴を考えたエイジングケア」に詳しく解説しています。
2)目の下のくまの予防は、スキンケアの基本の実践
目の下のくまをスキンケアで予防することは、スキンケアの基本である保湿と紫外線対策で、目や目の周りを清潔に保つことが基本です。
これをしっかり行うことで、目元のしわ対策、目の下のたるみ対策なども兼ねることになるのです。
①目の周りの保湿
先ほど、目の周りが乾燥しやすいことをお伝えしました。
目の下のくまをはじめ、さまざまな肌悩みや目の周りのお肌の老化を防ぐためにも、しっかり保湿を行って、乾燥肌対策をしましょう。
顔全体の保湿に加えて、目元専用美容液やアイクリームを使ってスキンケアすることをオススメします。
②紫外線対策で目の周りをケア
紫外線対策も目の下のくまの予防に大切です。
紫外線はお肌を酸化させて光老化をもたらします。また、目の周りの乾燥やメラニンによるシミの原因にもなります。
さらに、長期的な紫外線の蓄積は、顔のたるみによる目の下の黒くまの原因にもなるのです。
紫外線は常に降り注いでいます。だから、春の紫外線対策や夏の紫外線対策だけでなく、秋や冬の紫外線対策も大切なのです。
また、最近では近赤外線も目の下の黒くまの原因となることがわかってきました。だから、近赤外線対策も大切です。
③目の清潔を保つ
目元を清潔に保つためには、クレンジングと洗顔を正しく行うことが大切です。
クレンジングは、TゾーンやUゾーンにクレンジング料をなじませた後、デリケートな目元の皮膚にやさしくなじませます。
目元のクレンジングは負担が大きいので、素早く行いましょう。
落ちにくいマスカラなどでメイクをしている場合は、目元専用のリムーバーを使うことをオススメします。
メイクが落ちにくくても、目元をゴシゴシと強くこするのは目の下のくまの原因になってしまうので、NGです。
洗顔もクレンジング同様にTゾーンやUゾーンの後に行います。しっかりと泡立てて優しく行いましょう。
すすぎは人肌程度のぬるま湯で洗い流すことをオススメします。
クレンジングも洗顔料もエイジングケアの観点からは、年齢を重ねると優しいものへ切り替えていくことをオススメします。
3.目の下のくま(クマ)の種類と見分け方
もし、あなたが目の下のくまで悩んでいるなら、その種類をチェックしてみましょう。
1)目の下のくま(クマ)の種類
目の下のくま(クマ)は、大きく青くま(青グマ)、茶くま(茶グマ)、黒くま(黒グマ)、赤くま(赤グマ)の4つに分かれます。
目の下のくまは、このように4色の色で分かれ、それぞれ、症状、原因、予防や解消の対策が異なるので、自分の目元のくまがどれにあたるかをしっかり見極めることが大切です。
2)目の下のくまの見分け方
目の下のくまは、4色に分かれるので見た目でわかる場合もありますが、必ずしも色がはっきしりない場合があります。
そこで、目の下のくまの原因の説明の前に簡単な見分け方をご紹介します。
①くまの見分け方
- 目尻を引っ張って、色が薄くなる → 青くま
- 目尻を引っ張って、色が変わらない → 茶くま
- 鏡でくまを見ながら、上を向けば色が薄くなる → 黒くま
頬の上部を下の方に引っ張ると赤みが増す → 赤くま
②目の下のくまとお肌タイプなどの特徴
ご自身のお肌のタイプを知っておくことも大切です。
- 青くまは、色白の方に多い
- 茶くまは、日焼けした際、赤くなってもあまり黒くならない方に多い
- 黒くまは、目が大きな方や目鼻立ちのはっきりした方に多い
- 赤くまは、冷え性の方や目をこするクセのある方に多い
なお、2つあるいは3つの目の下のくまが同時にできてしまう場合もありますので、判断が難しいケースもあります。
4.目の下のくまの症状・原因と解消の対策
ここからは、青くま、茶くま、黒くま、赤くまのそれぞれについて、症状、原因、解消のためのエイジングケアをご紹介します。
1)青くまの症状・原因と対策
①青くまの症状
目の下を引っ張ると青みを帯びたり、くまが薄くなれば、青くまの可能性が高いです。
また、青くまは、鏡を見ながら顔を上に向けても、ファンデーションを塗っても薄くなりません。
青くまは、目のまわりの毛細血管の血液が滞り、老廃物が排泄されなくなったため、毛細血管が透けて、青っぽく見えてしまっている状態です。
毛細血管の状態によって、日や時間で濃くなったり、薄くなったりと変化します。
②青くまの原因
目の疲れ、睡眠不足、月経時などの女性ホルモンのバランスの乱れ、喫煙、冷え症、ストレスなど、日常生活の中で引き起こされる血行不良が原因とされます。
また、リンパの流れも悪くなって、老廃物が排出できないことも原因の1つです。
ですから、手足や顔にむくみを感じる方は青くまがある場合が多いかもしれません
パソコンやスマホを長時間使用すると、症状を慢性化させてしまうリスクも高くなってしまいます。
③青くまの予防や解消対策
原因が、血行不良なので、それを改善することが対策です。
青くまの解消のためには、まず“目の疲れを取ること”です。
パソコンやスマホ画面から離れ、意識的に目を休ませることを心掛けましょう。
また、蒸しタオルで目元を温めながら保湿することもよいでしょう。
その他には、むくみ解消にためのツボ押し、フェイスマッサージや温感パック、適度な運動、湯船に入って身体を温める、生姜などの身体が温まる食事や、鉄分の多い食べ物を摂ることを心がけるなどもよい方法です。
ただし、ツボ押しやマッサージはきつくやるとお肌の負担になってしまい、茶くまの原因であるメラニン色素が沈着してしまうリスクが高くなるので、ご注意ください。
ツボ押しは、薬指の腹を使って、目の下やまぶたを垂直に気持ちよいと感じる力で押さえましょう。
毎日、続けることで血行がよくなったり、リンパの流れがよくなって青くまの改善、解消につながります。
青くまは、スキンケアではなく、全体的なヘルスケア対策が基本ですが、目元を守る観点から、スキンケアでは「保湿」と「紫外線ケア」が基本です。
保湿についての詳しい情報は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。
エイジングケア化粧品なら、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、NMF(天然保湿因子)など保湿力の高いエイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧品がオススメのアイテムです。
また、リンパ管ケア成分であるキュアパッションなどもよい成分です。
青くまの解消のために、キュアパッションなどの保湿成分が配合されたフェイスマスクで集中ケアをしてみるのもオススメです。
さらに、コラーゲンを増やすことでお肌をふっくらさせることも青くまの解消の手段です。
ビタミンC誘導体、レチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体、ナールスゲン、ネオダーミルなどを配合したエイジングケア化粧品がオススメです。
ビタミンC誘導体は、比較的刺激が小さく高い浸透性のある両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)や刺激の小さい油溶性ビタミンC誘導体がオススメです。
④ナールスブランドで青くまの対策をするなら
ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、レチノイン酸トコフェリル、セラミド、プロテオグリカンなどを配合した目元専用集中美容液「ナールス ネオ」とヒト幹細胞培養液配合&バイオセルロースでお肌への密着性を高めたフェイスマスク「ナールスリジェパーフェクトマスク」がオススメです。
2)茶くまの症状・原因と対策
①茶くまの症状
目元全体が茶色くくすんでいるなら、茶くまです。
皮膚を引っ張っても茶色っぽさが残り、鏡を見ながら顔を上げても、茶くまは薄くなりませんが、ファンデーションを塗れば薄くなります。
また、年齢が高くなるとより目立つこともあります。
茶くまはメラニン色素の沈着が原因ですが、それが表皮レベルで留まっているか、真皮まで進んでいるかで2つに分かれます。
②茶くまの原因
表皮レベルの茶くまは、紫外線から受けたダメージや、目のこすり過ぎで、一時的にメラニン色素が沈着することで起こります。
また、アトピー性皮膚炎や乾燥による痒み、化粧品かぶれ、落としきれないマスカラなどもメラニン色素の沈着を加速させるリスクがあります。
真皮レベルの茶くまは、遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)と呼ばれるアザです。
20歳前後から、両頬・おでこ・小鼻・目の下などにあらわれる青みのある灰色と茶色が混ざったような色素斑が特徴で、メラニンが真皮に沈着している状態です。
こうなるとスキンケアの範疇を超えてしまっていますので、皮膚科の専門医にご相談されることをおすすめします。
③茶くまの解消対策
まずは、紫外線を避ける工夫をしましょう。
茶くまは、紫外線対策が予防のための最も大切な手段です。
また、日焼け止めを塗っていても紫外線のアフターケアも大切です。
紫外線のアフターケアについては「外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!」をご覧ください。
また、目を強く擦らないことも大切です。
スキンケアの基本は、保湿と紫外線対策ですが、目の下の茶くまの予防には、加えて美白化粧品を使うこともよいでしょう。
美白や美白化粧品については、「エイジングケアにとって大切な美白と美白化粧品の選び方」や「美白化粧水のランキングは不要?選び方と使い方のコツ!」をご覧ください。
美白を謳っていない化粧品でも、ビタミンC誘導体ほか抗酸化成分の配合されたエイジングケア化粧品もよい選択肢になります。
さらに、メラニンが溜まって角質が厚くなっている場合は、酵素洗顔やピーリングで角質ケアを行うことも選択肢の1つです。
ただし、目元の角質ケアは、お肌が薄いので慎重に行いましょう。
酵素洗顔の詳しい情報については、「酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方」をご覧ください。
④ナールスブランドで茶くまの対策をするなら
ナールスゲンとビタミンC誘導体を含む「ナールスピュア」+美白化粧品を基本とします。
もちろん、エイジングケア美容液「ナールス ネオ」もおすすめです。
目の下に角質肥厚があるようなら天然パパイン配合酵素洗顔パウダーを使いましょう。
3)黒くまの症状・原因と対策
①黒くまの症状
黒くまは、目の下のお肌がたるんでしまい、その影響で影ができて、それが黒く見えてしまう状態です。
上から光やライトが当たると、黒くまは一層目立ってしまいます。
目の下の黒くまには、生まれつき目の下の皮下脂肪が少なく、加齢により目の周りの脂肪が萎縮することで、皮膚のへこみが目立つために影ができるタイプと、加齢により目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えている筋肉がゆるみ、眼窩脂肪が突き出て、目袋になるタイプがあります。
こうしてできた黒くまは、スキンケアで解決することは難しいので、医師などの専門家へ相談するようにしましょう。
②黒くまの原因
黒くまは、目の下の皮膚のたるみが原因です。
目の下のたるみは、真皮の衰え、眼輪筋(がんりんきん)の衰え、眼窩脂肪(がんかしぼう)の衰えでできてしまいます。
その原因の影響の大きさの度合いで、黒くまは、少しずつ特徴が異なる場合があります。
たとえば、眼窩脂肪の突出でできる目の下のふくらみの影による黒くまと、眼窩脂肪の突出がなく目の下のくぼみによる黒くまでは、見た目の印象も少し異なります。
もともと筋肉の動きが多い目元ですが、加齢によってその動きや器質が衰えるため、たるんだり、窪んだりしてしまいす。
これらが目元のしわとたるみを誘発し、より老けた印象をつくってしまいます。
また、むくみが長く続くことで、皮下脂肪が垂れ下がって目の下の黒くまが目立つ場合もあります。
③黒くまの解消対策
黒くまは、たるみが原因なので、基本的にエイジングケア化粧品では解消できません。
大幅な改善や解消を目指すなら、美容医療がその選択肢です。
ただし、これ以上進まないようにするためには、コラーゲンやエラスチンの産生をサポートする成分が配合されたエイジングケア化粧品がオススメです。
コラーゲンを増やすには、コラーゲン自体を摂取するのではなく、コラーゲンをつくる線維芽細胞を活性化させる成分を取り入れるのが効果的です。
そんなエイジングケア化粧品成分には、次のものなどがあります。
- ビタミンC誘導体
- ビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリルなど)
- ナールスゲン
- ネオダーミル
- コエンザイムQ10
- レスベラトロール
- フラーレン
- アスタキサンチン
- マトリキシル
- アセチルデカペプチド-3
黒くま対策のエイジングケアは、これらの成分が含まれるエイジングケア化粧品を選びましょう。
また、「目元美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア視点で!」でも目元美容液に関する説明をしているので、是非あわせてチェックしてみてください。
さらに、黒くまの原因である目の下のたるみについては、「目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント」をご覧ください。
また、目の下のむくみ対策は、「ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」が参考になるので、気になる方はご覧ください。
④ナールスブランドで黒くまの対策をするなら
黒くまのナールスによる対策は、青くまと同じですが、目立つ黒くまを改善することは難しく、あくまで予防的に使いましょう。
ナールスゲン、ネオダーミル、レチノイン酸トコフェリルなどを配合した目元専用集中美容液「ナールス ネオ」とプラセンタ、キュアパッション配合&バイオセルロースでお肌へ密着性を高めたフェイスマスク「ナールス パッション」がオススメです。
4)赤くまの症状・原因と対策
従来、目の下のくまと言えば、「青くま」、「茶くま」、「黒くま」の3種に分類されていました。しかし、最近では、「赤くま」も1つのくまの種類として取り上げられることが増えてきました。
①赤くまの症状
赤くまは、皮膚を引っ張ると赤みが増すのが特徴で、目頭の下あたりによくできます。
目の下が赤くなって、その周辺が腫れているように見えますが、圧迫された眼輪筋(がんりんきん)が赤く透けて見えているのです。
青くまと同じく血行不良が原因で発生することが多く、他の種類のくまに比べると、比較的軽度のくまだといえるでしょう。
血行不良により、目を上下にとりまく眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が透けて見えたり、眼窩脂肪(がんかしぼう)が突出し、それが赤く見えることでくまになります。
また、目の下で小さな血栓症を起こすことでも発生します。
②赤くまの原因
赤くまの原因の1つは血行不良です。
青くまが静脈のうっ血に対し、赤くまの場合は静脈・動脈両方のうっ血が原因です。
また、眼窩脂肪の突出も赤くまの原因です。
血行不良と眼窩脂肪の突出で、眼輪筋が皮膚の内側から押し出された結果、目の下が赤く見えるのです。
③赤くまの解消対策
赤くまは、比較的、軽度な場合から重度の場合まであります。
血行だけが原因の赤くまなら、青くまと同じく血行を改善すれば解消することもあります。
この場合は、スマホやパソコン、テレビなどを長時間見ることを避け、目を休ませることが大切です。
また、コンタクトやメガネなども外して過ごすこともよい方法です。
しかし、眼窩脂肪の突出による目の下のふくらみがある場合は、血行の改善やエイジングケア化粧品ではなく、美容医療が適応となります。
血栓症によって引き起こされる赤くまの場合には、ビタミンKを摂ることが大切だといわれています。
海藻類やブロッコリーに多く含まれている成分で、サプリメントや化粧品にも含まれているものなので、ビタミンKが配合されているサプリメントや化粧品を積極的に使うなど対策をとりましょう。
④ナールスブランドで赤くまの対策をするなら
赤くまのナールスによる対策は、青くまと同じですが、眼窩脂肪や血行そのものを改善することがナールスの役割ではなく、あくまでも目の下のエイジングケアのためにお使いいただき、赤くまの予防としてください。
ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、レチノイン酸トコフェリル、セラミド、プロテオグリカンなどを配合した目元専用集中美容液「ナールス ネオ」とキュアパッション配合&バイオセルロースでお肌への密着性を高めたフェイスマスク「ナールス パッション」がオススメです。
一口に「目の下のくま」といっても4種あり、その違いと原因、対策の違いもご理解いただけましたでしょうか?
くまの種類によってエイジングケア化粧品を使い分けることが必要です。
もちろん、エイジングケア化粧品を使う前にくまの予防・対策は必須です!
5.目の下のくま解消の美容医療
血流の問題やたるみが原因でおこる目の下のくまは、エイジングケア化粧品で解消することはできませんから、大きな改善や解消を求めるなら美容医療が選択肢となります。
ここでは、目の下のくまに対するいくつかの美容医療について簡単に紹介します。
美容医療を選択する場合は、信頼できる専門医と十分に相談の上、ご自身で納得した上で治療を受けましょう。
1)青くまの美容医療
青くまの美容医療としては、W-PRP(白血球添加多血小板血漿)注入療法や各種レーザー療法などが行われます。
また、最近では、目の下のくまに血流改善ガスを注入して、血流が改善と皮膚のターンオーバーや真皮の代謝アップを期待する方法も使われます。炭酸ガスの刺激で、皮膚の再生能力が活性化し、コラーゲンが増えることも期待できるといわれています。
さらに、リジュラン注射なども使われます。
<参考記事>
リジュラン注射とは?効果やメリット、ダウンタイムやデメリット
2)茶くまの美容医療
茶くまの美容医療としては、高濃度ハイドロキノンクリーム、レチノイン酸などに医薬品による治療、美白効果のあるレーザーやケミカルピーリングなどが適応されます。
また、フラクショナルレーザー治療により、色素沈着部の肌を剥がして新しい肌と生まれ変わらせる方法もあります。
<参考記事>
YAG(ヤグ)レーザーは3種類!シミへの効果やダウンタイムは?
3)黒くまの美容医療
黒くまの美容医療としは、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、眼窩内脂肪の摘出に加えて、W-PRP(白血球添加多血小板血漿)注入療法やラジオ波治療やレーザー治療などがあります。
たるみが原因なので、不要な脂肪の除去、コラーゲン産生の促進などが目的の治療法を選択することになります。
<参考記事>
ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!
4)赤くまの美容医療
赤くまは黒くまと同時に発生する場合もあり、黒くまと同じ、または近い治療が行われます。赤くまの美容医療としては、眼窩脂肪(がんかしぼう)の摘出に加えて、W-PRP(白血球添加多血小板血漿)注入療法やラジオ波治療やレーザー治療などがあります。
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6.目の下のクマの美容医療の症例と体験・口コミ
1)症例紹介
まゆりなクリニック名古屋栄の切開による目の下のクマ治療例です。
目の下のクマ取り1ヶ月後の症例です。
【施術内容】目の下のクマ取り・ふくらみ取り
【治療回数】1回
【リスク】はじめに切開部に局所麻酔を行います。電気メスを使用して、下まぶたの裏側を切開しますが、痛みがあれば、お伝え下さい。麻酔を適宜追加していきます。
術後5日程度は、軽度の痛みと圧痛がありますが、痛み止めで対処できる程度です。目の周囲に内出血を生じることがあります。2週間するとほぼ消失します。術後に目の白い部分が赤くなることがありますが、1~2週間程度すればほぼ目立たなくなります。
【料金】¥235,000(税込)→モニター価格¥178,000(税込)
<提供>まゆりなクリニック名古屋栄
2)目の下のクマ取りの口コミ
大手美容クリニックや個人クリニックでクマ取り治療を受けた口コミや評判です。
クマ取りの美容医療を受ける際のクリニック選びの参考にしてください。
<口コミや評判>
「caloo」全国の目の下の脱脂(クマ・たるみ取り)の口コミ(35件)
「美容医療の口コミ広場」目の下のくま治療の口コミ 2331 件
7.食べ物による目の下のくま対策
ここでは、美肌のための栄養素や食べ物による目の下のくまの予防や改善の方法をご紹介します。
1)目の下のくまを予防する栄養素・食べ物の基本
目の下のくま全体を予防する栄養素としては、ビタミンがオススメです。
中でも目の疲労や角膜の健康に効果を発揮してくれるビタミンAと万能のビタミンであるビタミンCです。
ビタミンAは、鶏、豚の肝、アンコウの肝、ウナギ、モロヘイヤ、ニンジン、焼きのりなどに豊富です。
ビタミンCは、パプリカ(赤・黄)、モロヘイヤ、ブロッコリーなどの野菜、アセロラ、キウイフルーツ、レモンなどのフルーツに豊富です。
2)目の下のくまの種類別の栄養素と食べ物
①青クマや赤クマ予防と改善のための栄養素と食べ物
主に血行不良が原因で、目の下の血流が滞ってしまう目の下の青クマや赤クマの予防や改善には、血行を促進したり、血液をサラサラにする効果のある栄養素がオススメです。
青クマには、鉄分、ビタミンEやアントシアニンなどの栄養素、また身体を温める野菜の摂取を心がけましょう。
オススメの食べ物としては、昆布、小松菜、ほうれん草、生姜、モロヘイヤ、焼きのり、海藻類などです。
②茶クマの予防と改善のための栄養素と食べ物
目の下の茶クマは、メラニンの蓄積が原因ですから、ターンオーバーを促進する栄養素が効果的です。
だから、まずビタミンAやビタミンCを積極的に摂りましょう。
また、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウムなどのミネラルも大切です。
カルシウムは、チーズやひじきなど、マグネシウムはアーモンドや大豆など、亜鉛は牡蠣、レバー、うなぎなど、カリウムは海藻類やアボガドなどに豊富です。
③黒クマの予防と改善のための栄養素と食べ物
目の下の黒クマの原因はたるみなので、たんぱく質の元であるアミノ酸や抗酸化作用のある栄養素がオススメです。
アミノ酸を含む食べ物としては、アミノ酸スコアの高い卵、鶏肉、鮭、豆腐、ツナ、ヨーグルトなどがオススメです。
また、抗酸化物質を多く含む食べ物には、ほうれん草、かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜、大豆、大豆製品、ブルーベリー、ブロッコリー、トマトなどがあります。
なお、食べ物については、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」も参考にしてくださいね。
8.美顔器を使った目の下のくまのケア
目の下のくまのケアには、美顔器などの美容家電を使う方法もあります。
エイジングケア化粧品や食べ物での対策を組み合わせることで、より効果を発揮します。
目の下のくまの種類にあった美顔器を選んで正しく使いましょう。
1)青くまや赤くまをケアする美顔器
青くまや赤くまの対策には、血行を促進させる効果や目の疲れを解消する効果を期待できる美顔器が効果的です。
超音波美顔器、スチーム美顔器などがおすすめです。
2)茶くまをケアする美顔器
茶くまのケアには、ビタミンC誘導体などの美白成分やターンオーバーを改善する成分を肌の奥に浸透させるイオン導入美顔器がおすすめです。
また、レーザー美顔器で新陳代謝を促すことも効果的です。
イオン導入に向く成分は次のとおりです。
- アミノ酸またはアミノ酸誘導体
- ナールスゲン
- 水溶性ビタミンC誘導体
- 両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)
- プラセンタ
- トレハロース
- グリシルグリシン
- トラネキサム酸
だから、ナールスピュアは、目の下の茶くまケアのイオン導入化粧水としてぴったりです。
3)黒くまをケアする美顔器
黒くまのケアは、肌のハリを取り戻すことが大切です。
血行を促進してむくみやたるみを予防できる美顔器がおすすめです。
EMS美顔器、超音波美顔器、ローラー美顔器で目元のハリを取り戻しましょう。
一台6役のオールインワン美顔器「RFボーテ フォトプラスEX」
★毛穴ケア、リフトケア※1、エイジングケア※2、目元ケア、ひきしめ、うるおい
★その日のお肌に合わせて自由にカスタマイズ!コースは全63通り!
★サークルRFリフトテクノロジーで角質層のすみずみまでアプローチ
★温めながら毛穴ケア・うるおい保湿
★海外でも使える
★販売価格:52,800円(税込)送料無料・代引手数料無料
※1引き上げるように動かすこと ※2年齢に応じた肌ケアのこと
9.目の下のくまと皮膚以外の病気の関係
お肌は身体の不調や病気を表す鏡のような存在にもなりえます。
中でも、目の下のくまは、全身の不調や病気が原因の場合があるので注意が必要です。
疲れの代名詞として、漫画などでも目の下にくまが描かれることも多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
お肌悩みなら、これまでご紹介した対策でくまの解消が可能ですが、身体の不調や病気ならば、効果はありません。
目の下のくまのスキンケアやエイジングケアでも効果がなく、体調が気になる場合は、早めに病院で検査を受けたり、相談したりすることが大切です。
1)青くまに潜む可能性のある病気
①貧血には腎臓が原因の場合もあるので要注意
青くまは、血液の流れがよくないことが原因ですから、それに関連する病気が潜んでいる可能性があります。
比較的わかりやすいケースとしては、貧血です。
貧血にはいくつか種類がありますが、もっともポピュラーなのは、生理による出血などで起こる鉄欠乏性貧血です。
これは、出血で赤血球内にあるヘモグロビンの量が減ることが原因です。
- 疲れやすい
- 口角炎ができやすい
- 髪がよく抜ける
- 朝起きづらい
- 肩こりや首のコリがある
- 頭痛、頭重がある
などの症状があり、目の下に青くまがある場合は、鉄欠乏性貧血の可能性があります。
鉄欠乏性貧血なら、貧血の治療を行うことで、目の下の青くまが改善します。
さらに、最近、注目されている腎性貧血も考えられる貧血の1つです。
これは、赤血球をつくるはたらきのある腎臓で分泌される「エリスロポエチン」というホルモンの不足によるものです。
- 動悸・息切れがある
- めまいを起こすことがある
などの場合は、腎性貧血の可能性があります。
この場合は、腎臓の治療が必要です。
②肝臓病や糖尿病でも目の下にくまができる
腎性貧血に限らず腎臓の病気があると、血流が滞るので、青くまができやすくなります。
腎臓以外でも、肝臓の病気や糖尿病などでも青くまや、その他のくまが目立つ場合があります。
2)茶くまに潜む可能性のある病気
アトピー性皮膚炎や花粉症による皮膚炎になると、目の周りのくすみが目立ったり、炎症を起こして色素が沈着する場合があります。
そうなると、目の下に茶くまができてしまいます。
季節的には、春や秋の花粉の季節でアトピー素因をもっている方に起こりやすい症状です。
医療機関を受診してアトピー性皮膚炎の治療を行うとともに、スキンケアではしっかり保湿を行いましょう。
花粉症による皮膚炎の保湿対策は、「花粉による肌荒れ「花粉症皮膚炎」は治療とスキンケアで保湿」を参考にしてください。
3)黒くまに潜む可能性のある病気
甲状腺機能亢進症であるバセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
バセドウ病の症状の特徴の1つは眼球突出です。
これは、眼窩脂肪や眼輪筋の炎症が原因で、眼球が飛び出てきている状態です。
この場合、目の下に黒くまができることがあります。
4)赤くまに潜む可能性のある病気
アトピー性皮膚炎や花粉症による皮膚炎で、目の周りに炎症を起こして赤くなる場合もありますし、目の下の血行不良に加えて、こすったりすれば赤くまになる場合があります。
10.まとめ
目の周辺のお肌の基礎知識と、「目の下のくま」の種類、症状、原因、対策を詳しく説明いたしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
また、身体の内側からの目の下のくまの予防についてもご紹介しました。
さらに、目の下のくまに潜む病気についても解説を行いました。
いかがでしたか?
目の下のくまの対策は、原因に合わせて行うことと、それにあったエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。
また、エイジングケア化粧品だけでなく、身体の内側からのケアも大切であることがおわかりいただけたと思います。
場合によっては目の下のくまの美容医療が必要なこともあります。
ご自分の目の下のくまの種類をしっかりと把握していただき、エイジングケアを行っていただければ幸いです。
<謝辞>
本記事への症例提供をいただきましたまゆりなクリニック名古屋栄院長加藤成貴(かとう まさき)先生に感謝申し上げます。
+全国27店舗展開している美容整形クリニック<湘南美容外科クリニック>
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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