つみたてNISAを活用しよう

　こんばんは！！今日はNISA（小額投資非課税制度）についてお話します。とてもお得な制度なので活用しないのは損です。ということで、どうぞ！！

　外部リンク・・・つみたてNISAの概要 ： 金融庁

NISA制度について語ります

NISA（小額投資非課税制度）は利益が非課税になるお得な制度

　通常投資信託や株取引で得られた利益には、20.315％の税金がかかります。例えば、100万円投資して120万円になったら、利益20万円のうち4万円強が税金として引かれてトータルで116万円が手元に残る計算です。

　NISAはいろいろな制約がある代わりに、年間の上限までの投資額であれば、利益にへの税金が免除になるお得な制度です。上のパターンであれば、丸々120万円が手元に残ることになります。NISAは2014年にスタートした新しい制度です。一人につき1口座のみ作成可能です。

NISAには一般（無印）NISAとつみたてNISAの2種類

　NISAには2種類あります。楽天証券より引用したNISAとつみたてNISA比較がこちらです。大きな違いは、年間の運用上限金額（枠）と非課税になる期間、適用される商品の種類です。

（無印）NISAには取引商品の制限はほぼ無し

　（無印）NISAは年間投資上限額が120万円、投資期間は5年と若干短いです。対象商品は株式（株式メインの投資信託も）であれば何でもOKなのでほぼ制限はないと考えて良いです。

　ただ、投資の世界ではぼったくりのゴミ商品が95％以上を占めているのが事実なので、投資商品の目利きが必要です。投資期間が5年と短いことも相成って、投資に慣れた人しか活用し辛い制度であることは間違いないでしょう。

つみたてNISAは金融庁お墨付きの優良商品のみ購入可

　つみたてNISAは2018年に始まった新しい制度です。投資上限金額は40万円と低額で抑えられている代わりに、投資期間が20年と長期間運用可能です。

　さらに、金融庁が設定した厳しい条件をパスした投資信託またはETFへしか投資できません。その条件は、信託報酬がインデックスファンドで0.5％以下（アクティブファンドは1％以下）、毎月分配型投資信託でないとか当たり前と言ったら当たり前のものです。

　驚きなのは、日本国内の投資信託は約6000本と言われていますが、つみたてNISAの条件をパスする商品は2019年11月現在でたったの166本なんです。どれだけ日本の投資環境が劣悪なのか考えさせられるデータです。ただ、選抜された166本の投資信託にはほとんどハズレは無いと思います。少なくとも地雷商品は見当たりません。

　つみたてNISAにも対応のおススメ投資信託はこちら。

www.mrsmahatoma.com

NISA（つみたてNISAも）のデメリットは大きく2つ

　NISA（つみたてNISAも）にもデメリットはあります。よく理解して活用しましょう。

損益通算できない

　通常の株取引等であればできる損益通算（損した商品と利益を出した商品を同時に売却して、税金を相殺すること）がNISAでは認められていません。そのため、NISAやつみたてNISAで損失を出してしまったら、損でしかないというデメリットがあります。

運用期間終了時に損失が出ている場合余計に税金を引かれる可能性が

　例えば、つみたてNISAで20年の運用終了時に40万円から（暴落などで）評価額が30万円に下がっていたとします。NISAの運用期間を終えた投資商品は、特定口座に移行されます。移行された商品は30万円から運用をスタートしたとみなされるので、評価額が40万円に戻ったとしても、10万円の利益を出したとして税金（この場合2万円）を引かれてしまいます。

　これも大きなデメリットです。運用期間の20年が終わる前に、損切りが必要になることも考えられます。損切りしても税金を引かれるよりはマシだと考えられるためです。

おすすめするのはつみたてNISA

 　私も2019年よりつみたてNISAを選択しています。理由は投資商品が厳選されていることと、非課税になる運用期間が長いためです。

　ここで、SBI証券でのつみたてNISAでの運用方法を解説します。

　投資信託のページから、『つみたてNISA買付』をクリックします。

 　つみたてNISAの設定ページに移るので買付金額と買付頻度を設定します。これだけです。

　2020年のつみたてNISA枠（無印NISAも）は12月の中旬ごろ（遅くても20日ごろ）までしか使えないのでそれまでに使い切るようご注意ください。12月下旬になると2021年を使うようになるので。ちなみに私は2019年の枠を1万円以上使い残してしまいました。もったいない( ﾟДﾟ)

　今日はここまで！！最後まで読んでいただきありがとうございました。