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住吉 竹千代 さん

魚病被害の理解と解決をめざして 農学工学総合研究科                 生物機能応用科学専攻             水域生物科学教育コース 1年 住吉 竹千代 さん

Q1あなたの研究テーマについて教えてください。

私はヒラメやマダイの養殖で問題となっている病気の原因である、エドワジエラ菌について研究しています。細菌が魚に感染し、免疫をどのように突破するのかというせめぎ合いを、細菌の因子と魚の免疫の双方から探求しています。最終的には研究成果をワクチン開発につなげることが目標です。

Q2いつ頃から大学院博士後期課程への進学を意識しましたか?

修士1年の時に博士課程を修了した研究室の先輩2人の話を聞いて進学を意識しました。配属された研究室には博士課程に進んだ先輩が多かったので、それが刺激になったと思っています。

Q3大学院博士後期課程での学生生活について教えてください。

博士後期課程の生活は、同期たちがいなくなり後輩の指導等の責任やタスクが多くなった中で、自分の実験の成果も求められる環境と言って間違いはないと思いますが、それなりに自由にやっています。

Q4次世代研究者挑戦的研究プログラムに採用後、何か変わりましたか?

一番の変化は経済的に自立できていることだと思います。研究室の外でかかわる人間が社会人である場合も増えるので、その人たちと対等な関係でいられることは大きなモチベーションになっていると思います。また、研究者としての責任や実力を強く求められていると感じます。

Q5将来の目標について教えてください。

もともと地元の水産業にかかわりたいという思いもあったので、今学んでいることを生かして水産現場に還元できるような研究を続けていきたいです。

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