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【チャートの記録】反発上昇が失敗したチャート,20251009

この短期スイングトレードをテーマに記事を投稿しています。

 

前回の記事では、酒田五法の黒三兵に注目をしていました。

 

今回の記事では、週足の3本の陰線のあと、反発上昇に失敗したチャート例を見ることができます。

 

 

1.商船三井のチャート

2025年10月9日(木)

 

高市総裁に決まり、選挙後に日経平均株価が上昇している地合いです。150円を超える円高も急激に進み、ソフトバンクと半導体銘柄で日経平均株価が上昇しています。

 

今回の上昇で見放されているのは海運株です。

 

次のチャートは商船三井の日足チャートです。

 

5日移動平均線を、ローソク足が2営業日連続で上に超えました。ここから中期の25日移動平均線に向けての反発上昇を私は期待していました。

酒田五法の赤三兵で反発上昇に失敗したチャート例

商船三井の日足チャート 出典:TradingView

ローソク足の動きとしては、

  • 10/8(æ°´):陰線で5日平均線に戻っていく
  • 10/9(木):移動平均線の下で始まり陰線で終了した

5日移動平均線を下回ったことで、買いの勢いは限りなく弱いです。私は移動平均線をローソク足が下回ったことを見て損切りをしました。

 

次のチャートは5分足チャートです。

  • 10/8(æ°´)ギャップアップして始まるも、上ひげ十字線からの下落トレンド開始
  • 10/9(木)下落トレンドが継続
  • 商船三井の5分足チャート 出典:TradingView

 

ここから、理想的なトレードをイメージすると、次の流れを想定しました。

  • 10/7(火)大引けで買いエントリー:試しで1単元。
  • 10/8(æ°´)ギャップアップして始まり、買いの勢いを様子見。持越し。
  • 10/9(木)5日移動平均線を下回ったので寄付き直後で損切り。(相場を見られない日は逆指値:5日移動平均線よりも下の価格なら、売り発注)

 

ギャップアップして始まったことで、売り勢力の買戻し以外には、新規の買いが続かなかったと考えています。足場が無い状態で下がりやすい形が作られていたと振り返りました。

 

【今回のトレードの大事なポイント】

下落からの反発上昇を狙う時は、買いエントリーの理由が5日移動平均線を上回ることだったなら、5日移動平均線を始値または終値で下回った時点でためらわずに損切をすること。

 

一旦の底値ゾーンとは捉えています。下落が続くようなら手放して良かったですし、明日以降に反発上昇していくなら、もう一度飛び乗ることもアリだと思います。(ただ、3連休前の金曜日なので後場の売りを意識した、ややせわしない、無理があるデイトレードにはなってしまうと思います。他にも主役テーマの個別株があるので、あえて海運株をここから短期で狙わなくてもいいように感じます。)

 

※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。

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