スマホの進化の歴史は、画面保護フィルムの進化の歴史です。ガラケー時代に画面保護フィルムはほとんど進化していません。なぜなら、折りたたみで画面は保護されるし、タッチパネルのように画面を直接触ることはなかったから。
ところが、スマホが登場すると状況は一変します。落とせば画面は割れるし、タッチ操作ですぐ汚れるしで、画面保護フィルムは必須。ガラスフィルムも登場しました。スマホの大画面化が進むと、貼り付けで失敗しないよう専用キットが登場したり、塗るコーティングも出てきます。
2015年発売のiPhone 6sでは、ステッカーでフィルムを固定するアイデアが使われ始めました。
2024年現在、貼り付けフレーム付きのガラスフィルムが一般的になっています。この貼り付けフレームが登場した当時は衝撃でした。なにしろ、面倒な位置合わせが不要で、正確に貼り付けできるのです。
Ankerの新ガラスフィルム、その驚きのアイデアとは?
というわけでiPhone 16 Pro Maxに合わせて購入したのが、Ankerの新製品「Easy Fit ガラスフィルムキット」。Anker Japan代表の猿渡さんのポストがバズっていたので、知ってる人もいるかもしれません。
新しいiPhone 16シリーズだけでなく、一つ前のiPhone 15シリーズ用も発売されています。
Anker Easy Fit ガラスフィルムキットは、フィルム2枚セット。パッケージを確認してみると、箱が2つ繋がっています。これはいったい……?
パッケージ下部のストッパーを外すと、書籍のように背中で繋がっていて、2つに見えたパッケージも、実は1つになっていることが分かります。箱の裏には、スポンジのような柔らかいクッション素材が貼り付けてあります。
箱の中には、ガラスフィルムとクリーニングキットが入っています。クリーニングキットは、ウェットシートやクリーニングクロス、ダストリムーバーシールなど定番のアイテムが含まれますが、それぞれに利用する順番が書かれている親切設計。
iPhoneにガラスフィルムを貼り付ける手順はいたって簡単。画面をクリーニングキットで汚れをとり、ホコリをすべて除去したら、画面を下にして、箱の中に入れるだけ。
ここからがこのEasy Fitの本領発揮です。箱のフタを閉めたら、そのままフタを軽く押さえます。あとは箱の下から出ているベロを引くだけ。力を入れて引っ張るので、ゆっくりやりましょう。
ベロをすべて引き抜いたら完了です。フタを開くと、そこには貼り付けが完了したiPhoneがあります。
なんと、iPhoneには一切触れてないのに、ガラスフィルムが完璧に貼られています。
貼り付け直後、画面端が少し浮いていますが、これは指で軽く押さえて何回か擦れば消えました。
フィルム自体の品質も良いですね。透明度も良いし、画面ギリギリまで覆ってくれています。
iPhoneのガラスフィルム貼りがこんな進化をするとは、感動ものです!
まとめ: Anker Easy Fitは神業の貼り付けキット!
スマホへのフィルム貼り付けに苦手意識を持っている人は多いはず。そういった人たちにこそ、ぜひ使ってもらいたいのが本キット。家電量販店でスタッフによるフィルム貼り付けサービスとかありますが、あのレベルで安心して貼り付けることができます。神業を、自分の手に宿らせることができます。絶対使ってほしいキットです。次も買います。