Photo by Bob Jagendorf.

口に出してしまうと寂しいですが、不景気ですね。

やっぱり貯金を切り崩して暮らすべきなのか... いや、その前に、米lifehacker編集部が提案する、景気が悪い時の節約法を読んでみて、試してみてくださいな。

10.  上手に再利用する

090122reuse.jpg

終戦直後の物がない時代にどうやって工夫して暮らしたか、という話をお年寄りから聞いたことはありませんか? その知恵をいま拝借する時がきているのかもしれません。現在は物資が不足しているわけではありませんが、使い捨ての物でも、もう1回、2回、使ってみてもいいかと思います。

たとえば、米lifehackerの読者は、使用済みのCD/DVDやそのケース、プラスチック容器、ワインのコルク栓などを上手に再利用しています。「reuse(再利用)」ではなく、「re-purposing(新たな用途を与える)」として 、古い任天堂のゲーム機(NES)をランチボックスにしたり、ドアからテーブルをDIYしたりというアイディアもありますよ。

残り9選は、以下にてどうぞ。

 

9.  食費、外食費を抑える

090122who-me.jpg

住宅費、光熱費以外で毎日使うお金といえば、食費。お肉大好きのアナタには、例えば牛を丸ごと買うと安上がり、という方法も一応あります。意外と処理は簡単なのだそうですが、牛はなかなか買えないですよね。せいぜい、チキンかターキーかでしょうか。または業務用食材を売っているお店で大容量のパックを買うとか。

もっと実現可能なアイディアとして、お気に入りのレシピを検索して、週末にでも自宅で作ってみるというのはどうでしょう。外食に行った気になりますよ。また、脂肪分の多いファーストフードはやめて、コストが低い上に心臓病予防にもなる地中海式料理を試してみたり、単価が安いけれども栄養価が高い食物、ケールなどを、食材に加えてみるのもいいですよね。

AllAboutの記事、「もっと使いこなそう!冷凍食品」シリーズも参考にしてみてください。

8.  安いものをかっこよく着こなす

090122thrift_shot.jpg

Photo by brooklyn.

7ドルの洋服で100万ドルの高級服を着ているように見せる、なんてことは不可能ですが、清潔かつ洗練されたものを選ぶ、ということを頭に入れておけば、モールで高いブランドものを買わなくてもすむんです。

「Get Rich Slowly」ブログでは、古着の上手な買い方(英語)を紹介しています。古着だから汚れていたり、破れていたりするんじゃないか、という先入観を捨てて、掘り出し物を探しに行くのもいいかもしれませんね。

ライフハッカー[日本版]でも以前、 庶民の収入でも「ワールドリーダー」に見せるファッション術や、 自分をシャープに見せる10の簡単な方法を紹介しました。

7.  SOHOをやってみる

いつクビになるかわからない不況下では、密かに次の仕事を探している人もいることでしょう。経済危機に対する十分な備えがあるとすれば、いっそのこと自営業になってしまうというのもひとつの手です。ホームオフィスで仕事をすれば、交通費、ランチ代、駐車場代、保育園代(でも、子供は預けた方が仕事に集中できる?)が浮きますよね。

クビになったらどうするか、と米lifehacker読者に尋ねたところ、一番多かった答えが自営業になる、というものでした。もちろん、フリーになるにはスキルの有無などが影響してきますし、アメリカの場合、自営業者は高額の健康保険料を払うことになるので、簡単な選択ではありませんが。日本でも、自営業の場合、社会保険料は全部自腹(会社員だと雇用主と分割負担)になりますが、自分の仕事の対価を見積もることができる点や節税対策など、法人よりも「小回りが利く」ので不況に負けない工夫を行う余地が大きい点はメリットと言えるでしょう。

6.  ケーブルテレビは解約して、テレビはタダで見る

090122streaming_nettv.jpg

アメリカでケーブルテレビに加入すると、とにかくチャンネル数が多いのです。何百チャンネルもあります。そんなにたくさん見られないですよね。だったら、いっそのことケーブルは解約して、好きな番組だけ取ってきて見る(英語)というのはどうでしょうか。

米lifehacker読者オススメのテレビ番組ストリーミングサイト、「Hulu 」では、YouTubeと違い、契約局の番組をぶつ切りではなく通して見ることができます。「AppleTV」とフリーのソフトウェア「Boxee」でストリーミングをする方法は米Gizmodoにチュートリアル(英語)が載っています。

5.  携帯電話代を節約する

090122cellphone.jpg

携帯電話の使用量は、データやテキストメッセージ、その他のオプションを加えると、どんどん膨れ上がっていきます。まずは毎月の請求書をよく見て、いらないサービスはやめてしまいましょう。

「PC Magazine」のコラムニスト サーシャ・シーガンによれば、プリペイド式携帯電話に替えた方が得(英語)することもあるそうです。長期契約をしてしまったので、途中で解約するときの解約費がかかるという場合、アメリカでは「CellTradeUSA.com」、「CellSwapper.com」といったサイトで、合法的に契約を譲渡することができます。

4.  自分のキャリアに投資する

投資の神様、ウォーレン・バフェットは 市場が落ち込む前の去年の4月、こんなこと(英語)を言っています。「投資分析が本業でないなら、収益報告書や一刻一刻変わっていく株式チャートとにらめっこするより、本業にいそしみ、自分のスキルを磨いていくべきだ」と。

「SmartMoney」のジャック・ヒューも、バフェット氏と同じ理由で、家を買うより借りる方がいい場合(英語)があると言っています。株式よりもなによりも収益が見込めるのは、実はあなたのキャリアなのかもしれません。

3.  いつの間にか消費が減って、その分貯金が増える?

090122moneymoney.jpg

Photo by Darren Hester.

お金の消費を減らすのは、摂取カロリーを減らすのと似ていて、ちょっとしたテクニックがあれば誰にでもできることなのです。

ライフハッカー[日本版]では以前、知らない間に節約ができてしまうテクニックを紹介しているのですが、ここには、買う時期をずらす、クレジットカードを複数持っている場合には数を減らす、本当に欲しいものとそうでもないものを書き留めておく(英語)などの方法が載っています。

2.  ネットオークションを利用する

090122serious_craigslist.jpg

米lifehackerでは、「Craigslist」をお勧めしています。「Craigslist」はオンラインコミュニティオンライン広告として、特に西海岸で広く知られているもので、新品からユーズドの商品、求職情報、賃貸・販売物件と幅広くカバーされていて、役立つ情報を交換できるフォーラムもあります。日本ならやはりヤフオクですね。

1. もっと安くなりませんか?と尋ねてみる

頭をひねって節約方法を考えたり、クーポンコードを検索したりしなくても、節約できる(かもしれない)方法があります。「もっと安くなりませんか?」と尋ねてみるのです。値切っているわけではなく、単に自分が知らないお得なパッケージがないかを聞いてみるのです。

米lifehackerの週末担当ジェイソン記者は、ある会社の電話、デジタルケーブルテレビ、ハイスピードインターネットの複合パッケージを利用していたのですが、プロモーション期間が終わって値上がりしたので、電話とケーブルテレビはもう使わないことに決めました。カスタマーセンターに何度か電話しても解約はできなかったのですが、実際に店舗に出向いて交渉したところ、ハイスピードインターネットとベーシックケーブル(少ないチャンネル数)のお得なパッケージに変更することができたのだそうです。

みなさんは、意外なところで得しちゃったことはありますか? この不景気の中、どうやって節約していますか? コメント欄で教えてください。

Kevin Purdy(原文/訳:山内純子)

 

 節約戦士 おサイフセイバー
<p>タカラトミー
節約戦士 おサイフセイバー がまぐち型家計簿。持ち歩きにも便利。

¥ 3,168

remote-buy-jp2._V45733929.jpg

 

【関連記事】

ユダヤ富豪じゃなくてもできる10の貯金術

引出時のATM手数料を無料にして時間を節約

野菜摂取と食費節約をサポートするキッチンアイテム

お酒のレベルを下げずに、酒代を節約するには 

タクシー代をどれだけ節約できたかわかる歩数計