2024年、凄まじい勢いでAIが進化していきました。

なら2025年は?

AIが使えて当たり前な社会になっていく可能性が高いですよね。

AIが使える人とそうでない人ではタスクの消化スピードが桁違いなのは、AIユーザーなら実感できていると思います。

ヤベっ乗り遅れた!

と感じている人、朗報です。

今回はライフハッカー・ジャパン編集部の連載「AIワークハック」担当者が選んだ今はじめるならコレ!っていうAIの「3種の神器」をご紹介します。

各AIの特徴を抑えて、バリバリ仕事に生かしちゃいましょう!

AIの超王道・ChatGPT

2024年12月、OpenAI社が突如12日間連続の新規発表ラッシュを実施。

AIユーザーたちは、絶え間なく情報が詰め込まれ、半ば呆然状態に追い込まれたわけですが、ざっくり重要ば部分のみを説明すると以下のとおり。

  • ChatGPT-o1 previewが進化してChatGPT-o1(無印)に。
  • 月3万円のプランが登場し、ChatGPT-o1 o1 pro modeが利用可能に。
  • 動画生成AI・Soraが使えるようになったよ。

う〜ん、12月だけでもかなりの革命が起きてますね。

私は一応ChatGPT3.0の時代から触っており、進化の変遷をある程度追い続けていますが、o1とo1 pro modeはこれまでと桁違いの生成パワーを誇っています。

現在私は仕事でo1 pro modeを、プライベートではo1をメインで使っているのですが、シンプルにChatGPTに任せられる仕事の幅がグッと広がった印象。

記事やX投稿のネタ出しからブラッシュアップ含め、利便性が非常に高く、これまで「遊びの延長線上」としてAIを使っていた私も業務への本格導入を決めたほど。

▼o1 pro modeの使用レビューはコチラ

ChatGPT o1 pro modeをフル活用して記事を書いてみた!月3万円の実力…スゴすぎる | ライフハッカー・ジャパン

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あと、個人的にChatGPTを推したい理由は「進化の起点になる」から

めっちゃ個人的な感想なのですが、ChatGPTに進化が起きたあとは、AI業界がググッと動くタイミングなんですよね。

実際、昨年12月にOpenAIが12日間連続発表を開始すると、GoogleはGeminiのアップデートを発表しました。

また2024年に登場した新規AIの多くがChatGPTをはじめとする大規模AIをベースとしているので、その進化に合わせてほかのAIもドンドン進化するんです。

なので、まずはChatGPTを使いはじめ、情報を追っていくことで、AI関連の情報を体系的に追いやすくなるはず!

対抗馬・Gemini

超万能AI・ChatGPTの対抗馬として知られるのは、Googleが提供するAIのGeminiです。

上でも紹介しましたが、Geminiも12月に大型発表を実施。次世代AIモデル「Gemini 2.0」を正式に発表しました。

Geminiがどんな進化を果たしたのかは、コチラ。

1. マルチモーダル対応の強化

複数のデータ形式を同時に処理。

2. 高度な推論能力

複雑な質問や指示に対して的確な回答を生成する能力を保持。科学、金融、法律、医学などの専門分野においても、正確な情報を提供可能。 3. ロングコンテキスト対応

長い文章や複雑なトピックを理解し、文脈を踏まえた回答が生成可能。

4. 自然言語理解の向上

人間の会話の流れをより自然に把握し、文脈を理解した上で応答を生成。

5. プログラム生成精度の向上

自然言語からコードを生成する機能が強化。

Geminiもガッツリと進化していますよね。

特にマルチモーダル機能や推論力向上、自然言語理解の向上は、2025年に訪れると言われている「エージェント時代」に向けた可能性を提示してくれている気がします。

▼Gemini2.0の詳細な情報はコチラ

Googleの最新型AI「Gemini 2.0」って何ができるの? | ライフハッカー・ジャパン

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またGeminiは、Google Workspaceとの連携がChatGPTとの大きな違いとなっています。業務でGoogleをメインで使っているなら、導入して間違いはないです。

ただ、企業所属の場合はGoogleアカウントを会社で発行している場合が多く、個人で課金できなかったりするのが弱点かもしれませんね…。

▼GeminiとGoogle Workspaceの連携に関する情報はコチラ

GeminiがGoogle Workspaceと連携したら 「Gmailのメール作成と返信が劇的に変わった」 | ライフハッカー・ジャパン

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AI検索エンジン、今使うならFelo

2024年は様々なAIが登場しましたが、なかでも大きな変化はAI検索エンジンの多様化でしょう。

王道のPerplexityをはじめ、パッケージ化が得意なGenSparkなど、高出力かつ便利なAI検索エンジンが登場しましたが、2025年1月現在で使うならFeloがオススメです。

Feloは国産のAI検索エンジン。上で紹介した2つのAI検索エンジンとの性能面での差は「SNSに強い」ということ。

もちろんPerplexityGenSparkもかなり優秀なのですが、Feloはこの2つと違ってXやredditといったSNSをソースに情報をまとめるのが上手なんですよ。

SNSで情報収集をしている私にはピッタリのAI検索エンジンなんです。「深度検索」と呼ばれる機能を使えば、かなり深くまで調べることができますよ!

▼Feloの「深度検索」レビューはコチラ

AI検索エンジン・Feloの「深度検索」が複雑なリサーチに対応!スライドの編集もできるように | ライフハッカー・ジャパン

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また、個人的に推しているポイントとしてはアップデートの量がほか2つと比べて圧倒的に多いということ。

Feloは公式Xの更新が多いのですが、定期的に新規アップデートの報告投稿がポストされています。

ちなみに1月8日に、Felo 3.0がリリース。進化内容はこんな感じ。

Search Agent機能

「Search Agent」機能が追加。より効率的に情報を検索できるように。企業研究や業界分析、マーケティングなど、さまざまな調査に役立つ豊富なテンプレートを提供します。

ユーザーインターフェースの改善

ユーザーインターフェースが改善。より直感的に操作が可能。情報検索のプロセスがスムーズになり、ユーザー体験が向上しています。

多言語対応

多言語に対応しており、さまざまな言語での情報検索が可能。

広告の排除

広告を排除したクリーンな検索体験を提供。検索結果がより明確で、ユーザーの意図に沿った情報が得られやすくなっています。

また、Feloは検索結果をスライド化することも可能。

分析した情報をサクッとスライドにすることができるので、シンプルに使い勝手が良いんですよ。

しかもこのスライド機能もこの半年くらいで大きく変化しており、ブラウザ上で編集することもできちゃいます。

▼FeloとCanvaを連携させたスライド編集のレビュー記事はコチラ

FeloとCanvaの連携でスライド作成を極める!AIとデザインの融合でアウトプットがはかどるぞ | ライフハッカー・ジャパン

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正直、Feloは今後のアップデートにも期待大ですね!


これまでは「AIを使う時代」でしたが、2025年からは「AIと一緒に働く時代」が一般層まで降りてきた感覚があります。

私もChatGPT Pro modeを使うようになってから、シンプルに仕事の効率が上がったことから、新企画もやってみようかな〜と余裕を持って仕事に取り組めるようになりました。

自分だけの優秀なアシスタントを雇えると考えれば3万円も安い!

…いや、高いけどコスパで考えれば破格なので、まずは無料プランから試してみましょ。

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Source: ChatGPT, Gemini, Felo, Perplexity, GenSpark