「いつ、どのくらい昼寝をとるか」の計画をしっかりたてるのは重要だと米紙「Wall Street Journal」が説いていました

睡眠の専門家は、一般的に10〜20分の昼寝が最大の「効果」が得られると言っています。しかし実際には、昼寝から何(どんな効果)を求めるかによって、理想的な時間は変わってくるそうです。

どうしても取れない眠気を覚ますには、10〜20分の昼寝をして仕事に戻れば十分だと専門家は言っています。

しかし、認知記憶を処理するには60分の昼寝の方がより効果的だと、California大学の心理学助教授Mednick博士は言います。徐波睡眠(ノンレム睡眠)が、事実や場所、人の顔を記憶するのを助けるのです。ただし、起きたときに若干ぼんやりとすることがあります。

90分の昼寝は、睡眠サイクルのちょうど1回分で、創造性を高めたり、情緒や自転車に乗るというような手順に関する記憶の助けとなります

さらに驚いたことに、深く眠り過ぎないために、昼寝の間はイスなどに座ったままの姿勢がいいともありました。

昼寝計画を立てる際は、こちらの過去記事で1日のうちでいつが昼寝に最適な時間かもチェックしてみてください。

The Perfect Nap: Sleeping Is a Mix of Art and Science | The Wall Street Journal via NextDraft

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)

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