先日、インドで「若返りの秘薬」とされる果実「アーマラキー」の粉末が抜け毛に効くらしいと紹介しましたが、今度は風邪対策です。記事冒頭の画像に写っている「アムラー(amla)」、冬になるとあちこちの八百屋に並ぶほどインドではポピュラーな果物らしく、これがバツグンの風邪対策になるのだとか。

前回のアーマラキーに引き続き、ロハスライフを提案するサイト「MYLOHAS」が取り上げていました。このアムラー、なんでも「一日に一粒食べれば医者いらず」と言われるほどに優秀なのだそう。

アムラーのビタミンCの含有量はレモンの10倍、ポリフェノールは赤ワインの30倍にあたり、古来からインドでは風邪のみならず、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病など様々な疾患の治療に使われてきました。

インドの伝統医療アーユルヴェーダにおいても、アムラーは三大果実(トリファラ)として位置づけられるほどに重要な存在。なぜならば、アムラーには、味の基本である6味(甘、酸、苦、辛、塩、渋)のうち、塩味を除く全ての味が備わっているのです。

アーマラキーも「一粒に約3000mgものビタミンCが含まれている」など、かなり優秀な成分を持っていましたが、アムラーも負けず劣らずの優等生フルーツ。また、相当複雑な味がしそうなところも、なんだか気になります。

MYLOHASによると「(アムラーは)生ではかなり酸っぱくて渋いのが難点。インドでは砂糖漬けのドライフルーツやアチャールというスパイシーなお漬物にして食べる」のだとか。たしかにこれなら食べやすそうです。また、アーマラキー同様、熱に強いビタミンCのため、粉末にしてお茶に入れたり、料理に加えたりもするそう。

インドの人たちは、アーマラキー&アムラーでたっぷりのビタミンCを日々補給しているのでしょうね。少しあやかって、私たちも意識したいところです。アムラーは日本でも通販などで入手できるそうです。購入先などその他の詳細は、下記のリンクよりチェックしてみてください。

インド流カゼ対策! 1日に一粒食べれば医者要らずのスーパーフルーツ「アムラー」とは? | MYLOHAS

(ライフハッカー[日本版]編集部)