画像を拡大する時は、残念ながら画質の劣化は避けられません。ところが、劣化をほんの少しマシにする方法が「How-To Geek」にありました。これはGIMPでもほとんど同じように使えるテクニックで、基本的には3つの工程で拡大した写真をシャープにします。
- 画像を拡大する時は、アンチエイリアスで「バイキュービック法(滑らか)」を使います。GIMPを使っている場合は「キュービック」を使いましょう。
- カラーモードの「Labカラー」を選び、Photoshopの「スマートシャープ」機能を使うか、GIMPの場合は少々手作業になりますが、自分でシャープ機能を使います。
- 文字を拡大する時は「ニアレストネイバー法」を使いましょう。画像全体に「ぼかし(ガウス)」をかけ、調整レイヤーのしきい値でエッジがシャープになるようにします。
もちろん、この方法で完ぺきにキレイにはなりませんし、元の小さなオリジナル画像と同じクオリティにはなりませんが、普通に拡大してぼやけた画像よりはそこそこ良いですし、多少の拡大であればいい具合に仕上がります。やむを得ず拡大しなければならない時は、ぜひ試してみてください。
3 Simple Ways to Improve Low Resolution Images(and Typography) | How-To Geek
Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)