ライティングは、作家やジャーナリスト、ライターだけのものではありません。ビジネスパーソンだって、日々何かを書き、伝えることを仕事のひとつとしています。2001年にノーベル文学賞を受賞した作家、V・S・ナイポール氏が、ライティング力をアップさせる訓練法を説いています。
Photo by sure2talkナイポール氏いわく、短く明確で具体的な文を書く方法がわからない限り、長い文章を書くことはできないとのこと。各文は前の文から続き、わかりやすい文でなければいけません。これは、基礎に立ち返ることの大切さを気づかせてくれるアドバイスですが、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
ナイポール氏が提唱する訓練法は以下です。
最短でも半年間、毎日、短く明確で具体的な文を書く練習をしよう。ぎこちないかもしれないが、言語の使い方のトレーニングになるし、書きグセを取り除くこともできる。完全に理解し、マスターできるまでこのルールを守ろう。
地道な訓練かもしれませんが、しばらく続けていると、言葉の使い方が自然とわかってきそうです。ライティング力を磨きたい方は、試してみてはいかがでしょうか。
VS Naipaul's Advice To Writers [The India Uncut Blog via BoingBoing]
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)