今やコミュニケーションツールとして、メール・チャットをしのぐ勢いのフェイスブック(Facebook)とツイッター(Twitter)。とはいえ、携帯電話のモバイルサイトではやはり使いづらいですし、職場によっては、これらのSNSへのアクセスをブロックしているケースもあります。もちろん、フェイスブックもツイッターも、いくつかの通知機能は搭載されていますが、すべての機能が網羅されているわけではありません。そこで、メールを利用してフェイスブック・ツイッターが使える便利なウェブサービスをご紹介しましょう。
「TheFriendMail」の利用には、まず、こちらのトップページにある「Sign Up Free」をクリックし、フェイスブックアカウントと連携させましょう。承認レベルは、高・低から選べます。承認レベルを高くすると、メールクライアントでリンク・画像の共有、ステータスやコメントの投稿、メッセージ送信、「like(いいね!)」の投票など、あらゆる操作ができ、自分のニュースフィードを閲覧することも可能です。各操作は、たとえばステータスの投稿なら「[email protected]」、ニュースフィードのリクエストなら「[email protected]」など、指定されたメールアドレスにメールを送信すればOKです。すべての操作はスケジュールできます。
ただし、TheFriendMailでこれらの操作を行うことは、このウェブサービスにフェイスブックアカウントでの権限を多く与えてしまうということ。プライバシー上抵抗感がある人は、承認レベルを低くしておきましょう。この場合、ステータスの更新、ニュースフィードのリクエスト、通知の受信のみできます。もちろん、承認レベルは、後で変更可能です。
TheFriendMailは、現在ベータ版の無料ウェブサービス。ユーザ登録は、こちらのページからどうぞ。
「Tweetymail」も基本的な仕組みは似ています。こちらのトップページにある「Sign Up for FREE access」をクリックし、ツイッターアカウントと連携させましょう。各操作は、指定のメールアドレスにメールを送信することで行います。たとえば、メールの本文にツイート内容を入力して「[email protected]」に送信すれば、ツイート完了。「[email protected]」にメール送信して、タイムラインのリクエストもできます。また、ダイレクトメールの送受信やフォロワーの管理なども可能です。
「Tweetymail」も無料のサービスですが、ツイートの返信に「@」を手動でつけなければならなかったり、「RT @」といった原始的なリツイートしかできないといった制限があります。これらの手間をかけず、より多くの機能を利用したいという方は、月2.99米ドル~の有償版もありますよ。
いずれも、メールクライアントからフェイスブック・ツイッターを利用したい人には便利なサービスです。
TheFriendMail and Tweetymail [via OneThingWell]
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)