サクサクと書けるときもあれば、ネタが浮かばなかったり、うまく言葉にまとめられなかったりと、スランプに陥り、なかなか筆の進まないこともありますね。

ブログメディア「Dumb Little Man」では、ライティングにおいてスランプに陥ったときのコツとして、以下の5つを挙げています。

その1: 過去は忘れよう

過去学んだライティング方法やアドバイスをいったん忘れ、あえて型にはまらず、自由に書くことを心がけよう。

その2: ライティングの訓練をやろう

1週間に3~4回程度、10~15分で特定のトピックについて書く練習をしよう。ワーディングなどは気にせず、とにかく書き進めること。このように定期的に訓練すれば書く力は次第についてくるもの。

その3: ブレストをやろう

紙の真ん中に思いついたトピックを書き、円で囲む。別の色の鉛筆を取り出して線を描き、そのトピックに関連するワードを円の周りに書いていく。そして、さらにこれらのワードに関連するワードを思いつくままに書き進めていこう。米Lifehacker過去記事「Boost Your Brainstorming Session with MindMeister(MindMeiterでブレストしよう)」で紹介したマインドマップのような要領だ。ライフハッカー過去記事「『PersonalBrain』でさくさくマインドマッピング」で紹介したフリーウェア『PersonalBrain』などを活用し、PC上でこれをやってみるのもよい。

以下に続きます。

その4: メモ帳を持ち歩こう

自分の周りを観察し、何か気になったことがあればメモする習慣をつけよう。これを繰り返すことで、自分の考えを言葉で表現する力がついてくる。

その5: ライティングの基本3ステップに従おう

ライティングの基本に立ち返り、以下の3つのステップを実践してみよう。

 <ステップ1. 何を書くか、まずは考える>

「何について書くのか?」「自分の書いたものを読んだ人に何を感じてもらい、どうしてほしいか?」など、読み手のことを想像しながら、書くべきことを考えよう。

 <ステップ2. 下書きする>

文の長短にかかわらず、下書きしよう。細かい言い回しやワーディングは気にせず、書き進めること。

 <ステップ3. 読み返し、編集・修正を加える>

自分の書いたものを客観的に読み返し、満足するまで何度でも編集・修正を加えよう。内容はもちろん、誤字脱字や「てにをは」にも気をつける。時間が許せば、下書きしてから数時間経ってから見直すとよい。

ライティングにおいては、自分を解放するプロセスと律するプロセスのメリハリをつけることがポイントのようですね。訳者もライターのハシクレとして、これらを参考に、よりよい記事づくりを目指してまいります。これからもどうぞよろしくお願いします!

How to Write When You Think You Can't

[Dumb Little Man]

Azadeh Ensha(原文/松岡由希子)