CLIP STUDIO PAINTを使って気軽にイラストを描きたいけど、PC版じゃないと買い切り版が売っていない。
液タブを用意するのもいいけど、デスクの上が埋まってしまうし、個人的にはソファに座りながらイラストを描きたいと思っている。
そんな私のような人に向けて、ASUSのVivobook 13 Slate OLED (T3300)を紹介したい。
有機ELディスプレイを搭載した2-in-1スタイルのVivobook 13 Slate OLED (T3300)は、タブレットパソコンのようにも使えるし、ノートパソコンにも変化する優れもの。
タブレットスタイルでイラストを描き始めれば、ランニングコストのかからないCLIP STUDIO PAINTのPC版を、気軽に使用することが可能になります。
そんなVivobook 13 Slate OLED (T3300)のサンプルを提供していただいたので、実際にデジタルイラストに活用してみた感想を紹介します。
4,096段階の筆圧感知に対応したASUS Penによる入力を組み合わせれば、メモもイラストも自由自在。※ASUS Penは別売
一ヶ月ほどお借りしてテストを繰り返していますが、イラストを描くまでのハードルが低いため、創作意欲が湧いてきます。
→ASUS Vivobook 13 Slate OLED (T3300)
目次
Vivobook 13 Slate OLED (T3300) 開封の儀
それでは、Vivobook 13 Slate OLED (T3300)が届いたところから紹介していきます。
こちらがVivobook 13 Slate OLED (T3300) の専用ケース。
開封してみると、ガチガチに固定された状態でVivobook 13 Slate OLED (T3300) が入っていました。
中に入っていたもの。
Vivobook 13 Slate OLED (T3300) のパッケージを開けていきます。
銀色に輝くプチプチに包まれた状態で、デタッチャブルキーボードが入っていました。
その下には、タブレット本体。
中に入っていたものを並べて撮影。
- タブレット
- スタンドカバー
- デタッチャブルキーボード
- ACアダプター
- 取扱説明書類
取扱説明書類。
ACアダプター。
デタッチャブルキーボード。
「デタッチャブル」は、“取り外し可能”という意味のもので、ノートパソコンとして使いたい場合に使用します。
接続に関しては、近づければ強力なマグネットにより、スルっとくっつきます。
1.4mmキートラベル、19.05mm フルサイズのキーピッチ、0.2mmのキーキャップの窪みということで、一般的なノートパソコンのキーボードと変わりはありません。
タッチパッドは大きめ。
128 × 64 mmとなっていますので、マウスがなくても操作がスムーズです。
こちらが背面になります。
そしてタブレット本体。※画面にはボカシをいれています
16:9 ディスプレイとなっており、画面いっぱいにコンテンツを表示できます。
スタンドカバーとセットにしておくと便利なので近づけていくと・・・
こちらもマグネットでカチッと固定されます。
スタンドカバーを取り付けた状態であっても、当然のことながらアウトカメラ(1,258万画素)は使える状態。
なお、インカメラは491万画素となっており、ビデオ会議にも最適です。
スタンドを使用してディスプレイを立て、デタッチャブルキーボードと接続してみました。
こうなってくると普通のノートパソコンです。
上部から撮影。
斜め後ろから撮影。
インターフェースは、USB Type-C × 2、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック × 1、microSDカードスロット。
必要最低限のものが揃っているので、ノートパソコンとしても困ることはないでしょう。
なお、急速充電にも対応しており、約39分で約60%まで充電可能です。
ちょっと驚いたのは音質。
スマートアンプテクノロジーに対応したクアッドスピーカーを採用したという事で、別途スピーカーをつける必要がありません。
ディスプレイの綺麗さに関しては、以下のようにお墨付き。
- 100% DCI-P3 色域対応
- 最大550nitsのピーク輝度
- 0.2msの応答速度
- 1,000,000:1の超高コントラスト
- VESA DisplayHDR™ True Black 500認証
- 約10億700万色対応
- PANTONE® 認証
- 有害なブルーライトを約70%軽減
- リアルな黒を実現
黒い部分は、しっかりと黒。
コントラストのハッキリとした映像を再現できます。
その他のスペックとしては、並行作業に強いとされる最大 3.3 GHz 駆動のインテル® クアッドコア CPU、使い勝手の良いWindows11 Home、安定した通信環境を実現しているWi-Fi6という感じ。
動画編集等の重たい作業を行わないのであれば、仕事用に使用しても間違いのないスペックだと思います。
- OS:Windows 11 Home 64ビット
- CPU:インテル® Pentium® Silver N6000 プロセッサー、1.1GHz/3.3GHz、4MB
- メインメモリ:8GB LPDDR4X-4266
- 記憶装置:SSD 256GB (PCI Express 3.0 x2接続)
- 通信機能:Bluetooth® 5.1
ASUSのVivobook 13 Slate OLED (T3300)の使用感
それでは、縦型、横型、キーボードを使ったタイピングやペンによる直感的な入力など、様々なニーズに対応してくれるという、ASUSのVivobook 13 Slate OLED (T3300)を試していきましょう。
今回はせっかくなので、デジタルイラストを中心に使ってみた感想をまとめていきます。
ASUS Penを使用すると性能が加速する!
4,096段階の筆圧感知に対応したASUS Penを使用すれば、ASUSのVivobook 13 Slate OLED (T3300)の使い勝手が跳ね上がる・・・という事で、こちらのASUS Penを使っていきます。※ASUS Penは別売り
うん、いい書き心地です。
メモはもちろんのこと、デジタルイラストも問題なく描きこめるとありまして、まさにタブレットパソコンという感じ。
高性能な液タブの筆圧は8,192段階が多いのですが・・・細かい作業を行わないのであれば、筆圧感知についてはそれほど気にはなりません。
私のASUSのVivobook 13 Slate OLED (T3300)の使い方としては、下書きやアイデアスケッチなどをソファで描いて保存。
最終仕上げに入る段階で液タブ切り替える・・・といったような使い方をしていましたが、かなり便利でした。
一応テストとして、Vivobook 13 Slate OLED (T3300)だけを使い、ワンピースのルフィを30分くらいでササーっと描いてみたのがコチラですが、私くらいの画力では・・・液タブとの大きな違いは出ないのかもしれません。
むしろ、思いついたときに直ぐに描きこめる分、自由な絵柄が表現できると思っています。
長時間駆動が快適すぎる!
外に持ち出しても全く問題のない、約12.9時間も動かすことが出来るバッテリー性能も魅力の一つ。
私は室内でしか「ほぼ絵は描かない」ので関係ないかもしれませんが、充電を気にすることなく動かし続けられるのは本当に助かります。
朝から晩までイラストを描いたり、アイデアをまとめたりしていても、まったく充電が切れてしまうことがないのです。
描きたい!と思ったときに、絵が描けないのは正直言って萎えますので・・・ありがたいですね。
なお、約39分で約60%まで充電することが可能な急速充電や、モバイルバッテリーによる充電にも対応しているとのことで、いざという時にも安心です。
デタッチャブルタイプのキーボード便利過ぎる!
イラストを描き終わったらSNSへ投稿される方も多いかと思いますが、そんな時にはデタッチャブルキーボードが大変便利。
さらっと接続し、タイピングすることが出来ますので、SNSへの投稿もスムーズ。
私のようにタイピングはキーボードの方が圧倒的に早い方は、このデタッチャブルキーボードは大活躍すること間違いなしです。
動画閲覧には完璧すぎるスペック!
ドルビービジョン対応の有機ELディスプレイに、音楽、映画、ポッドキャストなどをクリア&立体的に表現するドルビーアトモス対応のオーディオシステムを搭載していることもありまして、動画の閲覧をされるならVivobook 13 Slate OLED (T3300) は完璧レベル。
さくっとテーブルの上にスタンドを使って立てて置き、お気に入りの動画をチェック。
家族と一緒に楽しませてもらっていましたが、満足度の高い体験となりました。
マニアックな話ですが、早い動きも残像を軽減してくれる応答時間(0.2 ms)も有難い。
ちょっと安価なタブレットパソコンを使用したりしていると、残像が残っていたりしたので・・・レベルの違いを感じました。
タブレットスタイルにしてソファの上で動画を見る・・・そんな贅沢な時間にオススメです。
まとめ
CLIP STUDIO PAINT PROを使ってイラストを描きたいけど、液タブを用意するのが面倒くさい。
そんなアナタにVivobook 13 Slate OLED (T3300)は、大変オススメの2-in-1スタイルのパソコンになっていました。
特にASUS Penとの組み合わせは最強で、タブレットパソコンの常識を覆されたように感じます。
デジタルイラストを気軽に始めたい、続けやすい環境を手に入れたいのであれば、間違いのない製品です。
今回紹介したASUS Vivobook 13 Slate OLED (T3300) の詳細は、以下のサイトをお確かめください。
→ASUS Vivobook 13 Slate OLED (T3300)