高性能なボイスレコーダーを探している。
会議やミーティングの議事録を作るのに「最適なガジェット」があれば教えてほしい。
そんなアナタにソースネクストが販売する「AutoMemo S( オートメモ )」のサンプルを提供して頂いたのでレビューを紹介します。
録音した音声を、AIが自動で「文字起こし」してくれるガジェット「AutoMemo S( オートメモ )」があれば、議事録の作成等も楽々。
「聞ける」×「読める」×「検索できる」が可能なボイスレコーダー、実際に使ってみた感想を本音でまとめていきます。
目次
AutoMemo S( オートメモ )開封の儀
では、「AutoMemo S( オートメモ )」が届いたところから紹介していきます。
こちらが「AutoMemo S( オートメモ )」のパッケージです。
開封して中に入っているものを並べて撮影。
- AutoMemo S( オートメモ )
- ACアダプタ
- 充電用USBケーブル(USB Type-C to Type-A)
- 取扱説明書
- 製品登録ハガキ
- 保証書
- 個人情報保護シール
- 画面保護シール
ACアダプタ。
充電用USBケーブル(USB Type-C to Type-A)。
そして、AutoMemo S( オートメモ )本体です。
サイズは高さ92mm×幅54mm×厚さ12mm、重さは約88gということで、非常に軽量&コンパクト。
スーツの胸ポケットに忍ばせておけば、こっそり録音することが可能です。
そんなコンパクトなボディでありながらも、2.83インチ(480×640px)の大画面フルカラー・タッチパネル・ディスプレイを搭載。
設定などの操作がタッチパネルなのは有難いですね。
AutoMemo S( オートメモ )の背面。
底面のインターフェース。
イヤホン端子、USB端子、マイク端子。
バッテリー容量は1800mAhとなっており、電池持続時間(待受)は120時間、録音は16時間行えます。
本体を正面にして右側には、電源ボタン。
上面にはスピーカーとマイクが付いています。
こちらが電源をいれた様子です。
AutoMemo S( オートメモ )は、録音した音声をテキスト化してくれるボイスレコーダーということですが、果たしてその精度は?
ボイスレコーダーマニアの自分が本音でチェックしていきます。
AutoMemo S( オートメモ )の性能をチェック!変換の精度は?
では、実際にAutoMemo S( オートメモ )を使ってみたいと思います。
最初に設定するのは、Wi-Fiへの接続。
そして、GoogleアカウントかアップルIDへのログインが必要になるみたい。
その後、プレミアムプランかベーシックプランを選ぶような形になっているんですが・・・、なんと無料プランだと月1時間までしかテキスト化できないようです。
有料でも月30時間まで。
このあたりは日々使用するユーザーからすると「短すぎるのでは?」というのが本音です。
なお、テキスト化できる制限時間についてはAutoMemo S( オートメモ )本体から「残り時間」を確認することが出来ます。
というわけで、たまたまミーティングがありましたので、AutoMemo S( オートメモ )の電源をON。
私は普段から「仕事の会話などは基本的に録音しているタイプ」なのですが、他の端末と比べて録音開始までの動作はスムーズだと感じました。
録音のスタートは、本体下部の録音ボタンを押すのみ。
録音中はブックマークボタンが表示されるようになるので、「後から聞き直したい場所」があったらブックマークボタンを押しておきます。
録音された音声については、とてもクリアで聞き取りやすい。
これは非常に重要なポイントになりますので、ボイスレコーダーとして高評価を付けたいですね!
再生速度なども変えることが出来ますから、学習用としても使い勝手が良いと感じました。
そしてこちらがテキスト化した音声データです。
謎に句読点が入ったりもしていますが、ほぼ完ぺきなテキスト化が出来ています。
音声をテキスト化出来る録音距離としては約3mということなので、ちょっとした打ち合わせ程度なら問題なく録音可能です。
テキスト化すると、何が便利?
テキスト化をすることによって、「あの時こう言ってたじゃないですか?」という言った言わない問題を解決するのに使えます。
録音データから「声を探すのは結構大変」なんですけど、「AutoMemo S」(オートメモ S)を使っていれば、文字検索が出来るので、簡単に探したい場所の音声を見つけることが出来るのです。
録音データを1つ1つ再生し、聞いていくだけでも大幅な時間のロスを生んでしまいますからね。
また、テキスト化された録音内容をメールで直接パソコンに送ることも出来るため、サクッと議事録なども仕上げられるのも嬉しいところでしょうか。
対談・ブログ記事制作に適している!
このAutoMemo S( オートメモ )を対談で使ってみると、とても効果的に使えると感じました!
話した内容を「そのままテキスト化」してくれるので、ブログの記事もあっという間に仕上がります。
インタビュー記事などを書かれているライターさんであれば、重宝するかもしれませんね。
テキスト化の精度
テキスト化の精度に関しては、自然な位置に「、」や「。」が入ることはもちろんのこと、意外と誤字脱字も少ないと思います。
ただ、テキスト化の精度に関して言うと、スマホで使用できる音声テキスト化と大きな差はありませんので、このあたりを「どう考えるか?」については、個人差がありそうです。
検索機能は確かに便利!
オートメモでテキスト化された録音データを検索をしてみたんですが、複数の音声データの中からあっという間に「指定した文字」を含む録音データをヒットさせることが出来ました。
録音することが癖になっている自分からすると、この音声データからの検索機能は神機能。
必要な情報を数分で見つけられる=驚くほどの効率化につなげられますので、重宝しそうです。
データは分割・フィルタリングも可能!
元の録音データを2つに分割し、別々のデータすることはもちろん、録音した年月でフィルターをかけて表示させることも出来ます。
タイトルを変更することも出来ますので、テキスト化の時間制限が気になるところではあるものの・・・「議事録」をためておくにも便利かもしれません。
まとめ
あの時なんて言ってたっけ・・・と、「聞きなおしたいことが多い」方、議事録の作成などが多い方に、AutoMemo S( オートメモ )は大変重宝するガジェットになっていると思います。
ただ、無料でテキスト化してくれる時間が月1時間であること、有料プラン(プレミアム)に切り替えても月30時間という時間制限があるところが・・・個人的にはネック。
正直言って、毎日のように会議がある人からしたら、月30時間もあっという間になくなってしまいますからね。
製品の性能がよかっただけに、この料金プランだけ見直してもらえると本当に助かります。