パソコンで絵を描こうと思った時、「板タブ(画面のついていないペンタブ)」を使ってもいいんだけど「液タブ(液晶画面がついたペンタブ)」の方が映像を見ながら直接ペンを動かすことが出来るので、どちらかといえば…やっぱり液タブを使いたい。
でも、液タブは「価格が高い」ので、諦めて「板タブ」を購入しようと思っている…。
そんな事を考えている方に向けて、安価に買えるオススメの「液タブ」として、GAOMONの液晶ペンタブレット「PD1161」をモニターさせてもらったのでご紹介!
なんと販売価格は21,999円(税込)となっており、板タブと比較すれば高価な商品ですが、液晶ペンタブレットの中では非常にお値打ちな商品になっています。
ある程度の性能を持った板タブを購入しようと思うと1万円前後だと考えれば、今回紹介するGAOMON「PD1161」は板タブの倍くらいの価格で購入できてしまう「ねらい目」の液晶ペンタブレットなのだ。
今回の記事では、その実力に迫ってみたいと思います。
液晶ペンタブレット「PD1161」のレビュー
まずはGAOMONの液晶ペンタブレット「PD1161」を開封し、セッティングするところからお伝えしていきます。
こちらが液晶ペンタブレット「PD1161」のパッケージです。
シンプルだけど、とても可愛らしいデザインになっていて、GAOMONのロゴマークも入っています。
フタを開封してみると、透明のシートにはいった状態で「PD1161」が登場しました!!
中に入っていた付属品もしっかりと梱包されていましたので、配達中に故障してしまう等のトラブルも少ないかと思います。
GAOMONの液晶ペンタブレット「PD1161」に入っていた付属品を全て並べて撮影してみた写真がこちらです。
- 電源不要ペンAP50 x1
- 電源アダプターx1
- ペンホルダーx1(替え芯x8 内蔵)
- グローブx1
- 3-1配線x1
- クイックスタートガイドx1
GAOMONさんの液晶ペンタブレットは、ドライバーはダウンロードする形になっていますので、内容としては非常にシンプルです。
さて、こちらが液晶ペンタブレット「PD1161」本体です。
11.6インチとなりますが、サイズ感としては9.7インチのiPadを横長にして、一回り大きくしたような印象。
15mmの厚さと1.65kgの重さになっていますので、ノートパソコンと一緒にカバンに入れて持ち歩き、絵を描くのもにも適しているかもしれません。※電源が必要です
- 画面解像度: 1920 x 1080(16:9)
- 液晶タイプ: IPS
- 上下左右178°の広い視野角
画面の横にはカスタマイズが可能な8つショートカットキー用のボタンが配置されています。
過去に使ってきた液晶ペンタブレットとの大きな違いは、裏側にスタンドがついていないこと。
滑り止めが4か所についていて、板タブレットのように平行に絵を描くような形状であることです。
横の部分を見てみると、ケーブルの差込口と、ボタンが配置されています。
付属品もチェックしていきます。こちらはコンセントです。
ペンスタンドもついており、この中には替え芯が8本入っています。
使用頻度によっては、早めに交換が必要となりますので、大切に使いたいですね。
付属のペン「ArtPaint AP50」は何と充電を必要とせずに使うことが出来るようになっている優れもの。
「ちょっと絵を描きたい」と思った時にペンが充電できてなかったりすると、何もできなくなったりして…最悪ですから、この仕様は最高です。
続いて、お絵かき用の手袋。
右手に装着してみましたが、男性の割に手が小さい自分であってもちょうどよいくらいのサイズ感になっていました。
その他のケーブルです。
取扱説明書は当然日本語で書かれています。
フィルムもはがしつつ、いざセッティングにはいっていきましょう。
GAOMON PD1161をセッティングしてみた!
今回設定するのは「Windows10」のデスクトップパソコン。
使用するソフトはClip Studioになります。
必要となるケーブルを全てつないで、ドライバーをGAOMONさんのホームページからダウンロードしたらインストールを開始です。
すると、あっという間にセッティングは完了しました。
ショートカットキーの設定などは、ドライバアプリより調整が出来るようになっているので簡単です。
こんな画面から、ボタンを押した際のショートカット設定を行います。
筆圧の感度なども調整可能。
あとは作業領域の調整とかですね。普通の液晶ペンタブレットと同じく、ちゃんと設定が出来るようになっています。
早速Clip Studioを立ち上げて、さっさと線を描いてみましたが、遅延なども特にないし、使い心地は良好です。
あれ・・・・、これで十分かもしれない・・・と本気で感じました。
もちろん画面は大きいほうが描きやすいとは思いますが、描きたい絵の種類によっては十分と言う話ですね。
最近の僕はというと、ちょっとした小さなイラストを描くことが多くて、iPadを使ってサラッと描いていたんですが、使えるソフトの兼ね合いで「パソコンで絵を描きたい」と思うことも結構あったので…GAOMON PD1161は非常に使い勝手がイイと感じています。
- サイズがコンパクトで置き場所に困らない
- 筆圧・描き心地は十分なレベル
- ちょっとしたイラストなら作業領域も十分
- これで2万円ちょっとなら買い
と言った感じでしょうか。
では、そんなGAOMON PD1161のデメリットは何かあるか?と言えば、やはり角度の問題でしょう。
デスクに平行におかれている画面に描き込む形になりますから、自分が少し前のめりにならないと、ちょっと画面が暗くなるんですよね。
特に画面の明るさを調整したわけではないですが、角度を変えてみると「先ほどの写真よりも明るくなった」と思います。
このあたりは「角度付きに慣れていただけ」の慣れの問題だとは思うので、しばらく使ってみて、また追記したいと思いますけど、今のところは違和感を持っている感じですかね。
しかしながら、価格と性能を考えたら…十分オススメしたい高コスパな液晶ペンタブレットであることは間違いありません。
板タブ・液タブどっちにしようか迷っている。
そんなアナタにちょうど良い商品になっているかと思うので、ぜひ販売ページをチェックしてみて下さいね。