Ankerさんのロボット掃除機「RoboVac 10」をモニターさせていただいてから約半年。
究極の時短家電ともいえる「ロボット掃除機」が家にあることで、
「どれくらい生活が変わるのか?」を試させてもらっていました。
結果、ずっと使ってきたキャニスター型掃除機を使わなくなり、
ロボット掃除機とスティック型クリーナーをメインとして
家の中を掃除するようになりました。
かつてはルンバを除く、格安ロボット掃除機は使えないと言われていた時代もあったようですが、家電批評の12月号でもAnker「eufy RoboVac 20」がネクスト神機として紹介されるようになったように大幅に進化。
そんなAnker「eufy RoboVac 20」と同時期に販売された「eufy RoboVac 11」を、Anker様より今回ご提供していただきましたので、こちらの記事にて徹底的にレビューを紹介したいと思います。
同社が販売していた旧商品との比較、そして進化したポイントなど、詳細に検証させてもらいました。
目次
Anker「eufy RoboVac 11」のレビュー!掃除力・稼働力が凄い。
まず、こちらのAnker「eufy RoboVac 11」を使用してみて感じたのは、
前モデルと比較すると静かに掃除が出来るようになった事。
バッテリー商品を沢山扱ってきたAnkerさんのノウハウを投入しただけありまして、
稼働時間は約90分間もあり、部屋の隅々まで「しつこく」掃除をしてくれます。
同社の販売する「eufy RoboVac 20」では連続使用時間が約200分となっているので、
一度の掃除にかける念入りさは負けるかと思いますが、
こちらのAnker「eufy RoboVac 11」でも十分、部屋中を完璧に仕上げてくれる印象。
何度も何度も部屋中を巡回し、
落ちているゴミ・チリ・ホコリを吸引していきますから
一見キレイに見える部屋でも終わってみると
ダスト容器に驚くようなゴミが溜まっていることもありました。
吸引力は強くはないが、前モデルよりパワーアップ
雑誌などをチェックしていると、
吸引力という分野ではルンバなどの上位モデルと比較すると、
それほど強いわけではなさそうですが、
それをカバーするだけのタフさによって部屋をキレイにしてくれます。
自分は、Anker社の製品しか試したことがないので、他社との吸引力のパワーなどの比較はできません。
ただ、前のモデルよりも吸引力はパワーアップしてるように感じます。
リモコンを使用する事でフルパワーに設定できたり、重点的に掃除してほしいポイントを指定できたりしますので、ゴミをしっかりと吸引してくれています。
多少「 RoboVac 10」と比較するとダストボックスが大きくなったためか、本器も大きくなってしまいましたが、ソファの下など、人が掃除しづらいところにもグイグイはいっていきました。
これでロボット掃除機の中では格安機なのですから、驚きです。
格安機の基準:ロボット掃除機の格安機の基準はU3万円となっているみたいです。確かにルンバやダイソンなどの上位モデルは10万円を超える物もありますので、そういった中ではU3万円はお値打ちと言えるのかもしれません。
障害物への対処は必要
ただし、コードと微妙な段差(2cm程度)が重なり合っている
ホットカーペットの隅にある電源の部分や、
上り坂になっている置物などの障害物には前モデルから変わらず、
乗り上げてしまいストップしてしまうことも、しばしば。
前モデル「 RoboVac 10」で乗り上げてしまった
同じポイントでストップしてしまったのは残念なところですが、
その他、壁などへのぶつかりは赤外線センサーの性能がよくなったようで、
優しくなったように感じます。
乗り上げてしまう場所に、
何か物を置いて避けるようにしないといけない必要がなくなったら、
最強のロボット掃除機へと進化していくような気がします。
Anker「eufy RoboVac 11」のボディや内容を紹介
では、そんなAnker「eufy RoboVac 11」が届いた所から紹介していきます。
2016年の9月21日に新家電ブランド「eufy(ユーフィ)」を発表して以来、
Ankerの家庭向け家電はeufyから販売されるようになりました。
このロゴがはいった箱は初めてみましたが、
温かみのあるロゴとイメージカラーになっています。
Anker「eufy RoboVac11」自動掃除機ロボットのイラストが入っていました。
では、早速開封していきます。
開封すると、直ぐに使うためのクイックスタートガイド、取り扱い説明書がはいっていました。
そしてこちらがAnker「eufy RoboVac11」です。
前モデルRoboVac10はブラックモデルでしたので雰囲気が全く違います。
少し大きい印象だったのですが、それもそのはず、
ダストボックスが約30%大きくなっているし、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しているからのようですね。
本器を横に置くと、充電ステーション、サイドブラシ、リモコン、フィルターなどの部品がはいっていました。
こちらが取り出したAnker eufy RoboVac11本体です。
上部は光沢のある強化ガラスカバーのデザインとなっており、汚れがついてもキレイにふき取る事が可能です。
真上から見ると全体がホワイト一色に見えますが、サイドはブラックとなっています。
こちらのダスト容器取り出しボタンを押しながら引き抜くことで、取り出す事が出来ます。
サイドには電源のスイッチと、充電用のソケットがあります。
充電ステーションを使われる方は、このソケットは使用する事はありません。
ひっくり返して裏側を見てみます。
回転ホイールがまわることで、自在に部屋中を掃除する事が出来ます。
両サイドについた落下防止センサーにより、階段や玄関の段差などに落下しないようになっています。
定期的にメンテナンスが必要です。
こちらからゴミを吸引していきます。
大き目の車輪が両サイドについています。
この車輪が大きく動くことによって、段差を軽快に乗り降りすることが出来ます。
部屋の隅のごみをキレイにするサイドブラシは、交換用の2個を含み、4つ入っていました。
こちらがそのサイドブラシを取り付けたAnker eufy RoboVac 11です。
これで直ぐに使う事が出来ます。
単四電池2本で動くリモコンも付属しています。※電池は別売り
- 充電ステーションに戻したい時
- オート掃除
- 特定の場所で円を描くように掃除
- 壁周辺の掃除
- 一部屋を掃除するモード
- マニュアル掃除(リモコンで場所を誘導)
- 掃除の予約
- フルパワーモード
などをリモコンで指定する事が可能です。
こちらが充電ステーションです。
左右1m以内、前方2m以内の範囲から障害物を取り除いて、コンセントに差し込んで使用します。
常にコンセントに差し込んでおかないと、Anker eufy RoboVac 11が充電ステーションに戻ってこないので注意しましょう。
一度、コンセントを抜いたらどうなるか?と試してみたところ、本器の青く光る部分が赤く光った状態(エラー)で、低速ながらも充電ステーションをずっと探し回っていました。
RoboVac11とRoboVac10(前モデル)を比較してみる
最後は、前のモデルRoboVac10との比較をしてみます。
まず大きさですが、若干ではありますがRoboVac11のほうが大きくなっています。
真横から見えても、こんな感じでわずかながら高さも新型のほうが大きくなっています。
約30%大きくなったというダストボックスの比較です。
しかし、改良されて良くなったのは大きさだけではありませんでした。
RoboVac11はフィルターの交換用に上に扉がついたので、
フィルターの掃除・交換が簡単になりました。
なお、ダスト容器とフィルターの掃除はこんな感じで行えます。
清掃ブラシや掃除機をつかってキレイにしておきます。
フィルターカバーとフォームフィルターは水洗いが出来ますので、定期的に行っておくと良いですね。
なお、HEPA式フィルターは水洗いが出来ませんので注意してください。
HEPA式フィルターを取り付ける事で、ダニやカビ、ペットから出るアレルギー物質を取り除きつつも、排気に関してはキレイな状態に保ってくれます。
水にぬれると正常に働かなくなります。
レビューのまとめ
ロボット掃除機を使い始めて感じたことは、とにかく時短になると言う点。
また、思っていたよりも部屋がキレイになるという事。
そして今回、進化したeufy RoboVac11を使用して感じたのは、
掃除力などがパワーアップし、価格帯としてもお値打ちに手に入れる事ができる時代がやってきたという事。
でも、ロボット掃除機市場でみれが、価格帯がちょっと高くて手を出しにくいのも本音。
そんな時に検討してもらいたいのが、格安機と呼ばれるU3万円のロボット掃除機であり、
格安機の中でも高評価を得ているeufyのRoboVac11。
まだロボット掃除機を使ったことがない方は、一度チェックしてみてください。
きっとその進化に驚かれると思います。
なお、Ankerおよびeufyが販売する製品に関しては18ヶ月間の保証がついていますので、もしもの時にも安心です。